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メープルランドの日常

~愉快でユーモラスなバイリンガル都市生活ブログ~

【146】仕事の話 会議



ロックダウンが始まってから

夜8時以降の外出禁止を守らず

夫の首に首輪とリースをつけて

「犬の散歩中」

と言いはったおバカ夫婦に罰金が発生、


身内が近くにいない(一緒に住んでいない他人は接触してはいけない)高齢者の

食料品の買い物を手伝った若者とその高齢者二人に

各自罰金約55万円というニュースも。


いろいろ厳しい世の中です


今まで普通だったことが…
夫を犬にするのは…屋内だったら普通だったのかもしれませんね(笑)

また、親切心でやったことさえ

罪になります。



もう一年近く楽しめるイベントに参加もしてないし

思うように移動や買い物ができていない日々…。


抜け穴が見えない闇の中で

国民にストレスが溜まっているのもひしひしと伝わってきます。


ちょっと他人事だったはじめの頃に比べたら

正直なところ

私自身も将来に不安さえ感じ始めました。


まだ日本は半年先のオリンピックやろうとしてるのが意味不明。

半年やそこらでこの混乱が終わるわけはないし

他国が選手団を安心して日本に送るとは

とうてい考えられる残り時間ではありません。

どうかしてるよ、日本
森氏の発言には呆れていますが、辞任とかそういうことでゴタゴタさせて実質的な現実的な根本的な問題がズレているのも意図的だとすれば、かなり悪質ですね。





そんなクレイジーな世の中に一気になったここ一年ですが、

自分の仕事が

現場に出てできる職種であることは

幸いの他の何でもありません。



経済もうまく回ってない世の中なので

うちの会社も厳しいですが…

なんとか規模を縮小してやっています。




アパレル業界で働きだして5年半。

1年半前から返品部の部長に昇進したため、

言われたことをただやり

お決まり仕事を8時間やって帰れるという立場ではなくなり、

人を動かす、

指示を出す、

問題点を探る、

解決策を練る、

結果を出す、

を求められる中、責任が重いのですが。

何度も言いますが…それもカナダレベルの話なので、日本のそれと比べたら結構なんてことないのかもしれませんが…



それから会議に参加することが

仕事の一部になっていて、

毎週の会社全体の役員会議(約70〜80人)

毎週のカスタマーサービス課との会議(約6人)

2週間ごとの課長部長会議(約10人)…

などそれだけで結構忙しいです。

meeting - 03




会議は英語でmeeting(ミーティング)ですが

もちろん動詞のmeet(会う)という語から来ているはずで、

日本人の会議は

会議内容を事前に伝えてあったり

資料を読めば会議の内容がわかるため

それこそmeet…会うだけで

資料の朗読会みたいだ、

というのをどこかで読んだことがあります。


こちらのmeetingは逆に

会議に参加しないと内容は把握できず

事後報告書などはないので

そこに参加し、意見を言うのが基本であり

上が決めたことに条件付きのみで賛成するのも

真っ向から否定・反対するのもありです。

ミーティングというよりは

ディスカッション…でしょうか。


会議が単に会うためではなく、

議論の場であることが重要で

それでこそ意味のある会になるのです。

meeting - 02



その代わりと言ってはなんですが…

議論だけして

尻つぼみで終わり決定判断が曖昧のまま終了…というのもしばしば。



全体会議では大人数であることもあり

発言することは(可能ではあるが)まずないのですが

それ以外の会議では

自分のプレゼンを用意したり

口頭で不用意な話題について答えを求められたりしますので

緊張感が違います。



もちろん英語とフランス語のバイリンガル会議です。

同じ内容を2カ国語で言い直す必要はありませんが、

全員がほぼバイリンガルなので

どちらでも通じる状態。


議論し始めた相手が英語で話し始めれば

英語になり、

割って入って発言した人がフランス語なら

そこから一気にフレンチ(笑)

話す相手でコロコロ変わったり…とまあ

ジーノの脳みそはそれだけでキャパオーバーになりそうになりながらの参加。



私もいい大人ですし(笑)

