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メープルランドの日常

~愉快でユーモラスなバイリンガル都市生活ブログ~

【190】プライバシー重視の時代にモヤモヤすること




カナダでは

ここ何年もほとんど現金を使わない生活をしています。



去年の暮に帰国した際、

日本ではまだまだ現金が出回っていて、

ポイントカードの類も現役で使われていたのにちょっと驚きました。

高齢者が多い国ですから、

使い勝手の名残りもあるのでしょう。



カナダでは、

小さな店でもクレジットカード、またはデビットカード(直接引き落とし)

会計が済んでしまいます。
その代わり、クレジットカードを作るのは日本のように簡単ではないですが。年会費無料やちょっとした審査でもできるセゾンカード、イオンカード、地元の銀行クレジットカード、大手の銀行カード、楽天カード、と何枚も日本産クレジットカードをいくつも持っていた私は、かなり驚かれました。



現金払いだと

店側がお釣りの用意が不十分であることも。

若い世代のレジの子は

現金計算、暗算できなかったり(笑)

ドル札を見て偽物〜と戸惑うこともあるくらいです(笑)

それくらい現金を見る機会があまりありません。



無人レジもコロナから急激に増えましたし、

便利ですが、やっぱり味気ないし、

お店で買い物しても、

レストランでチップさえカード決算に含まれてしまうので

お互いお金の有り難みも、

お金の重みもない気がしてしまいます。



今回お話したいのは

有人レジでポイントカード的なものをスキャンする代わりに、

会員登録確認のため

メールアドレスや電話番号を聞かれることがあり、

結構モヤモヤする時間のことです。



というのも、

人前で電話番号を伝えること自体

他の人に聞かれると危険だし、

プライバシーの侵害極まりないなあと。

でもみんな結構な大声で暗証します。



個人的には電話番号やメールアドレスを口頭で言うのは

正直抵抗あり未だに慣れません。

多少小声になって

余計に周囲から耳をそばだてられているのでは?

と勝手に妄想が働きビクビク。



病院、歯医者、クリニックに至っては、

登録してある最寄りの薬局を割り出すためや

保険の請求先確認に、住所を大声で言われて、

「これが現住所ですか?」

と聞かれたりもして

これまたプライバシーの侵害ハンパない。


個人のセクシャリティー確認を干渉するなとか、

写真を勝手に撮るな、著作権がどうのとか、

個人情報の時代で色々うるさい割には、

そこはいいんかい?

とツッコミどころです。




そういえば先日、

目の不自由なおじいさんをメトロで見かけました。


駅員さんが、杖をついたおじいさんを

車内に誘導しただけで、さっさと行ってしまいました。

おじいさんは手探りで出口近くの椅子へ座ったものの

ちょっと不安そうな顔をしていました。



日本じゃきっとこんな場合、

おじいさんが降りる駅の駅員と密に連絡を取り、

何号車に乗っていると伝えて

降り口で別の駅員さんが親切に待ち構えているのかもな〜

と軽く想像するのですが、

カナダでそこまで繊細な公共サービスは絶対期待できそうにないこと、

私ももうよくわかっています。



おじいさんが私の目の前に座ったので

余計に気になって(笑)



きっと私のほうが後の駅で降りるだろうと思っていたら、

どうも同じ駅で降りる様子。


「手助けが必要ですか?」


自分が助けられるなら、と逆に安心したので声をかけました。


「人に迷惑をかけてしまうことになってすまないね~。本当に親切にありがとう」

と、とても腰の低いおじいさんでしたが、

長めのエレベーターが3つもある地下鉄の駅でしたし、

あまり人の多い時間帯でもないので

私がいなかったらどうしてたんだろう?

という感じでした。



真っすぐ歩けないようだったので、

ホームにでも落ちたら大変!

