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メープルランドの日常

~愉快でユーモラスなバイリンガル都市生活ブログ~

【182】アイスストームで大規模な停電


4月に入って

雪も解け始め、

少しずつ春に近づいてはいるなあと思ってきた矢先、

雪にはならない微妙〜な温度で雨が降った日があった先週。


こうなると

木の枝に付いた水滴が氷になり

枝がものすごく重くなるのです。

icestorm2023



氷の桜が咲いたように

風景的にはとてもきれいで神秘的でありさえするんですが、

重くなった枝に耐えきれず

木ごと折れて

電柱や電線に落ちたり

車上に落ちたり

とにかく危ない




https://youtu.be/fEcwDooFTcg
【動画】こんな感じです(英語)
ちゃっかり首相まで様子を見に来ている謎の親近感カナダあるある付き♪



夫が「下手をすると停電とかになりそうだよね」

と雨の降り始めた頃呟いていたのが

大当たりしてしまいました



その日のうちに

モントリオールの100万世帯以上で停電。


うちのマンション区画は大丈夫でしたが、

その影響でWiFiが4日間使えず

ちょっと不便な日々を送っていましたが、

これは幸い。

数日経っても停電が続いていた地域もありましたので、

家がオール電化な人は料理もできないし

冷蔵庫だって温まってしまいます。



近所も至るところで木がごっそり倒れていたりして

その晩

「明日は停電のため学校閉鎖です」

都教育委員会からメールが来ていました。

停電でバッテリー少ないとかの人はこのメールさえ携帯で見られない人もいそうだけど!?


ただでさえ

先週は

金曜から月曜までイースター(誕生祭)の4連休だったのに

娘は学校閉鎖のあった木曜日から

5連休となってしまい

親の負担が増え

おいおい大迷惑って感じなんですが。



その辺は理由が理由なだけに

仕事などは簡単に休めてしまうことも

カナダのいいところではあります。


ただ、娘と息子を

家の中で退屈させないように過ごすのは

一日でも大変なのに

5日もあるなんて

気が遠くなリました(苦笑)


幸いその後h天気が良い日が続いたので公園へ。


折れて落ちた枝が無数に広がっていた公園内でしたが

枝で基地を作ったり楽しそうで、

子供たちは災害も遊びの一部になってしまうので

いいか悪いか。



そんなことがあった先週でしたが、

今日は

なんと気温が27度もあり

みんなTシャツ短パンで

出歩いているっていう。



モントリオールの4月の天気は本当にわかりません。


多分、

あと一回くらいは

雪がふるのが通年の春前となっているので

27度あってもまだ、

スノーブーツはしまわずにいます(笑)





  
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テーマ: 季節を感じる | ジャンル: ライフ

【181】雨女は雪女になる冬の方程式




ちょっと前まで冬真っ盛りのモントリオールでしたが、

雪が解けるくらいの日があったり

ちょっとずつ春に向かっている気はします

ただ実際5月中旬までは

油断ができない大雪なんかがあるのが通例なので

まだまだ楽観視できないのですが(笑)



先週末(3月中旬)に聖パトリック祭(アイルランドのお祭)があって

中心街にパレードを見に行ったんですが

2時間くらい外にいるのはそりゃあもう寒かったです。

stpat2023-01

stpat2023-02



stpat2023-03


この日の気温はマイナス11度、

体感温度マイナス15度、風あり。


普段こんなに長時間外でぼっ立ちする機会はないので

久しぶりすぎて参りました。

防寒対策をもうひとレベル上げていくべきだったと後悔。


スノーブーツを履いていたのに

足の指先が壊死するかと思いました。

stpat2023-04
トランペット演奏者も防寒カバーが必要です




モントリオールが最低気温を出すのは2月か3月です。


今年も2月に、日中でも

マイナス26度、体感温度マイナス40度の日が数日

ありました。



毎年のように冬になると

このような極寒の地に住んだことがない人がよく口を揃えて聞いてきます。

「一体どうやって暮らすの?」

と。


確かに温度を数字だけ見ると

冷凍庫より低いです。

マグロの冷凍庫かよ~!って勢いです。



でも改めて言いますが、

セントラルヒーティングのお陰で

家の中や建物内はすべて常に20度くらいはあります。

寒さを意識することは屋内に居る限りありませんので

暮らすのには全く問題ありません。


外に出るときは

それなりの格好をするので

長時間外に突っ立てる用事はほぼないので

大丈夫です(笑)


実際この外気に触れる可能性があるのは…

外でバスを待つ間と、

地下鉄駅まで歩く間と、

車に乗り込むまでの数メートルだけです。


そうでなければモントリオールに

こんなに沢山の人間がそもそも暮らしていないはずです(笑)




モントリオールの中心街には

地下鉄駅と直結の

10キロ以上もある大きな地下街があり

ショッピングから歯医者からレストランから

屋外に出なくてもTシャツで過ごせる大空間もあるのです。



暮らしていて思うのは、

問題は温度の低さ自体ではなく

それに伴う着こなしと、

やるべきことの条件と状態のマッチングの方です。




生活する上で

車があるか、店やスーパーが近所にあるか、

などの自分の状態が

生活上の作業をより楽に行えるかの条件との

難を生み出す方程式のXの値を

想像と経験と好みで解かなければならないことです。



そのXの値(=難)がYの値(余裕、良点)の兼ね合いで

自分のキャパシティ圏内かどうかを求めるためです。



最低気温がたかが氷点下くらいにしか気温が下がらず

雪もほぼ見ないでぬくぬくと静岡中部で育った私には

モントリオールに来るまで

ここまで真剣にこの手の方程式立てたことがなかったです。
ちなみにバンクーバーなど西海岸は同じカナダでもそこまでシビアな冬ではないので、ひとくくりに「カナダの方程式」にはならないんですが。



ちょっと分かりにくいと思うので

例を上げてみます。



今は一歳児を子育て中なので

条件も状態もかなり絞られますが...