留学時代に宿題の発表や

映画専門学校時代の作品のプレゼンをやっていたので

ここでいわゆる恥ずかしさ…のようなものはもうないのですが

やっぱり人前で声を出すのはある程度緊張します。


伝えたいことをその場で言葉にして議論するというのは

本当に訓練の積み重ね…

仕事なので面倒だとかできないとか言ってられないし

自分の部署に影響のあることなら

はっきりさせないとならないこともたくさんありますので

バンバン発言していきます。

それにバンバン直な質問が飛んできます。


相手を言いくるめたりする

言い回しも色々学びました。


やはり発言するのなら聞いてほしいので、

コツも必要。



最近はそんなことに頭を使う毎日です。



議論が行われて決定された瞬間から

さらなる仕事ができることも多いので

のらりくらりしていられない。

プレッシャーも多いですが

結構会議は好きです。


アイディアを自由に出し会える感じも好きです。

(移民の私が)バンバン意見を言っちゃっても

ちゃんと受け入れてもらえるし。

と言っても、実際

自分が移民だなんて引け目のようなものを職場で感じたことはないのですが。



逆に個人的にボスに問題を提示するより

会議で大っぴらに出したほうが

賛同者がいることが明るみになれば

それだけで問題の扱いが違くなることも

発見しました。


ただコロナで、会議の場がオンラインになってきていて、

操作そのものや音響の悪さで

最近はちゃんとした話し合いができない感じもありちょっとイライラも…

meeting - 01



何はともあれ

こうしてずっと

働き続けていられる幸運に

感謝です。


周りには20年以上務めた会社から解雇を余儀なくされた友人や

美容関係のため完全に失業、または先の見えない休業で

収入ゼロの人もいるので。

職業柄ラッキーだったとしか言いようのないものであります。




また今日も大きな会議を仕切ることになりまして…

どっぷり疲れての帰宅です。



明日はボスの粗仕事を指摘、

ウェブサイトモデルの写真の不適切さをお題にするつもりで

会議に参戦です!




  
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【129】新居探しにあくせく



娘が一年間心待ちにしていたハロウィンも終わり

もう年末に近づいているなんて一年が早すぎます…



ジーノ家

実はここ数ヶ月

覚悟を決めて新居物件探しをしておりまして、

モントリオール不動産業界の実態を学んでいるところです。


数年間もの間

子育て、家事、仕事に追われて伸ばし伸ばしにしていたのですが

人間自分のリミットを奮い立てたら

なんとか時間を作れるものですよね・・・


room01




なんですが、

これがすっごい大変!!!



いわゆる街中に住むというのは

それなりのメリットなりデメリットなりあり

私達が希望している地域は

中でも本当に人気があり、正直困っているのです。


というのは、

下見に行くまでたどり着かない驚異の速さで売れていく

からです。

ちなみに借アパートのはなしではなくマンション購入の話です。


それは、

ネット上に新物件情報が出て2~4日

といった速さ。


木曜夜に広告が出て、

金曜の晩に買い手がついてしまう…ということも何度かありました



探し始める前はこんなに苦戦するとは思っておらず(笑)

雪が降る前に引っ越し〜なんて思っていたのに甘かったかぁ〜!?

winter2019-00
先日すでに初雪(笑)とおもったら今週は一晩で20cm積もってマイナス12度っていきなり冬ですからね・・・・(笑)



大概週末の午後に設定されることの多いオープンハウス(大概は2時間程度)で

物件を見に行けたとしても

そりゃあもう大賑わい



その日のうちに7~8件の購入希望者があっという間に書類をオンラインでやり取りして

一番高額を提示した人に音も立てずに売れて行くのですわ。

ほとんどは希望価格400~500万円くらい上乗せで。



私達も毎週のようにどこか下見に行って

4回ほど気に入ったところにオファーを出してみましたが

全部だめ。

急いで下見に行かないとオファーも出せないってことで

ハロウィンの当日、こ~んな怪しい仮装のまま下見に行く羽目になったりしてた
kasounomama
今年の職場での仮装は「某配達会社のオヤジ」というコスチューム。


2番手だった…とか事後言われますが

そのへんは機密情報なのでほんとかどうかはわかりませんし。


この間のところなんて

木曜深夜に広告が出て

金曜の夕方と土曜だけで72組が下見に来た

というマンションがありました!