駅を出てからも大きい通りを越えて

信号を渡った先まで行くようだったので

最後までお供しました。



それにしても

おじいさんとの会話、

個人情報満載の10分弱(笑)



妻はアルツハイマーで入院してるし、

アパート2つも持ってるのでメンテが大変で、

貯金は100万円くらい。


フンフン聞いてはいたけど、

目が不自由な割に

金のアナログ時計をしているあたり、妙に気になります(笑)


なんかの詐欺師かもな(笑)


な〜んて意味もない想像しながら

何故か18ヶ月の息子よりも柔らかいおじいさんのタマゴ肌(笑)の背中に

手を添えて進行方向に誘いながら

彼の人生すべてを知るような話を聞いて、聞かされて(笑)



無事に目的地まで連れて行けて良かったなあと思いましたが、

自分のことべらべら喋りすぎるのは危ないよ~

悪い人も結構いると思うよ~

と言いたい。



それにしても

帰りはどうするんだろう?

誰か助けてくれると思うけど、
カナダの人は誰かしらやれることをやってくれると思いますが。

ヘソクリのありかまで喋らなくっていいからね(笑)

気をつけてね、

と思った。



  
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テーマ: 思うこと感じること | ジャンル: ライフ

【188】信じられないトラブル続きの旅



今から話す旅行話は

自分が体験したものでなくて本当に良かった

と思えるものです(笑)


長年旅人をしていると、

トラブルと呼べるような出来事がいろいろとありましたが、

ここまでではないですし、

第1一つの旅行にこんなにいっぺんになんてどう考えてもありえない感じで信じ難い(笑)




6月はじめ、

ブラジルの街、サンパウロから友人が遊びに来ました。

留学時代、映画製作科以来の付き合いなのでもう22年来の友達です。

2001年にカナダで会って、

2009年に日本からブラジルヘ会いに行って以来です。


彼女の名前はルシアナ。

大親友のイヴォンヌを引き連れてカナダ旅行を計画。



彼女たちにとっては本当に久々の海外旅行だったみたいで

数ヶ月前から指折り数えて待ちわび、

彼女の誕生日のお祝いも兼ねてという特別旅行でした



それにしてもよくここまで

運にも見放されたなあ~(笑)




予定では、

サンパウロ (飛行機) ニューヨーク (電車) モントリオール
(飛行機) バンクーバー (フェリー) ビクトリア (フェリー) バンクーバー (飛行機) サンパウロ


の移動です。



地図を見ると大移動ではありますが、

大きな目的は3つ。

①アメリカ、ニューヨーク観光
②カナダ、モントリオールで私と再会
③カナダ、ビクトリアで22年前お世話になった人々と再会



以下が結果的にこうなってしまった日程です。


サンパウロ (飛行機) モントリオール (飛行機) ニュージャージー (電車) ニューヨーク (電車) アメリカ国境/カナダ国境 (違法タクシー) プラッツバーグ (バス) ニューヨーク (飛行機) モントリオール
(飛行機) サンフランシスコ (飛行機) バンクーバー (フェリー) ビクトリア (車) ナナイモ (フェリー) バンクーバー (飛行機) トロント (飛行機) サンパウロ




そもそも大きな間違いは

日程をある地元の旅行会社に頼んでできるだけ安めのチケットで、

というのを鵜呑みにしてしまったことにあり、

その上、私達はもちろん、彼女らさえ知りえなかった

ブラジル人用観光ビザの異例さもあります。




この旅行をするに先立ち

アメリカの観光ビザとカナダの観光ビザ

両方を事前に取得していましたので

入国には問題ないはず。


いや、そのはずでした(笑)
ちなみにブラジル人は短期観光で来るだけでも米国、カナダともにビザ要取得




区間ごと区切って不運を示していくことにします。





●サンパウロからニューヨーク間の不運

まずは、

いくら旅行会社にチケット取得を任せたからと言って

彼女らがちゃんと行程日程を把握していなかった

安いチケットがなぜ安いのか理由追求の詰めが甘いのが

後々ツッコミどころなんですが...


「最終目的地はニューヨーク 

と言って張り切ってチェックイン。

経由便(しかもモントリオール経由)だと知ったのは

当日だったそう(笑)



しかも、

ニューヨーク(New York)とニューアーク(Newark)を間違えていたこと(笑)
確かに微妙な発音の違い(笑)

口頭でのチェックインでも気づかなかったらしい。
どんだけ素人(笑)



ニューアークはニュージャージー州にある空港の名前で、

ニューヨークからニュージャージ州は

マンハッタンの対岸なので

それほど遠くはないけれど、

ブラジルからモントリオール経由の長旅のあと

自分が思っていたところと別の州に着いてるって

それだけでかなりのミスではないでしょうか(笑)