例えば、

比較的簡単な例ですと…

「徒歩圏内の大きいスーパーに行きたいとき」

私の場合の方程式がこれです。



---------------------------------
Xの値(=難点)
Yの値(=余裕、良点)を求め、
キャパシティーを比較。
---------------------------------



状態: 積雪有り、息子同伴
条件: 抱っこ紐移動、キャリーカート持参


X=Y÷(抱っこ紐) × Y÷(リュック) × Y÷キャリーカート


Y=移動中片手が開く、リュックにも買ったものが多少入れられる、キャリーカートに入れられる分の比較的たくさん買い物ができる

X=ダウンコートの上から抱っこ紐でかなりモコモコになる、息子が重い、リュックの分重い、スーパーのカートにキャリーカートが載らない場合がある、息子が行きに眠ってしまうと買い物中にカートに載せられず重いので買い物が短時間になる可能性がある、積雪がありすぎるとキャリーカートがうまく転がせない


winter-houteishiki-01
スーパーのカートが、キャリーカートを載せられるタイプのスーパーだったらラッキーこの上ない。



状態: 積雪有り、息子同伴
条件: ベビーカー移動、キャリーカートなし(手提げ袋のみ)


X=Y÷(ベビーカー) × Y÷(リュック) × Y÷手提げ袋

Y=移動が楽、買ったものがベビーカーに載せられる、リュックにもたくさん入れられる

X=積雪量によってベビーカーが通れない道があり近道ができない、またはそもそもベビーカーが使えないかもしれない、スーパーのカートや籠がベビーカーと同時には使えないので実はあまりたくさん買えない、手提げ袋だと入らない食材がある



このように少し条件や状態が違うだけで難が変わってきますし、

それが温度によって致命的になったりです(笑)


晴れている日と雪の日ではまた違います。


晴れの日の方が気温は低い傾向にあるし、

雪が降っていると荷物も着こなしもプロテクションも変わってきます。

また、

前日がどんな気温だったかによって

歩道が凍っていたら外出は致命的になりかねるので

実際はもっと複雑な方程式になってしまうのですが、

絶対にXの値のほうが値が大きいのです。




これはあくまでも歩きで、一人で息子を連れて行く場合です。

娘もついてきたりすると不可能なことも。

夫もいるとかなり難は減ったり。



出発前に状態の把握が大切になってきます。


それに

息子の年齢が上がると

抱っこ紐も無理になってくるのですが。

すでに10キロ超えている息子に

スノージャケットやブーツをはかせて

自分も厚着した上で抱っこ紐は汗だく作業であり、

ベビーカーだと積雪量や除雪具合ではそもそも移動が不可能です。



winter-houteishiki-02
すべてを踏まえてもキャリーカートはおばあちゃんみたいだけど(笑)かなり重宝しています。
数年前、Walmartという大手のスーパーで衝動買いして大正解。



雪の多い時期は

できるだけ買い物回数を減らそうとするのですが

その分一回の量が増えるのでなかなか頭が痛いところです。


車があったら楽だろうと思うんですが、

これはこれで駐車場問題と

市の除雪車の時間帯の兼ね合い、

車自体の除雪問題とメンテナンスの

方程式がいくつも発生するので

それはも〜う何倍も大変であります(笑)


まだ徒歩圏内にスーパーがある街中に住んでいるので

方程式もこの程度なんですけどね(笑)



最強の雨女の私が

冬は雪女になるのがせめてもの救いだったり(笑)



いいか悪いか

雪の降ってる日のほうが

気温は高めであることがほとんどです。


買い出しの予定を立てる上で、

天気予報が簡単にネットで見られる時代で良かったなあと思います。


このように

雪国ならでわの苦労もあったりしますが、

気温自体が問題になることはかなり少ないのでした。





  
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【180】日本から買ってきたもの



3個だったスーツケースが帰りは5個になってしまった理由に

円安でエスカレートした買い物が大きいです


その中で一番大きな買い物、

しかもする計画はなかったものが

炊飯器



うちで使っているものはまだまだ使えるのですが、

もう10年以上使っているので

さすがにお窯のコーティングが剥げていまして

変え替えようねとは数年前から話していたのですが。


帰国の際、電気屋に寄った際、

夫の衝動買いみたいなかんじで買うことになってしまったのです。
普段ほぼ買い物というものをしない(きらう)夫が欲しいという時は大概買うことになります。



炊飯器なので日本製に越したことはないし、

ネットで探してもこの値段で買えるはずもない、

のは目に見えていたのですが。


しかも旅の前半に買ってしまったので

持って帰らないわけにはいかず・・・

5合用のものですが、スーツケースに入れると4分の1は幅を取るし

重さもなかなかでした




あとは

卵関係の調理器具


滞在中、初めて「温泉卵」に遭遇してしまい感動していた夫が

100キンで「温泉卵メーカー」を購入。


帰ってきて(スーツケースもまだ片づけていないのに)