それって、どんだけみんな狙ってるんだよ!(笑)


これらは全て中古のマンションの話なのですが、

新築物件はというと…

まだ足組もできてない状態、

出来上がりイメージ画像だけでほとんどは工事着工前または着工中に売れてしまう
のであります。


新築はジムや室内プール、共通ラウンジなど完備だったり

駐車スペースが屋内(雪国ではこれなかなか大事!)などいいところもあるのですが、


個人的には実際に見ることのできないので

買う気がしないので基本パス。




郊外に行けばそりゃあもう庭付きの広い一軒家が買えちゃうカナダ…

でも、交通の便を考えるとやっぱり中心街周辺が否めない。


夫の希望とジーノの希望と多少すれ違いはあるものの、

他人とこんな高い買い物して

25年もローン組むのはやっぱり緊張しますよね

だからこそよく考えて決めたいのに

この感じだと慎重になる暇もないです…


お金が物を言う世界だなあとつくづく



交通の便がいいところは自分が住むためではなく

Airbnbなんかにしてビジネスのために購入するお金持ちさんもいっぱい。

モントリオール島内は人口に対して住宅が足りていないそうです。


それでも私達はラッキーで、

元同僚で友達の

不動産屋をしているダレン君が

一言二言のメッセージのやり取りで

毎回下見のスケジュールアレンジから、

送り迎えまでやってくれていて

本当に助かっています。


裏事情もちょっと教えてくれたりして

最高に参考になる!

ダレン、ありがとうm(_ _)m

でもホント厳しい!

新居、いつになるやら…



ということで…

早く娘の部屋を作ってあげたい、

ちゃんと物が収まるリビングや

ちょっと余裕のあるオシャレ〜なキッチンに憧れをいだきつつ

もうしばらく娘のおもちゃで溢れかえったこの小ぶりのアパートで過ごすことになりそうです。





  
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【128】街角で会える男たち



ご無沙汰です。

いろんなイベントや郊外へお出かけ、公園ピクニック、祭りなどで週末が埋まっていたため

この夏はあっという間でした。


特に印象に残ってるのが、

LGBTゲイパレードへの初参加
毎年規模が大きくなっている北米でも最大級のモントリオールゲイパレードなのですが、

パレード動き始めた途端お昼寝に入ってしまった十数キロはある娘を担ぎながら3キロ歩いたこと。

汗だくで手がもぎれ取れるかと思いましたが…

周囲の応援があり歩き切った達成感ありました

gayparade-01
gayparade-02



そんなイベントづくしのモントリオールもここ数週間で一気に秋(いや、冬…)


通勤に手袋を持ち出さなければならなくなった今日この頃です。

紅葉も始まってます。

kouyou2019-02
kouyou2019-01




そんな街角にはここのところこんな看板がたくさん

senkyo


近々行われる区議員選挙の立候補者のものです。



先日よく行くスーパーの前で

立候補者のビラ配りをしてる人に話しかけられて

選挙権ないので…とお断りしたところ

その近くにいたラフな容姿の長身の男が

まさかその立候補者だったとは気づかずー



だって

サンダルにTシャツにショートパンツ。

サングラスを頭に載せちゃってるっていうラフさ。

そのへんのチャラ男スタイル半端ない!!

目指すは議員ですよよねー?

って突っ込みたくなるほどカジュアルで(笑)

日本の議員候補なんて真夏で崩してもクールビズシャツくらいは着てるハズだわ(笑)



というわけで


街角でばったり会えちゃう男が議員候補だった件
(果たして彼は当選するのだろうか・・・・)



話しかけやすい人柄を狙った演出だったかは分からんが

そのへんのおっさんのほうがよほど

正装だなあ〜と、

カナダのラフさを再確認させられたのであります。





街角で会った男といえば、

この夏は

とある人に会えた奇跡の夏だった

ことを付け加えたいー

ってっこんな軽々しく話すような出来事じゃないんですよ私的に!ホントは!




というのは、

中学生の頃から恋していたとある俳優さんに会えたのだー!