ちなみに、

経由したモントリオールの空港では

飛行機をアメリカ行きへ乗り換えるだけなので

カナダの入国審査は通らず、

アメリカの入国審査のみを通り、

観光ビザはアメリカのものしかチェックされてないようです。
これもあとから考えれば、カナダにここで一度入国しておくべきだったのかも…まあ後の祭りですが(笑)


まあ、ニューヨークがニューアークだった

というコントのような笑いで済めば

自分の体験でない旅のブログ記事をあえて書くまでもない話ですが、

これは単なる始まりの小さなつまずきにすぎません。

この先長いので、ハイ、次行きましょう(笑)



とりあえず、

予定になかったローカル電車に一時間ほど揺られ

ニューヨークの方に着き、数日観光を満喫した様子でした。




●ニューヨークからモントリオール間の不運(第一回目の試み)



ちなみに車で行ってもニューヨークからモントリオールまで6時間ほどで着く距離です。


ですが、電車は実は車より遅い(笑)北米あるある。



それでも、車窓からの眺め、電車にゆっくり揺られて来るのも

旅の疲れを癒やしつつ魅力的で、

もし秋だったら紅葉の中を走るでしょうし、最高でしょう。

これに憧れて電車に乗ることをとっても楽しみにしていたルシアナとイヴォンヌ。


彼女らが乗った電車はなんと、

モントリオールまで12時間もかかるものでした。

まあでもWiFiもあるようですし、

レストランなんかもついているようなので、

ニューヨークで歩き疲れた足を伸ばせるのが最高!と

電車内からメッセージが来たくらいですから、

車窓からの映像も交えて順調にモントリオールへ向かっているようだったので

疑いもなかったのですが。


私とは夜8時すぎにモントリオールの鉄道中央駅で待ち合わせ予定でした。

私が迎えに家から出るか出ないか、というタイミングで(到着予定約1時間前)

「国境で問題発生!カナダに入国拒否された」

と連絡あり。



えええーーーー??!!




一番近いアメリカ国境とモントリオールは車でも一時間くらいなので、

目と鼻の先にいるはずの彼女らに会えません。



いや、

11時間も電車でのんびり来た末にこれ?

てか、

ビザ取ってるのになぜ?




入国審査官の説明によると、

所得していた観光ビザはflying in つまり、

空路での入国のみ有効だったそうで、

電車での陸路入国は不可能なビザだったそう。
いったい、入国自体何が違うんだ!?

てか、そこら辺って旅行会社に任せた時点で

旅行会社が把握、確認していてもいいと思うんですが?



入国審査官によると、

カナダに入るためには

最寄りの空港から航空券を新たに買い求め、

飛行機で行くしか入国方法がない
ということでした。



聞いたことない話だなあ~と思って

後々調べてみるとブラジル特有のビザの性質らしかったのですが。

確かにビザがいらないカナダ人やアメリカ人、

私達日本人も

そんな入国制限があるなんて考えのしなくていいのは

逆にとても恵まれている話なのでしょうね。



でも、ほんとに今からどうすんの〜〜〜〜?

この時点で夜9時を過ぎていました。




●アメリカ国境からモントリオール行きまでの不運(第二回目の試み)



彼女たちが乗ってきた電車はとっくに彼女らとその荷物を下ろし先へ進んで、

国境に取り残された彼女ら。



どうにかしなければならないので

とりあえず私らと連絡を取りつつ最寄り空港を探すのですが、

国境付近の名も無い小さな町にあるような空港から

モントリオール行きの国際線なんてあるはずもなく…

だって車で一時間出いけるところにわざわざ飛行機飛ばすわけ無いでしょ〜

ってことで、

最寄り空港は・・・まさかのニューヨークでした(笑)

なんならニューアークでもいいですが(笑)



その日の朝出発して11時間かけてきた道を戻らないとならないこのダルさと悔しさ(笑)


軽く想像がつきます


電車は本数がないので、グレイハウンド長距離バスが選択肢か。

いや多分自腹タクシー以外、唯一の方法。


その日最終バス、

ネット上では売り切れだったみたいですが、

バスが来るまで待って本当に空きがないか(二席分)聞いてみるっていうアナログなことを

薄暗い決して治安が良いとは言えないアメリカ国境の町でやった
らしい(笑)



