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メープルランドの日常

~愉快でユーモラスなバイリンガル都市生活ブログ~

【176】ハロウィンは成りゆきバスターズ




なんだか長くて暖かい秋だなあなんて思って油断したら

急に気温が下がってきたモントリオール。

かなり遅い初雪が今週ありましたが、

すぐに真冬の風景となり流石!と笑ってしまいました(笑)



今年は娘がプリスクール(日本の年長さんの年ですが、ケベック州では義務教育)

9月から通い始めています。



それから新しい習い事を始めたこともあり

日本語センターのイベントも含め

去年のものや

自前のプリンセスドレスをも持ち出して衣装替え、

計4回もハロウィンの仮装をする機会がありました。

halooween2022-01




実際のトリックアトリートには

「ミラキュラス・レディバグ」というフランスのアニメキャラの仮装をリクエストされていたので

作りました。



赤い上下に斑点を付けて、

マスクをちょっと裁縫で作っただけなんですが、

本人はなりきり度がウィグでアップしたのか

ものすごく喜んでくれました!


halooween2022-02



私はというと、ゴーストバスターでした(笑)


夏にセカンドハンドショップで見つけたグリーンのサロペットを

あくまでも普段着用に買ったんですが、

家に帰って試着すると夫から冷たい一言。


「ゴーストバスターズにしか見えないしっ」


そこからじゃあじゃあハロウィンで使ってやろうじゃん、

ってことで成り行きバスターズ(笑)



ゴーストバスターズはご存知、映画のシリーズです。



2016年に女性版の映画もあって

その一人のキャラに。

halooween2022-03



実際サロペットを着て、

ロゴマーク付けて

黒いメカっぽい大きいリュックを背負って

ビームの出る武器を

サランラップの芯と粉ミルクの空き箱で作っただけで完成。


ゴーストバスターズを知ってる方は

ここで何を言ってるかすぐわかっていただけると思うんですが(#^.^#)




ただですね、

ショックだったのは、

この「ご存知ゴーストバスターズ」…

80年代の映画でこんなヒット作、

知らない人はいないと思っていたのが

大いに覆されたことです。



日本語センターの日本人ママさんたち

やっぱりジーノより世代が下なんですよ(笑)



「あ、聞いたことある」

「映画ですよね~?」

とかそれくらいの認知度でした(悲笑)


確かに小学生から洋画好きだった私は

出演俳優の名前も覚えていたくらいなので

熱度に違いがあって当然なんですよね~

それプラス

高齢出産の私は

世代がやっぱり違ったわ(笑)



ちなみにパパさんたちのほうが反応良かったです。

テーマソングをすれ違いざまに歌ってくれたり

マシュマロマン役をふってきたりしてくれました。

なのでニューヨークの街を武器を持って走る真似を仕返したり(笑)


子供世代はポカーンとしているのが殆どで

親の影響なのか、あ!知ってる!って子もいるにはいたけど数人。


確かに幼児、児童には怖い?映画で見せないかー

今更そんな昔のコメディー映画ほじくってピンポイントで見せないよなーと

あとから納得。



でも本人(私は)楽しかったのでまいっか。




同日、

娘が通い始めたブラジリアン柔術の道場が

ハロウィンパーティーを企画してくれまして

行ってきました。

こちらは結構本格的な仮装の人ばかりで楽しかったです。

halooween2022-04

halooween2022-05

halooween2022-06




31日は学校へ仮装で行って、

夕方からは実際のトリックアトリート。

去年のキャンディーもまだ底をついていないのに

また近所を回って大量のお菓子を貰ってきました。

雨も降らず、温かいハロウィンでありがたい。


halooween2022-07

halooween2022-08

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都会なモントリオールですが

ハロウィンは地域でやってる感が感じられて毎年一番の楽しみです。

来年は何になろうかな~?