さっそく使って詳細を研究していた夫。


うちのレンジとの相性では

きっかり1分6秒でチンすると

ちょうどいい温泉卵ができるようです。


それから卵の殻をきれいにむく器具。

なくても死なないけど、

あると便利という100キンの便利グッズから目を離せません(笑)


あとは充実していたかわいい文房具、

こちらではほぼ見つけられないシンクの三角コーナー、

とにかく性能がいいのに格安な化粧品類、

子供たちの衣類、

日常食品(ふりかけ、カレー粉など)です。



モントリオールで同じものを手に入れたいなら

最近は4倍から15倍くらいの値段がするので、

いっぱい買いすぎたような、

まだほかにも買いたかったような、

買い忘れたような(笑)・・・

いや絶対買い忘れた!


次回いつ来られるかわからないので

これは仕方ないと思っています。


こちらでは1~2$で買えるものなんてまず存在しないこの頃なので、

とにかく100キンやスーパーは1日いても飽きないパラダイスでした。


スーパーのおつとめ品でコロッケが38円とかになっていて写真撮りそうになったわ(笑)

japantrip2022-06
フランスのチーズかワインコーナーに匹敵する、日本の味噌や納豆、豆腐セクション(笑)


コロナの時期は

郵便事情がさらに悪化していたし、

最近では日本からちょろっとなにか送ってもらうのも困難になりました。

いろんなものがデジタル化して

小包でさえ

郵便局窓口で簡単に出せなくなったようで、

ネットで申請書を英語で作成してプリントアウトして・・・

という作業ができないと送ってもらえません。



両親世代にその作業が簡単にできるはずもなく・・・

友人にも送って!なんていうのも気軽に言えなくなりました(苦笑)


その結果、

スーツケースを2つも足してしまう結果に。

自分のものはほぼ買えませんでしたが、

やっぱり子育てをしていると

自分のものの物欲はかなり薄いので

それくらいで良いのかもしれません。







  
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【179】 日本滞在中の行事4つ





帰国時の今回一番よかったのは

娘の幼稚園体験入学でした。


私の母校に事前にお願いして

娘を日本の幼稚園年長さんのクラスに預けることができました。



海外在住者の中では帰国時に結構やる人が多い、と聞いていたんですが、

私たちもダメを承知で連絡を取ってみたところ

とても快く歓迎してくださり、

たった4日間でしたが

娘は餅つき、クリスマス会、12月生さんの誕生会など

100%の日本語の環境で1日を送ることができました。




すごいのが1日目終了後、

娘が実家でほぼ全て、日本語でしゃべっていたことです



知っている言葉をフルに活用して

ちゃんと祖父母と会話をしていたり、

全ての受け答えも日本語に変身していました。

単語ではなく文で、

しっかり副詞やオノマトペなども使って


異国の地で地道に生まれてからずっとずっと日本語で話しかけてきて

本当に努力の甲斐があった!と思った瞬間でもありました。゚(゚´Д`゚)゚。

あふれる泉のように、

どこで覚えたの?と思うような単語を

バンバン口から飛び出させていた娘。

ちょっとした返事も全部「うん」って日本語で。
普段は「OUI(ウィ)」なのに!


想像するに、

幼稚園で同じ年の子供たちが日本語でしゃべって、

自分と会話ができる、わかる、という感覚が

まさに生の体験で娘に届き、

世界がパーッと広がったようです。



モントリオールで週一通ってる日本語センターの子たちは

困ったらフランス語や英語で切り替えて通じてしまうんでしょうけど

日本ではそうはいかないってことがわかったみたい。


これには

夫も目を丸くしていて、

両親と夫の会話を通訳さえしている姿に感動していました。
(私の仕事がちょっと減った!)


こんなにも速攻の影響が大きいと思わなかったので

本当に驚いています。



それにしても幼稚園の先生や事務の方、

本当に本当にお世話になりました。

たった4日間でしたが、

カナダからやって来たこんなに自由人の娘と

たくさん遊んでくれたクラスの子たちも

一人一人に感謝したい。


最後の日は餅つきの日などの写真や、

クラスの子の寄せ書き、

娘の書いた工作もきれいにまとめてくださり

なんやらプレゼントまでいただいて・・・・

日本ならではのきめ細やかな(ある意味やりすぎ!?)配慮が泣けました!!

娘にも素敵な思い出になっているようです。

数年後は息子にも体験させたいと今からもう考えています(笑)



2つ目は、

一歳になった息子の一升餅祝いです。


ある意味、

夫に日本文化の見せつけでした(笑)


娘の時は日本帰国のタイミングではなかったのでできず、

今回は!と

ネットで名前入りの餅を注文して

息子に背負わせました。



重いからか

いとこたちも大勢いて周りが騒いでいたからか

わかりませんが、

絵に描いたような大泣き!

japantrip2022-10



まだまだスムーズには歩けない一歳なのに

みんなではやし立てるわけです。



地方によってはわざと転ばせる風習もあるみたいで

それを夫に話すと

半泣き顔で

「なんでそんな過酷なことを強いるのだ?かわいそうに。意味があるのか?」

と言っていました。


一升と一生をかけた語呂合わせなわけで、

伝統だとしか言いようがないけど、

確かにわざと泣かせるようなことをこんな小さな赤ちゃんにするなんて

短時間とはいえ、ヒドいかぎりですよね(笑)