なにせうちらの時代は

インターネットなんてまだ普及してなくて

月刊映画雑誌に載るか載らないか〜っていう情報量の時代。

彼はマイナー俳優極まりなかったので(笑)ホント情報収集苦労したもんだわ(笑)

でもいつか会えたらなー

あったら何話そー

って

現実味がない悩みを25年も抱えて生きていたジーノ。




ソーシャルメディアが発展した今

だいたいどうやったら彼に会えるかは分かってきたものの

同じアメリカ大陸内にいるってことだけ。

ストーカーでもあるまいし

やっぱそんなに簡単に会える人じゃないよね(笑)


そんな彼が7月下旬のある日

フェイスブックで珍しいまさかの事前告知!

とある出演映画のプレミアム試写会でモントリオールに来ているよ!

というではないか!!!!!

fantasia2019



え!(゚д゚)
え!(°_°)
え!(゚△゚;ノ)ノ




それを知ったのは試写会のあるその日の夕方!

しかも試写会夜10:00始まるらしい(遅!どれだけマイナー?!)

翌日出勤の日だし!

しかも夫の両親が訪問中!

憧れの俳優が

目と鼻の先にいるのに

行くか行かないか

すっげー悩んだ!!



夫も彼の存在を知っているので

反対はしないものの…

行ってこいとは言ってこない
(自分が一人で皿洗ってお風呂入れて娘を寝かせなきゃならないのが嫌みたいだ←めっちゃ現実的な夫・・・)



将来英語を話せるようになりたい

と思ったのも

全ては…いつか彼と対等に自分の言葉で話ができるようにするためだった

私の青春の全て彼なしには語れないのです


そんな彼に!会った!会ってしまった!



夫を手なづけて

お義母さんお義父さんに彼への長年の憧れを納得させ、説得して

ダウンタウンまでチャリでひとり、会いに行った夜9時すぎ



普段の子持ちママステータスはもうそこにはなく、

心はティーン!乙女!

わくわくが止まらない!



試写会会場はマイナー作品だけあって隙間だらけだったけど

オーーーーー!

多少オーラのある?(と思っていたのは会場で私だけかも)

25年も見慣れた顔の人物がステージヘ!



ジーノは空いてたのに謙虚にも(笑)前から4列目くらいに座ってたんだけど

「出演(主演ではない)俳優の○○さんでーす!」

って司会が言ったとき

人一倍ヒュー〜!って騒ぐ!

自分の目がキラキラしてたのを感じました。


fantasia2019-screening



てわけで

試写会のあと全体のトークタイムがあって映画の裏話やらしたあと

会場外で出待ち!


気軽に写真撮ったりサインもらったり話ができる時間があって(深夜12時くらい)

ふつーに話した~ぁ


緊張したし、大人気なさを隠すのに必死必死


今シャワーから出たてみたいな微かないい香りがして

思っていたより小柄で

思っていたよりハンサム

鼻血が出そうなくらい嬉しかった

とってもお調子者な感じがキュートで

サービス精神も旺盛で素敵な人だったなあ。

最後まで試写会に足を運んでくれてありがとうって皆に言っていたナイスガイ!



こうしてこの夏、ジーノの夢がもう一つ叶ったのです。

会話の中で彼と2つの約束をして(と思ってるのはジーノだけ?(笑))

ルンルン気分でチャリで家路につく。

まだ彼が街にいるのにもどかしいわ!(笑)

都会に住んでてよかったな~って。

憧れの人にチャリで会いに行けちゃう距離。



まあとにかく夜遅い時間だっただけに

今でもホント夢みていたみたいな感覚です。



彼にとっては単なる一人のファンに過ぎないんだろうって虚しさはあるけど

無邪気すぎる憧れはなくなった大人になってから会ったことで

自分の精神保ててる!って思う。

夢って叶うんだな(((o(*゚▽゚*)o)))



面白いのは

この出来事が起こる二週間前

友達と今からさらに25年後に開ける予定のタイムカプセルを埋めたのだけど、

これに叶えたい夢を書く欄があって

そこにこの俳優と会えますようにって書いたばかりだったこと。

もう叶っちゃったじゃないか(笑)

もう夢も希望もないじゃないか(笑)