一刻も早く、ニューヨークに戻りたい気持ちも分からないではないですし、

多分ホテルで一泊よりはバスで寝られたほうが安上がり!と思うのも同意しそうですが、

20代のバックパッカーかよ~の世界観(笑)
懐かしい。

ちなみにこの日は、

ルシアナ記念すべき50歳の誕生日当日
だって言うんだから

爆笑苦笑です。



結果、

やはりバスは満席


国境の町のモーテル(ホテルですらない(笑))に一泊する羽目になりましたーーー



すでに夜11時半を超えていたので

そのモーテルまでタクシーに乗るしか手立てはなく、

もちろん国境の町の違法ビジネスはびこってますから、

タクシーはラティーナたちからぼったくり

たった20分かそこらの道のりお一人様100アメリカドル、キャッシュオンリー!って言われたらしい
ほんと、ルシアナ一人旅じゃなくて良かったわ~



アメリカにもう用はないはずだったので

キャッシュが残金40ドルしかない!って言い張り

40ドルで承諾してくれたらしいですが、

喜ぶところでもなさそう。

元々メーターないタクシー自体、危険だし。


まあ開いてもいないバス停に深夜いるほうが危険だろうし

タクシーに乗るしかない。

brazilian+visit-011

これがモーテルの廊下



ということで、

映画「シャイニング」に出てきそうな廊下だったというモーテルで一泊し、

翌日10時台発(朝、遅い!)のバスで

6時間かけてニューヨークの空港に着いたのは夕方でした。

2日も無駄に移動に使ってる(笑)



そして、

無事、夜の便の航空券を購入でき、

モントリオールに深夜到着予定で連絡をもらっていた私は

天気予報をチェックして


「今、モントリオールに嵐が来ているらしい。フライトに影響しないといいな~」


って冗談半分のメッセージしたんです。



しばらくすると、

「嵐で、フライトキャンセルになった!(泣)」

となっ!!!


ええええ〜〜〜〜



またしてもこの日のうちにモントリオール来られないこと決定!



結局、その夜は空港の床で一泊したそうな。

「昨日のモーテルのほうが絶対快適だった」

と言ってました。



いつが幸せだったかなんて

後になってみないとわからないものですね~





●モントリオールからバンクーバー、ビクトリア間の不運


ということで、

2日待って、やっとモントリオールに飛行機でやってきました。

やっと!

行きの経由でカスって、

国境まで来たのにカスって、

飛行機飛ばずにカスりまくって、

やっとです(笑)



再会の瞬間を堪能する余裕もなく、

彼女らは我が家に着いてすぐ、なにか食べるものない?と、

相当お腹が空いていたらしく、

うちの昨日の夕飯の残りをあっという間に平らげて、

30分くらい仮眠させて〜と言って眠ってしまった(笑)

結局、6時間寝てたんですが(笑)
流石だわ、この辺は間違いなくお国柄と思う。(笑)



ということで、

この日もあまりなにもできず、丸3日間無駄に疲れ、

モントリオールを案内する時間もかなり予定より削られたのですが

まあ、起きてるときはサンバのノリで(笑)始終楽しそうでした。

brazilian visit-02
モントリオールが一望できる対岸へピクニックに行きました

brazilian visit-03
モントリオールのB級グルメ、スモークミートはどうしても食べてほしかった!



久々の昔話にいろいろ思い出が蘇り、

やっぱり自分の青春時代のことを共有できる人がいるっていいなあ

って私もとっても楽しかったです。

彼女にはまた会える気がするし、

また今回のことでインサイドジョーク(内輪の冗談)も増えたので

ものすごい道のりだったけど、

これ経験したらこれ以上最悪は起きないだろうから、

と大笑いして見送る。



モントリオールから西海岸のバンクーバー行くのは

問題ないと....

思っていたのはつかの間の気休めだったと気づくのに

そんなに時間はかからなかったのでした(笑)




モントリオールの空港から、メッセージが来る。

「カナダの町(モントリオール)からカナダの町(バンクーバー)に行くのに、アメリカの町を経由(サンフランシスコ)をするのは違法なんだって!」

とな~!?