欧米では虐待もの(笑)な考えですわ。


確かにかわいいーって傍から大人は思うのですが、

本人は状況把握に必死で

ギャン泣き。



将来を予想する「選び取り」もやりまして

未来はスポーツ選手、だそうです(笑)



あともう一つ夫(と娘)に文化体験として意味を持つ

父親の傘寿祝いがありました。


父もいつの間に80歳・・・
娘も年を取るわけだわ


金色のちゃんちゃんこを着せた時点で夫は

「なんでこんな(ダサい)格好?」

と。(笑)


ついでに特注のだるまの目入れもやりました。

孫たち6人が右目をみんなで少しずつ黒く塗って

父が左目に目入れをしました。

japantrip2022-08


小さい頃、

異常にダルマを怖がっていた娘も金ピカのじいじのダルマは

大丈夫みたいで成長を感じます。


こんな日本文化行事の数々、

知ったように書いてしまってますが

私もあまりそこまでなじみがないものだったりしたので

事前にネットで調べて研究したんです(笑)



見様見真似で仕切ってやった割には

夫や娘はもちろん、

久々に会った甥っ子姪っ子たちにもいい時間となったのではないでしょうか。



あとは娘の七五三です。

3歳の時と同様、

私のおさがりの着物を着付けしてて頂きました。

3●年前の自分の着物、

着た記憶がたしかにあります。


やっぱり昭和の着物は発色が違う気がしました!

japantrip2022-09


朝から写真スタジオでドレス、着物と撮影、

お昼を挟んで

お参りです。



とっても似合っていて、

張り切っていた娘ですが、

とにかく寒い日で強風が凄まじく

お参りが済んで境内で写真を撮ろうとしたのですが

疲れもあるのか、

寒がって嫌がって写真を撮らせてくれず、

夫と喧嘩になっていました(笑)



もう成人まではこんな機会ないので

せっかくなのにーとおもう夫の気持ちと

とにかく寒くて疲れたーと

今を生きる娘の気持ちと。

これも七五三あるあるの思い出として

覚えておくことかなあと思ったり。


3歳の七五三では来日までしてくれたフランスの両親にも

娘の成長ぶりを再びの着物姿で

伝えることができるかなあと思います。





夫が外国人じゃなかったらここまでちゃんとお祝いしなかったかもな。


日本にいないほうが日本文化を重んじる傾向にあるようです(笑)



出費もたくさんありましたが、

いい思い出と逆カルチャー体験がたくさんできました。





  
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【178】移動が拷問級だった日本帰国2022



2023年、明けましておめでとうございます。

また、瞬く間に年が明けてしまいました。

今年もよろしくお願いいたします。


年末日本に帰国していたので、

バタバタと時が過ぎてしまっています。


久々の日本はやっぱり無理しても行ってよかったです


japantrip2022-07
ファミレスのサーバーロボットには戸惑いました!


まず円安であったこと、

やはり慣れ親しんだ日本食がたくさん食べられたこと、

地元静岡の友達に会えたこと、

ちょっと遠くからわざわざ会いに来てくれた優しすぎる友達もいました。

japantrip2022-03

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そして

緑茶、海鮮、

海、潮風、

みかん、

富士山。

japantrip2022-05



地元で温かく迎えてくれた

家族や友人に感謝です!!



それにしても今回一番大変だったのは日本まで・からの「移動」でした。


去年10月よりコロナの規制が緩和されて

外国国籍である夫の日本入国がビザなしにやっとなり、帰国を決めたはいいんですが、

問題だったのは渡航費。


モントリオールからの直行便はなんせ探し始めた当時でも、

おひとり様25~30万円くらいしていたので

とてもでないがx3人分(2歳以下の息子は無料)は出費が多すぎということで

秋にいろいろ探しました。


燃料費も値上がり、インフラでいろんなものが値上がりしているので

そんなに容易く安い航空券が見つかるはずもなく・・・

あっても不条理なアメリカ経由。


いろんな面でアメリカ経由は避けたい理由があったので

結果、

ヨーロッパ経由の

超がつくほど長いフライトを選ぶことになってしまいました。




何とか半額以下で見つけることができたんですが、

これはとてもラッキーなことで、

条件は帰りが大みそかのフライト限定、

味気ない年越しになること間違いなし、

そして行きは空港でのトランジットを含め22〜23時間
(家から出る時間は含んでないです)

帰りは35時間という途方もないフライト時間のチケットでした。



結果からいうと

お勧めは絶対しません(笑)



特に子連れでは

何かの拷問?というくらいつらい移動でしたね(笑)


もう終わったことなので言えるのですが。




行きは

何とか少なめにと頑張って荷を作り、

大きいスーツケース2個、小ぶりのもの1個に収めました。

まだ乳飲み子な1歳息子を膝に乗せつつ

機内食も夫と交代で息子を抱きつつ何かこぼしたりしないか

息子と娘を見張りつつひやひや、

食べた気なんかしません。

自分のトイレは4の次。

機内のトイレにまだ一人ではいけない娘と

息子のおむつ替えのタイミングがなにしろ優先です。

そんなこんなでほぼ一睡もできずの往路、

出発した日から長い1日(実際は2日以上)が経って

やっと日本に着いたという感覚でした。



我ながらタフです。



夫も旅慣れた人間で本当に良かったと思いますが、

着いたときは二人とも数年老け込んだ顔でした(笑)





帰りは・・・


いろんな誤算があり・・・・

スーツケースを買い足したりして、計5つとなり(笑)

どう考えても空港まで大人二人+子供(一人抱っこ紐、一人駄々っ子 笑)

で運べる量ではないんです(笑)

夫がトム・クルーズに見えるはずもないのに

ミッションインポッシブル!!