  
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テーマ: DIY | ジャンル: ライフ

【173】久々のプライドパレ-ドにがっがり

先週まで30度近い日もあったのに一気に10度にもなる

極端なモントリオールの夏の幕引きです。


夏が完全に終わる前に、

書きたいことが出てきたので

ちょっと旅行記は後回しにして

今回はプライドパレードについてです。



3年ぶりに北米最大級のモントリオールのプライドパレードが

先月7日、行われる予定でした。


通常うん千人が行進し

この街の数々ある夏のイベントの中でも大きなものの一つです。


何度かブログでも触れていますが、

LGBTQ (今や2SLGBTQ+となるらしいです)という人たちは

もはやモントリオールでは「マイノリティー」とは呼ばない気がしています。

pride2022-01
これが2SLGBTQ+のフラッグ(旗)。従来のプライドフラッグよりさらにカラフル。さらなる多様性を認めます。


普段の生活にて、当たり前のこと過ぎるので

自分が、友達が、それに属するかどうか、も

もはや問題ではないレベルでしょう。





しかし、

やはりパレードでまだまだ国内外に向けてメッセージを発すること、

理解を求めること、

サポート心を提示することは大切です。

カナダは同性婚を認めている数少ない国の一つですが

強い宗教心や移民の文化的な考えなどがある中、

やはり存在理解を求める、「Acceptance」(受け入れ)を促す力は

どこかで常に働いていなければなりません。

何が「普通」かが問われる現代では特に。


コロナで3年ぶりの開催ともあって

みんな楽しみにし話題にしていました。



なのに、ですよ~!!!

今年、更に規模を拡大したパレードが結果、

中止になってしまったのです



しかも、

パレードが始まるほんの数時間前まで誰にも知らされていなく、

びっくり仰天、

普段ドライなケベック人でさえ

みんな怒こって呆れていました。




私と子どもたちも

ベビーカーと共に

パレードの歩く側で参加予定でした。


娘とレインボーフラッグを折り鶴でデザインし、

プラカードとして持って歩くつもりで制作もしていましたが

出番なし(涙)

pride2022-02



夫の会社グループだけでも参加者は私達含め200人が歩く予定で、

この日のためにケベック州内の遠方からも参加者が現地入りしていたし、

夫は会社のパレードトラックを設置しに

朝5時起きで繁華街のスタート付近にて準備していたんです。

会社が大人気のドラッグクイーンと契約し、雇っていたし
(パレードと前日のブースで宣伝ガールしてもらうだけで高い給料前払いしてます~!)

最終日であるパレード前の一週間は

プライド週間と言って

ずっとストリートイベントや

会場、ゲイバーなどでの有料イベントも

問題なく堂々と開催していたのですが。




私達が知らされたのは

もう玄関を出ようか、と言うときでした。


蒸し暑い日でしたので

飲水や弁当や離乳食や色々準備して

忘れ物がないか確認して

息子をベビーカーに乗せて

夫に「今出る」とメールしようとすると

夫から電話。


「中止されたって」


「はぁ?」



沈黙~~~~~(笑)


「朝から組み立てたトラックのデコを解体しているところだよ」

「え?」



楽しみにしていたぶん、

ほんとに中止なのか信じたくありませんでした。



ウェブサイトをチェックすると

取ってつけたようにパレードのところに「Annulé」(中止)

って出ているだけで

理由など詳しい説明は一切なし。


日本じゃ考えられないけど、

ま、カナダではあり得るなと。


でもあまりに急なんで

テロ的なまたはヘイトクライム的な

威嚇なんかがあってなんか安全上の対策って理由か?

と思ってました。



ところが

後の報道による

なんと~!

ただのプチミス!

企画運営上のうっかりミス。


ボランティア80人を単に雇い忘れて

それが当日発覚し

警備にあたる警察がGoを出せなかった、

というだけのことでした。



それによってどれくらいの経済的損失があったのか

考えただけでもゾッとします。



モントリオール市長も

「ボランティアが足りないと私達、市に事前に連絡があればどうにかできたはずです」

と主催側に訴えていますが、

当日まで主催側さえ気づいていなかったという守備の甘さ。

日本のように謝罪会見を開いて...なんてことは

起こりませんが

責任は感じているらしく

参加予定だった会社や機関にはちゃんとアンケートなんかを取るらしいですが。



それにしても、アホ過ぎる。


今回の開催についてはエコを徹底していて

パレードトラックは電気自動車のみ使用可能、

参加者に配る水もペットボトルはやめよう~!と

参加者にはマイボトル持参を促し、

給水車まで用意があったといいます。

そんな準備もパレードがあってこその準備のハズ。

こんなに徹底していていいことだなと思っていたのに残念です。


前々から思っていたんですが

カナダってなにか過ちがあったときに、

基本あきらめ姿勢で、

前に進むと言う意味ではそうなんですが、

起こってしまったことに対しては

悔しがらない、恥に思わない、反省しない


というのが印象です。

さらっとしてる。いい意味でも悪い意味でも。


どうか来年はそんなことがないように教訓にしてほしいです。






  
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【161】 ハロウィン2021

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去年はコロナの最中でお菓子周り、トリックオアトリートができずにいましたが、