バンクーバーに行くのに、またしても直行便ではない予定を組んでいた旅行会社(笑)




ええ〜〜〜〜!!!




サンフランシスコ経由なのにも驚きだったけど

違法って!?!

またブラジル人ビザのの異例の例ってやつ?


とりあえず、入国審査官をなんとか説得でき例外を認めてもらえたみたいで、

サンフランシスコ経由で行けるらしい。

ほんと、何してんねん!!!!??!!

聞いているこっちが疲れる(笑)



それでもって、ですよ。

さらに

無事異例を認めてもらって乗れたサンフランシスコ便

エンジントラブル発生で2時間の遅れが生じ、

乗り換え便を逃したってメッセージきたときは

呆れて物が言えなかったです



次の空いてる便をサンフランシスコ空港で6時間以上待つ羽目になり、

バンクーバーでお昼から会えるはずの友達にも

会えたのは深夜次の日に時計がまたいでから(笑)

直行便なら、モントリオールからバンクーバー、

ものの4〜5時間でいけるところを

また丸一日かかってるのに笑うわ。


そして、

眠りもそこそこ、

朝8時のフェリーでバンクーバーからビクトリアのある島に渡ったとさ。



こんなにもトラブル続きなのに、

旅の3つの目的はちゃんとこなしているのがスゴイけど(´∀`σ)σ



●最後の最後まで神に見放されてやってくる不運



ビクトリアで22年ぶりの留学時代お世話になった人らと再会を楽しんで(短時間ながらこういうところは少なくともトラブルなし良好!)

そのうちの一人が、

「帰りはバンクーバーに渡るのに、ナナイモからのフェリーを選んだらきっと素晴らしい景色に感動するはず!」


という提案を。

確かにバンクーバー島との間に浮かぶ孤島群を見られるので

景色は素晴らしいに決まってるんですが、

ナナイモ、って

結構北に行かないとならない(何もない)町だし、

フェリーの本数はそんなにないのでは?

という悪い予感がしたのですが、

長年の再会を果たした友人がフェリーまでわざわざ送ってくれたそうで、

そこはクリア(笑)



しかしですよ~

その日はあいにくめっちゃ雨

素晴らしい景色どころか

フェリーのデッキに行くことさえままならないくらいの雨、暴風がすごかったらしいです(笑)


意味ないじゃん!ナナイモ発(笑)





仕方ないので

船内でネットを見ていると、

さらに…

その夜、つまり旅行最終日、

バンクーバー空港近くに取ってあったエアビー宿が

いきなり彼女らの予約をドタキャン。

数時間後に着くはずだったのに、

フェリーに乗っている間に

宿を探さなければならなくなった
のだそうです。



やっと見つかった〜と安心していると、

翌日の最終復路、サンパウロ行きが理由もなくキャンセルされた、

との連絡。


えええ〜〜〜〜

えええ〜〜〜〜

えええ〜〜〜〜



いつまで続くんだ、

予定通りに行かないのが楽しかったりするのが旅行というものだ、

なんて綺麗事言ってられないレベルに達しています。



とにかく、

翌日は別の経由便(トロント経由)で帰っていったらしいですが、

ブラジルの自宅に着くまで

こちらも気が気じゃない(笑)


相当疲れた誕生日祝の旅行だったと思いますが、

一生、忘れられない旅になったのは間違いないでしょうね!




お互い忙しいながらも時々メッセージを送り合う仲は変わりませんが、

「最近どうしてる?」

と聞くより

「今どこ?ニューアーク?それともサンフランシスコ?」


と言うのが私達の間で挨拶代わりになりました(笑)



始終ポジティブで、

楽しそうだった彼女らのブラジリアンパワーはすごいわ〜

と思った滞在でした。


真似したくてもできかねる悪運。

またいつでも遊びに来てね~って

気軽に言えなかったです(笑)


終わってしまえばなんのその・・・

笑いに変えていくしかないですね!!!





  
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【69】産みました、産まれました、雪降りました!