荷造りが終わったのが出発当日なので

空港へ郵送することもできず、

夫が白髪を増やして頑張ってくれましたわ(笑)

私も息子を抱っこ紐で抱えながらあざを作って運びました。


品川駅構内の人込みの中の移動がほんと辛かった!!



幸い遠い成田ではなく羽田発の夕方発の便だったので時間に余裕はあったものの、

息子が「下痢」のおまけつき


羽田、パリ、アムステルダム

各国すべての経由地で漏らして着替えが3回(笑)

計9回もうんち替え。

これまた一睡もできずな35時間強でした。



元日で混み混みのモントリオールの空港まで

親友のトーマスがわざわざ車で迎えに来てくれてたのが

神の救いかと(笑)



もう一回やれって言ったら考えちゃうけど(笑)

夫との連携プレーがスムーズにいけば不可能じゃないことがわかってしまったので

(30~45万円浮かすためなら)またやるかも?





滞在は3週間弱でしたが、

ほぼ地元にいまして、

ゆっくりしたいと思っていたのに

なんだかんだ

イベント続きでした。


幼稚園体験入学、

七五三参り、

息子の誕生会パーティー、

一升餅祝い、

父親の傘寿祝い、

クリスマス、

ざっとこれだけでも盛りだくさんで

あっという間でしたが、

旅の間中、

変な感覚にとらわれました。


地元の道を歩いていると、

やっぱり「家に帰ってきた」と思うんです。

小さいころから、通学、通勤と使っていた道ですから。

市内を走ると

そうそうこの辺にこんな店があった、

あれ?店、変わってる・・・と

懐かしかったり戸惑ったり、

でもやっぱり知っている雰囲気が「帰ってきた」そう感じさせるんですよね。


でも

行きも帰りも経由したパリも、夫の故郷ですから頻繁に行く国なので、

なんとなく「ああこういう感じだよな、フランス、帰ってきた」

みたいな懐かしさ?のようなものを感じたんです。



でもでも

今となっては自分の家があるモントリオールに帰って来た時

「うちに帰ってきた」とやっぱり落ち着くんですよね。

いったい自分が何者!?!?と

ちょっとおかしな気分になりました。


自分のことばかり書きましたが、

夫も少なくとも6~7回来日経験があるので

私の地元の裏山に登ったりするとき「帰ってきた」って感じるのでしょうか?

休暇といっても毎回忙しく過ごしているので、

夫とゆっくり話したりする時間もなかった・・・

今夜聞いてみます(笑)




柿の種、アルフォートチョコを食べて実家のリビングで日光を浴びると

家にいる、と思うそうです(笑)

なんだそりゃ。




  
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テーマ: お散歩・お出かけ | ジャンル: ライフ

【177】6歳の娘が信じている物



9月からプリスクールに通い始めてからというもの、

娘のボキャブラリーが爆発的に増え、

喋り方も周りの影響なのか

大人びた言い回しや表情や表現が飛び出してくるので

成長過程に驚く毎日です。


一歳半から5歳までの間、

少人数の託児所にずっと預けていたので

やはり学校という社会生活への切り替えは

大きなステップだったのではないかと思われます。


とは言っても!

まだまだ幼い6歳児。

彼女の感覚で、彼女の小さい世界観の中で、

「信じているもの」があり、

純粋ながらに面白く、可愛いんです。

今回はこれをリストアップしてみました。



まずはこの時期になると話題に上がってくる、

「サンタクロースの存在」


11月頃になるとソワソワして

サンタクロースへ欲しい物の絵を描いた手紙を書きます。

私が「郵便で出しておくね~」

と言って預かると決まって翌日、

「ちゃんと出してきてくれた?」

と確認を入れてきます。

イブの夜、ちゃんと寝ていないとサンタは来ない、

煙突がない家は魔法で壁から入ってくる、

と思っています。

親としてはこれはできるだけ長く信じさせてあげたいかなあとも思ってるのですが、

今年は学校で他の子から色々耳にしてくるのではないかと

少々ドキドキです。





次に、「歯の妖精の存在」です。

英語ではtooth fairy というのですが、

乳歯が抜けたら、枕の下に置いて寝ると

歯の妖精がコインに変えてくれる、

というものです。

先月、初めて下の歯がしかも二本、同日に抜けたので

早速枕の下においてコインをゲットして

「妖精が来てくれた!」と目を輝かして喜んでいました。

乳歯をまとめて保管できる乳歯ケースを日本から取り寄せ済だった母としては

妖精って微妙なんですが(笑)

まあこれもサンタクロース同様、西洋の文化の一部で

知ることになるまで信じさせてあげようではないかと(笑)



次に、「ママは約束を守る」

これは自分で言うのもなんですが、

私の努力の賜物です(笑)