いやいや

これ以外にもう一つ夢を書いたので

これを叶えること目指してこれから人生を進んで行くことにしましょう。

ああいい夏だった~





  
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【64】海外生活での安全管理について



早くも紅葉が始まっている、ここモントリオール。

カナダ東部の息を飲む美しいシーズンがすぐそこまで来ています。

falls04
近所の公園で散歩してきました



そんな中、

カナダから日本へ衝撃的なニュースが伝えられています。

西海岸で留学生に人気の街バンクーバーで、

留学生として滞在中の邦人女性が殺害されてしまった事件です。



ネット上でも行方不明になった当時から話題にはなっておりましたが、

早く見つかってほしいな~と思っていた矢先、

遺体で見つかったというニュースを見て

他人ごとに思えず心のもやもやが消えません



ジーノも学生時代、3年ほどバンクーバーで留学生してましたので・・・

街のこともよく知っているし、

殺されてしまった彼女がとっていた行動もなんとなくですが

自分なりに想像がつきます。



西海岸ではわかりませんが、

こちら東部では残念ながらこのニュースはジーノの知る限り知られていません。

ジーノも詳細はYAHOO JAPANで知ったくらいですから。




事件の詳細はまだまだ明らかになっている段階ではないですし、

彼女のことを個人的に知ってるわけでもないので

下手なことは言えませんが・・・

この事件を受けて、

同じカナダに住んでいる日本人としてどうしても

「海外生活での安全管理」について

ブログ記事を書きたいと思いました。



もちろんこのブログではカナダの素晴らしさ、

カナダの魅力を伝えたいのはやまやまですが、

治安がいい、として知られるカナダも


もちろんもちろん

危険が多くあります。




ホントですよ、これ。



これから

留学あるいはワーキングホリデーでこちらに来ようとしている方、

またはカナダに限らず海外に行こうとしている旅行者含めすべてに知っていてほしい事です。




このニュースが大きくカナダ国内レベルで報道されないのも、

行方不明者

なんてカナダ国内だけでもたくさんいるから


かもしれません。


これ、ホント。




夢を抱いてカナダに来ようとしている方を怖がらせるつもりはありませんが、

本当に

自分の身は自分で守る

しかないことを覚えていて欲しい。

覚悟してきて欲しい。





日本国内でも言えることです。





ただ・・・

海外だと、言語の問題や理解するニュアンスもあって

留学生がこのような事件に巻き込まれるのは

いろんな要素が重なっているように思えて仕方がありません。



留学していると、

英語力をつけたいとか、

カナダ人の友達・恋人がほしいとか、

話し相手が欲しいとか、

いろんな自分側の欲求・好奇心があると思います。



カナダの人は基本フレンドリーなので

知らない人でも

話しかけられることはありますが、

英語で言っていることが分かった!


ってだけで舞い上がり、

自分のプライベートの域を軽く超えて接しようとしていないでしょうか?

と自分に聞いてみて欲しい。


基本、日本でもしないことはしないでください。


知らない人についていく、

2人きりになる、

公共の場でもいきなり出会ったばかりの人とお茶するとか、

次に会う約束をするとか、

家を教えるとか(この辺に住んでいる、どこの学校に行っていると具体的な学校名を出すとか含む)

友達になりたいがためにソーシャルメディアに安易に登録するとか、

メールアドレスをやすやすと交換するとか、


です。


現地の人と友達になるということが、

日本に住んでいる外国人と仲良くなる、

ってのと

わけが違うことも

覚えておいてもらいたい。


日本に住んでる外国人は

彼らのほうが日本ではいろんな意味でマイノリティーであるのです。

たいがいどこかの学校の英語教師だったり、

正体っていうのですか?