みなさん、大変ご無沙汰しております・・・(;_;)



昨日、モントリオール初雪でした

初雪と言ってもちらつく感じじゃ全くなく・・・

朝起きたらこんなに積もっていました・・・(笑)

snowday01


天気予報とか確認できる私たちは

冬ものジャケットやスノーブーツなんとなく用意していたけど・・・

いきなりこんなに降ったら、

やっぱり困るのはホームレスの皆さん


この日

リサイクルゴミの日だったこともあり、

いきなりの寒さと雪吹雪対策として、

リサイクル段ボール見つけてかぶってた人いたわぃ(大爆笑)

stranger01


しかも目の部分くりぬいたりしてないんだよね、

前、見えないじゃん(笑)

なのにこの状態で信号渡ってるし・・・コメディアンかい?いったい何者だよ?

みんな必死に生きようとしているのね、と思った。




そんなわけで・・・・


トークモアプロフェールページやツイッターでもお知らせしたとおり、

ジーノはしばらくの間レッスンできないでいます。



ブログも

この一か月、

ネタばかり増えまくっているのに

書く時間が取れず・・・今日に至ります



今も

授乳の合間の時間、タダならぬ速さでタイピング中!な次第です



というのは、

第一子を出産したからです(^-^)/

高齢出産の域ですけど(笑)


本業のほうは、臨月まで働いていたんですけどね~♪

トークモアのほうは予定日の1週間前までレッスンやらしていただいてたんです♪


ということで、

産みました。

予定日に出てきました~(;゜0゜)



でもこのブログは

子供ネタ中心のくだらない「子育てブログ」みたいなのにしたくないので、

あくまでカルチャーや言語についてのネタなら子供や夫のことでも記事にしますけど、

いわゆるよくあるキャラ弁の写真アップしたりとか、

子育て術についてのうんぬんとかつまらんママ日記にはしません

あくまでカルチャー面からのアプローチで書いていこうと思っています!



てなわけで・・・

それでも出産や育児に関することについてはカナダで思うところは本当にたくさんあるのですが、

また後日・・・ということで、

今回は概要だけ、少し。




まず、

出産・・・

結果から言うと、

壮絶なものでした・・・




心配性なので出産前から怖がり、

いろんな先輩ママさんたちにどんな出産だったか聞いてまわって、

シミュレーションできるだけ現実的にしてたりしたのです。

本当にスイカを鼻の穴から出すくらい痛いのか、とか・・・みんなに聞いて。(笑)



出産エピソードにはそれぞれのドラマがあり

聞いても聞いてもみなそれぞれで参考にはならないようだったので、

とりあえずよく言われているように安産のために、

臨月でもアクティブに過ごしていました。

予定日2週間前には街の反対側まで一人で家具を買いに行ってバスで自力で家具ふたつ持って帰ってきてたくらいですし。
夫には叱られましたけど



なので、

予定日が近づくにつれて

心配した甲斐なく

「案外つる~んって出てくるんじゃないかな~」なんて、

なんとな~く考えるようになっていたんです。




そしたらね、

なんと陣痛始まってから、出てくるまでに31時間かかりました!

聞いた先輩ママさんの中で一番長かった人が22時間ですから、

トップに躍り出た!(笑)

自分、一番長いじゃん!(笑)



痛みに強いほうだし、精神力も人並み以上、忍耐力もかなり持っていると自負するジーノですが、

今回陣痛の痛さがハンパなく、

いろんなレアな偶然と、

ナースも驚く例外的要素が重なり


はじめは日本のように当然、

自然分娩を希望だったんですけど
(ちなみにカナダでは90%、モントリオール市では95%が無痛分娩だそうです)


最後あきらめる形で、

どうか無痛分娩にしてくれ

と泣き叫びましたわ。゚(゚´Д`゚)゚。




いやあ、

トラウマです、正直。



自分が今、無事なのが不思議。

詳しくはまた後日のブログででも。


多くの先輩ママさん方は

「痛いけどね~生まれるとそんなの忘れちゃうわよ~」

って言っていましたけど、



ジーノは正直忘れない、絶対忘れられない。


jemesouviens
ケベック州の車のナンバープレートに書かれた「Je me souviens」(私は忘れない)



とにかく今は無事です


我が子(女の子です)はとっても元気ですよ。

産毛が武蔵丸級で、背中の毛特にわっしゃ~~~って、すごいです。(ここはたぶん夫に似て)

髪の毛もありえないほど産まれる前からわんさか生えてます。


それから、

産まれたとき、

お米の袋を開けたときのような匂いがしました(笑)