娘に何かをしてほしいとき、要求するとき、

ときに強制でもやらでなければならないとき、

これを信じさせてあると

いくらか楽(なときもあるかな)です。

ママも約束を守ってるから

自分も守ろう、と思ってくれるのが狙いです。


宿題だったり、

苦手な歯磨きだったり、

部屋の片付けだったり。

日常のお約束ごととして

それをできるだけ自分の意志でさせるには、

親もかったるい日常の約束を

ちゃんと守っているところを見せるべきだと思っているので

壊れたおもちゃの修復や

また買ってくるよと約束したお気に入りのお菓子の購入や

夕食に好物の○○を作るとか、

小さなことなんですが

娘と約束してママはやる、って言ったのなら

必ずやるというところを見せておきます。

すると彼女がした私との約束は

(今のところ)頑張って守ってくれます。


夫は口先だけの約束をするときもあるので

もうすでに信頼度が薄く、見破られているようです(笑)

私は娘との約束は

今のところ時間がかかっても必ず必ず守っています。


ただ、もちろん、できない約束はしないのが鉄則です(笑)

自分のリミットを知っているからこそ、

守れる約束しかしません(笑)

そこは約束の段階でそこそこコントロールしている母ですが(笑)

娘は信じているようです。





次に、「弟に背が抜かれることはない」です。

娘と息子は5歳差ですから、

あと十何年は本当にそうなのかもしれませんね(笑)

ただ、自分のほうが歳上だからいつまでもぐんぐん背が伸びると思っていまして(笑)

それを自慢気に思っている様子。

この競争心、何なんだ(笑)

0歳児に向かって

とことん背を張り合ってるのが見ていて面白いです。




次に、「いつかパパとママは死んでしまう」

まあ嘘じゃあないですが(笑)

まだ殺さないでください(笑)

まだまだ死ねないですよ、と思っているんですが。

そもそもこれは

そんな現実的な話ではなくて、

娘がそう思っている理由がファンタジーです。

なんでも

「自分はプリンセスだから」が前提でして(笑)


童話のお姫様は大概両親がいない、または片親が病気等でなくなっていて、

継母に育てられていたりします。

そこから夢のような魔法の話が始まるっていうパターンを汲んでの、

両親の死は不可欠な要素、らしいです(笑)

でも娘にとっての身近な死が、

買っていたカタツムリが死んだ程度のものしかないので

死の意味はまだあやふやっぽいです。

逆を言えば

親が生きている限り本物のプリンセスにはなりえないと思っているのです。

酷だなあ!(笑)



次の流れで、「自分はいつかプリンスと結婚する」

これも叶うかもしれませんが(笑)

ただそんなに簡単に行かないのが人生ってことを、

それだけが選択肢でないことを、

学ばせなきゃな、と焦るのですわ(笑)

ってかプリンスって誰だよ!と突っ込みたいけど(笑)

「ママのプリンスはパパ」って言ってくるので…

プリンスのイメージとかけ離れすぎた夫の後ろ姿に、

ため息が出るような、笑いが出るような。

娘の感覚を素直に受け取れない

年月によりくすんでしまった心の私です(笑)




次に、「貯金箱にコインを貯めて家を買う」

数年前に友人夫婦に頂いた貯金箱に

道で拾ったコインや、

歯の妖精からもらったコインや、

パパのポケットの細かいお釣りやらを

機会があるたびに集めているようです。

貯めて何を買うのか聞いたら、

「お城のような家」だそうです。

またプリンセスからの流れです。

頑張ってね〜(笑)


というわけで、

娘はまだまだ幼いファンタジーの世界にいるようです。

プリンセスより北斗の拳とかが好きだったジーノには(笑)

ちょっと共感し難いところなんですが、

これもあと何年も続かないのかなと思うと

ちょっとさみしい気もします。




  
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【176】ハロウィンは成りゆきバスターズ




なんだか長くて暖かい秋だなあなんて思って油断したら

急に気温が下がってきたモントリオール。

かなり遅い初雪が今週ありましたが、

すぐに真冬の風景となり流石!と笑ってしまいました(笑)



今年は娘がプリスクール(日本の年長さんの年ですが、ケベック州では義務教育)

9月から通い始めています。



それから新しい習い事を始めたこともあり

日本語センターのイベントも含め

去年のものや

自前のプリンセスドレスをも持ち出して衣装替え、

計4回もハロウィンの仮装をする機会がありました。

halooween2022-01




実際のトリックアトリートには

「ミラキュラス・レディバグ」というフランスのアニメキャラの仮装をリクエストされていたので

作りました。



赤い上下に斑点を付けて、

マスクをちょっと裁縫で作っただけなんですが、

本人はなりきり度がウィグでアップしたのか

ものすごく喜んでくれました!


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私はというと、ゴーストバスターでした(笑)


夏にセカンドハンドショップで見つけたグリーンのサロペットを

あくまでも普段着用に買ったんですが、

家に帰って試着すると夫から冷たい一言。


「ゴーストバスターズにしか見えないしっ」


そこからじゃあじゃあハロウィンで使ってやろうじゃん、

ってことで成り行きバスターズ(笑)



ゴーストバスターズはご存知、映画のシリーズです。



2016年に女性版の映画もあって

その一人のキャラに。

halooween2022-03



実際サロペットを着て、

ロゴマーク付けて

黒いメカっぽい大きいリュックを背負って

ビームの出る武器を

サランラップの芯と粉ミルクの空き箱で作っただけで完成。


ゴーストバスターズを知ってる方は

ここで何を言ってるかすぐわかっていただけると思うんですが(#^.^#)




ただですね、

ショックだったのは、

この「ご存知ゴーストバスターズ」…

80年代の映画でこんなヒット作、

知らない人はいないと思っていたのが

大いに覆されたことです。



日本語センターの日本人ママさんたち

やっぱりジーノより世代が下なんですよ(笑)