とにかく素性がわかりやすい。

逆に

海外では

あなたがマイノリティーだと考えてほしい。

いろんな意味での立場的には土地勘がある現地人のほうが上です。




そして日本では

ほとんどの場合(最近はそうでもないようですが)

見た目でたいていどんな人かある程度判断しやすい、されやすいです。



でも海外では・・・

見た目で悪い人かどうか日本人感覚で判断できる可能性はか・な・り・低いです。


言い方を変えると・・・


「単なる気さくな通行人」と「連続殺人犯」の見た目は紙一重ってこと。




実際、

この殺害されてしまった女性と防犯カメラに映っていた容疑者だとされている男性、

ジーノ的に見た目第一印象だけで判断するとしたら・・・

「カナダのどこにでもいるような気のよさそうなタイプ」

でしかないです。


いわゆるその辺によくいるタイプですよ。



でも報道によると、

ホームレスの施設を転々としていた前科持ちあったわけです。


まさか、と思いますよね。



平和ボケしすぎた日本人の感覚では

ここを第一印象、

または数回顔を合わせただけでは、

またはちょっとした英語力があって話した感じだけでは

判断できかねるわけです。



まずは自分に近づいてくるような奴は、疑ってください。




一般論で語りたくはないですが、

日本人の特に女性は

海外では軽く見られがちです。



NOとはっきり言わないし、

英語がわからなくても

へらへらして笑顔ですし。

隙が多い。



相手の狙いがなにであるか、

見極める目が自分にあるかどうかは絶対過信しないでほしい。




話しかけてくる人すべてが悪い人ではないけれど、

みんなに好かれる必要もないです。


自分の身の安全を守るために、

RUDE(失礼)になることも

時には必要です。




殺害されてしまったこの留学生(30歳だそうです)、

本当に残念です。


でもきっと彼女にはがあったに違いないと思う。


5月にカナダに来て、

9月に行方不明だそう。

ちょっとこちらの生活にも慣れてきて

ちょっと自分の女としての、人間としての背伸びみたいな気持ちが生まれたのかな・・・

と想像します。


でもこれは誰にでも起こり得ることだと思う。


ジーノもたかが19歳、20歳のころバンクーバーに住んでいたわけだから、

当時の自分が

傍から見たら、

どれくらい危なっかしい生活をしてたのか当時の自分ではわからなかったかも。

振り返っても、心当たりはたくさんあります。

今ならあんなことしないな、ってことも多々あります。


バスや電車で何度か見かけた、

ってだけで親近感とか抱くのは大きな間違い。

暇な連中があなたの通勤通学を偶然を装い、ストーカーしているだけかもしれません。



それに近年ではジーノの時代とは違い、

ネットで不特定多数の人と交流が簡単にできたりします。

これを悪用しようとすればできるわけですよ、犯罪者からしてみれば。





バンクーバーが治安がいいってのは

嘘ではないです。


でももちろん、

行かないほうがいいストリートとかあるし、

見た目ではわからない

問題を抱えた現地人はあなたの想像をはるかに超えて、た~~~~くさんいます。



見た目はいわゆる普通の装いの人でも

アルコール依存症だとか、

ドラッグユーザーだとか、

精神安定剤を飲んでいるだとか、

アジアンキラー(アジア人の女性が好みの人たち)だとか。



どこでどう転んでそんな人たちと出会ったりするかは誰にもわからないので、

本当に

本当に

自分で身を守るすべがなければ

海外では暮らしていけません。

というか

暮らせないです。



どうか、

まず先に

自分の人を信じたい心を疑ってください。



歩き慣れ始めた道でも、

ちゃんと前後左右確認しながら気を張って歩いてください。


友達になる人を

ちゃんとした理由で選んでください。


このような事件が

二度と起きないようにしてほしい。



ジーノが思うに、

殺されないまでも

この事件になりかねない

事は毎日起こっていると思う。

自分がcarelessであったがために口にしないでいる人も多いと思うので。



留学生活、ワーホリ、

みんな夢を抱いてくるんだと思う。

彼女もきっと自分でお金を貯めて、

英語頑張るぞ~って

意気込んできたんだと思うと、

本当に残念で仕方ない。


自分で自分の身を守れなかったのは

仕方ない場合もあるけど、

ある程度

自分の責任の部分も多いので、

これから海外に行く人は

もう一度、ちゃんと覚悟を持って安全対策して来てほしい。

特に気持ちの面で。



ジーノも冗談抜きに、

他人に隙を見せたら終わりだ、と思っていて、

毎日人を疑って生活していますよ、これでも!