そんなわけで、

そろそろ生まれて1ヵ月・・・

ママ業始めてます


一気に生活スタイルが変わり寝不足だし、

母体もまだあちこち痛いですが・・・・

夫が何しろ

授乳以外は何でもこなす、(搾乳さえ参加したい 笑)

スーパー育メンですので。

なんとかやってます。


レギュラーの生徒さんには本当に申し訳ないですが、

新生児との生活リズムが定着するまでレッスン再開まではもう少し時間をくださいな



  
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【19】”Modesty”のカケラもない女たち

モントリオールはカナダ国内でもなかなか健康志向の高い街だと思います。

特に食べ物にはなかなか気を使っていて、

スーパーでもビオ(Bio、オーガニック)と呼ばれる有機野菜を好んで買ったりする人も少なくなく、

ちゃんとNutriton Facts(栄養成分表示)を見てカロリーやナトリウム・塩分(sodium)などの詳しい成分を確認してからレジに向かいます。

野菜はできるだけケベック産のものを高くても購入したりなど結構な気の使いようです。

なので、通常想像するような太りすぎ北米人みたいな人は他の都市に比べると極力少ない気がしています。
まあちょいちょいはいますけどね、少なめです


バスや地下鉄の交通機関が発達しているのにもかかわらず、

夏場はみんなして自転車通勤し、その数がすごい

真冬でも朝のランニングを欠かさないスポーティーな奴らがたくさんいます。



そして、たいていの人がなんらかの習い事をしていて、

仕事の後スポーツジムに行ったり、

週末ヨガクラスに出かけたり、

日常の生活プラスアルファのアクティブティーをしている人が多い印象です。




これも先月お話ししたケベック人のJoie de Vivreの一環なんだと思うんですが、
Quality of Life(生活の質)を上げるために、自分の好きなことをやったりスポーツをして汗を流したりと、皆さん大変忙しいです。



そんなジーノもに日本でもやっていた オリエンタルダンス(ベリーダンス)をモントリオールでつづけています。

こちらではかなりダンスシーンがポピュラーなので、
ピンからキリまでさまざまなスタイルのクラスがありどれにしようかと迷ったんですが、
幸いとても質の高い良い先生2人に出会いラッキー


これがジーノの通うスタジオの一つ。エキゾティックな雰囲気たっぷりです

bellydance01



もし留学、ワーホリ予定の方いましたら是非現地のちょっとしたアクティブティーに週一回でも参加してみてください。友達も増えるし、現地になじむのが早まると思います!YMCA、大学構内のスポーツクラブ、カルちゃーセンター、ダンススタジオ、スポーツジムのイベントなどになにかしらあるはず!




今回のブログでは日本でのベリーダンスクラスとの違いをちょっと紹介します。

やっぱり所変わればなんとやら~

いろいろ勝手が違い面白いところですヽ(´∀`)ノ



まず、ストレッチの時間・・・・

日本だと床に座ったり寝転んだりして全身を延ばしたりしてました。

やっぱりそれは「畳文化」だったんだなあと実感・・・・

だって、こちらではいきなりミュージックONで踊りながらストレッチします

これは正直驚きました。

いきなり激しい~!

思わず足首をヤッちまうかと思いました・・・(苦笑)

でも先生によって考えられているのでちゃんと効果的にほぐれていくダンシングストレッチです。



そして生徒達の服装・・・・

日本では結構みんな本格的な格好して着たり、
毎回違うヒップスカーフ(ベリーダンス用のコイン付ベルト)を持って来たりなんですが、

こちらは単なるジャージでやってきたり、
ストッキングでダンスしようとする無謀な人もいました(滑って危ないって!!)



そして指導の声が聞こえないほど・・・・

音楽がデカい!

特に第一言語ではない私にとっては聞きづらいったらありゃしない。

そんな時は必死で鏡越しに先生をまねるに徹しています(笑)



それから何より言いたいのは

Modestyのカケラもない女たち

であふれかえっているあの感じ。

modesty、つまり謙虚さ、控えめな感じとか全くない!!!