「あ、聞いたことある」

「映画ですよね~?」

とかそれくらいの認知度でした(悲笑)


確かに小学生から洋画好きだった私は

出演俳優の名前も覚えていたくらいなので

熱度に違いがあって当然なんですよね~

それプラス

高齢出産の私は

世代がやっぱり違ったわ(笑)



ちなみにパパさんたちのほうが反応良かったです。

テーマソングをすれ違いざまに歌ってくれたり

マシュマロマン役をふってきたりしてくれました。

なのでニューヨークの街を武器を持って走る真似を仕返したり(笑)


子供世代はポカーンとしているのが殆どで

親の影響なのか、あ!知ってる!って子もいるにはいたけど数人。


確かに幼児、児童には怖い?映画で見せないかー

今更そんな昔のコメディー映画ほじくってピンポイントで見せないよなーと

あとから納得。



でも本人(私は)楽しかったのでまいっか。




同日、

娘が通い始めたブラジリアン柔術の道場が

ハロウィンパーティーを企画してくれまして

行ってきました。

こちらは結構本格的な仮装の人ばかりで楽しかったです。

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31日は学校へ仮装で行って、

夕方からは実際のトリックアトリート。

去年のキャンディーもまだ底をついていないのに

また近所を回って大量のお菓子を貰ってきました。

雨も降らず、温かいハロウィンでありがたい。


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都会なモントリオールですが

ハロウィンは地域でやってる感が感じられて毎年一番の楽しみです。

来年は何になろうかな~?



  
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【175】フランス旅行記2022④(バカンス中のバカンス①②③)



今年は温かい秋が長いなあと感じているモントリオールです。

普通なら雪もちらついているはずなのに、まだジャケットなしで外に出る日もあります。


それにしても

ブログ内容が遅れまくってまだ初夏のバカンスの話題なので(笑)

今回まとめて旅行記を終わらせま〜す



バカンス中のバカンス①:スペイン・サンセバスチャン



フランス里帰りの(私にとって)一番の楽しみは

実はフランスではなく

スペインのサンセバスチャンという街に行くことでした



ここはスペインと言ってもフランスと川を隔てた国境の町で、

バスク地方ということでスペインでも

独特の文化と言語がある場所です。



バルセロナに16年前に行ったとき以来のスペインでしたが、

フランスの町並みよりデコデコしていてちょっとカラフル、

人もフランス人以上、イタリア人未満(笑)陽気で

素敵な国です。


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サンセバスチャンは、

大きな湾に面した美食の街。

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バル(スペイン風居酒屋)文化が根付いていて

その数、旧市街エリアのみで100軒を超えるとか

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小さめの旧市街ですが雰囲気があります!


またローカリストによる「美食文化クラブ」なるものがあり

舌の肥えまくったシビアなジャッジを常にされているため、

味のハイランクが保たれているそうです。



着いてすぐ、まずは町を見下ろす丘ヘケーブルカーで登ってみました。

ここからの湾を見下ろす風景が、ザ・サンセバスチャンの風景で有名です。


地形のせいか、天気が常に不安定な街らしく

丘の上に着いたとたん、

ゲリラ豪雨のごとくスコールがありましたが、

巨大な虹が湾内に2つも現れて絶景が更なる絶景に出会えました。

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滞在中ほんとに毎日毎日、雨と雷があったのですが、

相性いいみたいで絶妙なタイミングで切り抜けることができてあまり濡れず

この街は私達の視覚も味覚も裏切らなかったです! 



ホテルの一階にあるスーパーで買い物したり
(同じユーロでもフランスより物価が安い!)

久々に自分たちだけでゆったり過ごせました。


...っていうのは半分嘘で(笑)

わがままな娘に夫婦二人で毎日手こずり

サンセバスチャン湾内にこだまする大声を娘にあげることもしばしば。

ここもどちらかって言うと

パリ同様、子連れよりは大人の楽しむ街でしたね(笑)


バルのピンチョス(串刺しのおつまみタパス)がどれも旨すぎる信じられない味です。

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ほんとにほんとうにどれもこれも絶品でした。

しかも一皿2〜4ユーロ程なのであれもこれも食べ過ぎちゃいますね(笑)

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イベリコハムが店内にズラリ


子連れじゃなきゃ毎晩酔っ払うところ(笑)

欲を言えば、

街中常に料理のいい匂いがする屈指の美食文化を

オムツ替えや授乳なしに堪能したかったなあ(笑)

バスク地方、グルメではない人もとてもおすすめなので

大都市観光に飽きた方、ぜひ


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旅先での夕日は格別なひと時です




バカンス中のバカンス②: ヒヤヒヤのピラ砂丘で悲鳴!?


その後、スペインから実家のあるブルターニュへ向かい北上。

ワインで有名なボルドーのエリアに

ピラ砂丘という106m, 2.7km続くヨーロッパ最大の砂丘があり

ここで寄り道3泊のオートキャンプをしました。

砂丘の反対側には海、の絶景が見られる所です。


この砂丘、噂には聞いていたけど

傾斜が悪夢的


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この急斜面具合わかりますか?