そんな挙動不審なジーノが近所で一番怪しい人なのかも知れないけど・・・

それでも自分の身の安全を確保できるのならそれでいいと思っています


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【53】仕事の話①


先日、

今の仕事(トークモアじゃなくて、本業のほう)に勤務して丸1年が経ちました。


こちらで、モントリオール発祥のメンズ衣服のアパレル関係の仕事しているんです。


以前にもワーホリの時にカナダの企業(写真関係)で働いたことがあるけれど、

いやあやっぱりこっちはいろいろ緩い!(´∀`σ)σ

特にファッション業界はアート系の人たちの集まりだからなのか、

業務を綿密にこなすことよりも

楽しむこと重視な感覚です。



この一年も

かなり会社的に

どうなのよ?

って状況はたくさんあったけど、

人間関係はかなり恵まれているなあと思っています。

どんな会社でもやっぱり人とのかかわりは重要ですから

これは大切!


モントリオールで一番と言っていいほどシャレオツな地域、

マイルエンド(Mile End)って地域に通って一年。

いろんな仲間や同僚と出会い、人とのつながりを学びつつ仕事として時間を過ごした一年。



カナダの企業はなんといっても、遊び心が大切


先日はとにかく暑かったので、

上司が太っ腹にも

アイスクリーム屋さんを社内に出張派遣してくれて、

しかも結構本格的なやつね・・・

食べ放題、

たいへんおいしい思いをしました★


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work-icecream02



他にもこの一年、


夏はビーチバー貸し切りでサマーパーティー、

work-summerparty



秋はハロウィンコスチュームで勤務、

work-halloween


冬はバー貸し切りでクリスマスパーティー、

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誰かの誕生日はみんなでケーキで祝う、

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ボスがBBQセットを持ってきてホットドッグを焼いてくれる、

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work-hotdog02


カリブ海出身の連中がランチを大量にふるまう日がある、

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一緒に寿司食べ放題レストランへこぞって行く、

work-sushi


などなど

真剣に仕事してるのかい?

って時もあるけど

楽しい時間もあるわけで

みんな仲間って感じで仕事ができていることに感謝。



シリアスになりすぎると

逆にうまくいかないので

ジーノもいい意味で・・・(笑) 緩くなることを学びつつの一年でした


毎日会う人たちなのでね、

やっぱり気持ちよく過ごせる人たちならそれに越したことはないです。




ジーノの仕事はネット注文した人たちの返品処理に関する業務なのだけど、

お客さんにもなかなか遊び心があって面白いです。



先日、

返品郵便の中に

こんなポストカードがメッセージ付きで入っていました。

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カナダのイエローナイフって街のお客様です。

オーロラを見られる名所として有名な街からのお便り。



メッセージには

work-customer02

「いつも素晴らしくいてくれてありがとう。服も気に入ったし、油断ないカスタマーサポートのみんなもとっても気に入っているよ。いい仕事を続けてね。ここイエローナイフに少なくとも俺たち二人の(忠実な)顧客を獲得した事になるよ。もしオーロラを見に来ることがあったら俺たちに知らせてくれよな!」


めちゃくちゃ個人的(笑)

でも、

なんて心温まるメッセージでしょう・・・・

毎日何百人、時に何千人に注文商品を送っているけれど、

その中の一人でも時間かけて書いてくれるメッセージ、やっぱり嬉しいものですね。

仕事している甲斐があります。

中には感謝のビデオレター送って来るお客さんもいて、去年話題になったりしました。





日本人的感覚で言ったら

ルールがなく

決まり事をつくってもほとんど2~3日で破られ、

「徹底」って作業が皆無、

ボスもかなりlay back(のんびり、のんき)で多少イライラ
するけど・・・

ビジネスはうまくいってるみたいで、

事業拡大して

来秋からはレディースのセクションもコレクションに入って来るらしいし、

今までは顧客がカナダとアメリカだったのをインターナショナル40カ国から注文できるようになっているらしい。


日本上陸もする?している?みたい?だけど・・・

やっぱりこの「らしい?」って状況が

現地で働いてるジーノすら把握できていないところが、

緩いって証拠なんだよね、

誰も実際の状況を知らないっていうね(笑)



まあいいか、

それでもお給料いただいてるし、

働けているのは

幸せなことであります。




  
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