先生より前に出て場所奪っちゃう!!(でしゃばり)

とか、

みんなと全く違う動きの練習を今しちゃう?!!(協調性がない)

とか、

後方で練習している人お構いなしに鏡上めちゃくちゃカブってくる!!(自由人)

とか、

俺様アピール!俺様アピール!っていう態度がすごい!!(自意識過剰)

とか、

ってことです。


習い事なのに、習いに来ているというより、

鏡に映る自分が命、だと思っている行動がほんと、

正直恐ろしい!



先生が教えてくれる細かな動きの指導なんて聞いちゃいないんですよね~この女たち

右足からステップって言ってるのに、とにかく大股で左足から毎回出るとか、

何度注意されても自分が楽しけりゃいい

みたいな感じ((((;゚Д゚)))))))



ベリーダンスってもっと繊細でフェミニンなダンスのはずなんだけど・・・・



振付指導の時間より、「自由に踊ってみて!」の時間に輝く女たち。

リズムそっちのけでダイナミックにバタバタ踊る女たち。

その自信はいったいどこからくる??って思っちゃうんだけど・・・

ホントたのしけりゃいいのかもしれん、

豊満なナイスバディーをゆすって、ダイナミックでノリのいい感じも悪くはないんでしょうね・・・


細かい事抜きにしてダンスが好きって体中でアピールもいいのかも・・・・

と最近は思うことにして、

ジーノは彼女たちのことを多少なりともあきらめました

好き勝手にやらせておけ、と(`∀´)



  
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【14】思わず微笑んじゃうお店

ジーノが高校一年の夏休みに短期留学したときから今までの長い間、
このカナダという国を愛しつづけていられるのはたぶん、

なんとなく憎めないカナダ人たちが頑張って生活していて、
そこにやさしさとユーモアがあり、
いつも故意であってもなくてもちょっと笑わせてくれるチャーミングな人たちがいるからなんじゃないかと思っています。


こないだこんな店(コンビニ)を見つけてしまいました。

25hconvini


とりあえず、絶対に閉店しないって主張なんですね(笑)


客引きのための策略とも取れるけど、
わざわざ特注して「25H」ネオンをつけたオーナー、
ぜったい嫌いになれない!!



またオーナーが絶対にあの映画ファンだと思われるこの店名。

indianajeans


お店に入るかどうかは別として・・・・人が思わず立ち止まって微笑んじゃう看板です。

道行く人のちょっとした微笑みだけのためにこんなことしちゃうんだ?っていう
心の余裕っていうか遊び心がたまんない。


バスの運転手から、メトロで無料新聞配ってる人から、ホームレスのおっさんにいたるまで
毎日その辺で偶然会う人たちにこそ笑いがあふれています。




先日、通勤のバスに並ぶように猛ダッシュで走る人がいました。

格好を見るかぎり朝のランニングをしているおじさんなんだけど、

なんだかバスを追いかけているような感じだったので、

バスドライバーも止まってあげてドアを開けてみると・・・・

おっさん、足踏みしながら人差し指を立てて「ちょっと待って!」のサイン

そして、別の手を回して「早く!早く!」って後ろから走ってくる女の人とその子供が追いつくのをバスに待たせてる。(笑)

何者

この2人がなんとかバスに追いついて、乗ったとたんランナーのおじさんはそのまま走り出し・・・

えーーーーーー!あんたは乗んないんかい?

って、乗客の誰もがツッコんだ感じで笑いが起きる。(笑)


日本で通勤ラッシュの時間にこんなことしたらバス会社にクレーム付けちゃうよね、誰かが。

その前にバスの運転手が止まってあげないだろうし、乗っている人たちの手前、世間とルールを気にして。

でも朝のちょっとしたエピソードとして成り立っちゃうのがここ、カナダ。


しかも、オチがあって!!!!

このお母さんと子供、
なんと次のバス停で降りた!!!

つまり、
半分くらい走って乗ったから、実際半バス停しか乗ってないんだよ(笑)

しかもランナーのおっさん、次のバス停でちょうど追いついて横を通り過ぎる~ぅ!

せっかく乗せてあげた人がもう降りてる?みたいな状況。

でもなんだかイイことした?みたいな満足感でいっぱいで走り去った。

親切心から出た行動だから許せるんだよね、

憎めないな~ほんと(* ´ ▽ ` *)

ラッシュ時なのに乗客もみんなふふふ~って笑顔。

イライラする人なんて誰一人いないんです( ^ω^ )




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