地面は砂であることで

このヤバい角度の傾斜面でも大丈夫という理屈がわかって

体がそれに従えるか、

または小さな子供みたいに(重力、恐怖、想像力)なんの知識もなければ

体力さえあれば登っていけます~。

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登って、私を助けに降りてくる体力のある娘

でも超視覚志向で想像力や妄想力がありすぎる私には

下を見たら最後、

ほんとに足が震える経験でした

私の悲鳴が砂丘中に、下のキャンプサイト中にこだましていたことでしょう。

上に到達したらそりゃあもうきれいな景色なんだけどー!

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海と松林を二分する砂丘

私にとっては恐怖でしかなく、言葉通り怖くて震えながら

上までやっと到達。

赤ちゃん抱っこしながら登ってく夫の気力と体力に脱帽。

何度も震える私を助けに行き来してた娘も尊敬するわ(笑)



でもすぐに気づきました((((;゚Д゚)))))))

本当に怖いのは上りじゃなかったことを。


下りはムリムリムリ!ってずっと言っていた(笑)

後ろからものすごい勢いで大声上げながら降りてくる他の観光客に殺意さえ覚える、

身の危険を感じつつ下るのはかなりのストレスでした。

夫と娘は朝日を見に行くとかで早朝にまた一回、

昼に行きたいってもう一回、

夕日を見るってもう一回、

計4回も登った!

特に娘は全然平気でスタスタ登って降りて。

怖いもの知らずの5歳児にはこれ以上ない遊び場なのでしょうね。

ころころ転がってました。

その砂だらけの服、洗濯するの誰だよ!とかも考えんし能天気でいいなあと

気を揉む母です(笑)

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恐怖でしたが素晴らしい体験。

育児で疲れた体にはかなりのムチを打ちましたが(笑)

自然の遊び場で良い思い出ができました。

しかし、このキャンプ場の一帯、

この2ヶ月ほどあと、猛暑のために起きた松林火事があり

燃えてなくなってしまった悲しいニュースを聞きました。
砂丘は残ってますが。

人生一期一会、

その時に楽しめるだけそうするべきだなあと。





バカンス中のバカンス③:ベルギーへも行っちゃう?


カナダに帰る前にまたパリで1週間過ごせる時間がありましたが、

夫はパリにいながらテレワークの週だったので、

カナダとの時差でお昼すぎから夜10時までは仕事!ということで、

お昼以降はパリで二人の子供をワンオペ育児です。


これは甘く見たらいけない1週間でした((汗))


あちこちはいけないので近場の公園で遊んだりしたんですが、

もう長旅で疲れすぎて自分の家に帰りたくて

わんわん言ってくる機嫌の悪い娘に振り回されてました。


それでも挑戦したクレイジーなことが一つ。

お隣ベルギーへの国境超えです。

ブルージュという街に子連れで行ってきました。


以前のブログ(→こちら)で紹介した

23年前にサンフランシスコで出会ったクレイジーなパリの大親友の同行があって

実現した日帰り旅行。


彼とはどこまでも相性がいいのかタイミングがいいのか

パリから2時間半列車で行ける

ベルギーのブルージュに行きたいけど行ったことある?と

ちょろっと話をしたら

ちょうどその週、仕事で中継地点のブリュッセルにいるから、

そこで落ち合おう!一緒に行こう!

となっ!!!

そんな偶然あるんかい?のタイミング(笑)

子供の扱いが(うちの夫より絶対数倍)上手い彼に頼りつつ

実現しました、国境超え!

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今まで一人ではひょいひょい色んな国に行っていた私ですが、

乳飲み子含む子連れで別の国に行く、

ってなんだかものすごい恐怖でした(笑)

まあ実際電車乗っただけなんですけど。

しかも駅まで夫に送ってもらったし(笑)

体験しなくてもいいような無駄な恐怖感を味わいながら、

友達がちゃんとプラットホームで待っていてくれて

ものすごい安心感ありました。

何なんだろうこの他人以上のコネクション!


水曜どうでしょうファンなら、ブルージュといえばわかるでしょうか?

ブローニュと決して間違えてはいけない場所(笑)

中世の町並みがそのまま保存されてる貴重な世界遺産の街。

運河でボート乗ったり地図をあまり見ないで街ブラしただけでしたが

良かったです!

パリの友人なしではトイレも行けなかったんじゃないかというくらいお世話になりやした!

ありがとう~!

ベルギーはバックパッカー時代にブリュッセルに寄ったとき以来でしたが、

パリからほんの数時間離れただけで

町並みももろ違って

やっぱりヨーロッパは可愛くおしゃれ風で絵になります。

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観光用の馬車が行き来していて、石畳をパッカパッカと音を立てている横でランチ。

とっても雰囲気あります。

帰りの電車に遅れそうだったので

名物チョコレート屋さんさえ寄れなかったんですが、

無理矢理でも行ってよかったです。

普段甘えてわんわん言ってる娘も

朝約束させた通り、

一人でちゃんと歩いて、最後まで頑張りました。

やっぱりパパじゃないと甘えられない!と感じているんでしょうね~

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名物の水上ボートも乗りました


パリでのほほんと一日過ごすのも一日、

早起きして国境越えて一日過ごすのも同じ一日です。


陸続きのかわいい隣国は、やっぱりヨーロッパならではの

魅力の一つであります。


滞在が長かったフランス里帰りだけあって、

色々なことがありました。


育児も同時進行の一ヶ月半。

疲れはピークをとっくに超えていましたね。


我が家に帰れることがこれほど待ち遠しかった旅は

今回が初めてでした(*ノ∪`*)





  
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