今年は問題なくできました




実は一週間ほど義理の妹家族が来ていたので、

フランス人従兄弟二人と娘は

久々のトリックオアトリートにみんな大はしゃぎ

halloween2021-09



フランスにはここまで本格的なハロウィン文化は根付いてないので

なかなかの異文化体験だったみたいです。

halloween2021-04

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公園で会って仲良くなった近所の子たちも一緒に


さすが雨女、外さず降水確率100%でずぶ濡れでしたが(笑)

トリックオアトリートは、近所のお家の様子を見られたり、

どんな人が住んでるか知れたり

大人にとってもちょっと興味深い夜です。


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ここ2年コロナでできなかった反動なのか、

地域性なんかわかりませんが

うちの近所はデコや演出にものすごく力を入れていたお家が多い気がしました。

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肝試しテントを作っちゃってたり

フル仮装の魔女が出迎えて怖がらせたり、

商店でも本当に惜しみなくお菓子を配ってました。

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一時間足らずで大きなバケツいっぱいに!


それに

週末に当たったため、今年は金・土・日と3日も仮装する機会があり

去年と同じコスチュームでしたが、

私も2021年妊婦バージョンで勤務(笑)

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コロナ警察ワクチンピストル



娘はというと、

何故か今年の仮装リクエストが微妙で、制作に手こずった母ですが

なんとか形に

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「オウム」になりたかったらしい(笑)
カッパポンチョにフェルトを縫って、帽子にクチバシを取り付けただけですが~時間だけ妙にかかりました。娘は喜んでくれたので良し!


今年は家族が来たぶんバタバタしましたが

ずぶ濡れも含めて、結果思い出に残るハロウィンになりました。



トリックオアトリートのあと数時間後のフライトで

フランスへ帰って行きました。



来年は娘もプリスクールに通うでしょうし、

学校の友達の影響も出てくるでしょうから

次回の仮装のリクエストは一体何になるのか!

今からドキドキの母です。




  
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【159】早めの野外誕生会



今年の夏は蒸し蒸しと暑い日が続いていたモントリオールですが、

ここのところ紅葉も始まって秋になっていくのがわかるようになりました。



娘は雪がちらつき始める10月末生まれ。


この夏も例外なく

夏生まれの子たちが公園でやる

爽やかな誕生会に憧れをいだきつついました。

fiesta-2021-01
こんな感じで公園のテーブルや一角に風船を飾っているのは大概誕生会です。



招待したい友達の人数を数えてみると

コロナの規制もまだあるし、

屋内は密になることがあり、

今年は娘の誕生会どうしようかなーと思っていたのですが、

屋外なら大人数集まれるし
(9月の時点で野外ならソーシャルディスタンスを守れば50人まで可能)、

これを機会に寒くなる前に早めの誕生会、

憧れの野外でやってしまおうではないか~!

と言うことになりました (((o(*゚▽゚*)o)))



ただの誕生会じゃ面白くないので、

毎回テーマを決めて飾りや食べ物、テーマカラーを決めます。

2年前は色合いから決めてマーメイド(人魚)がテーマ。
(マーメイド誕生会の様子は→こちらの記事




今回は提供できそうな(手抜き)料理がタコスだったことから

自然な成り行きでテーマがメキシカンとなりました。



メキシコの祭りといえばピニャータと呼ばれる硬い風船を

子供たちが順番にたたいて

中のお菓子やおもちゃを拾う伝統があるので

手作りピニャータ作りにも挑戦


ネットでの情報を頼りにコツコツと娘と作ってみる、

こういうプロセスも一緒に楽しめる年齢になったんだな、5歳

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まず、空き箱を作りたい形のシルエットにします。

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次に新聞紙と水で練った小麦粉を何層にも重ねるのを繰り返します。 形さえ定まれば簡単ですが、乾くのに数日かかります。

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あとは花紙やペーパー包装紙なんかでひらひらやボンボンで飾り付け



今回はリャマ形にしてみたんですが…

耳の長さと首の角度の関係のせいか、

何だか着飾った犬みたいになってしまいました(笑)
でもリャマだと言い張ってパーティーまでになんとか娘を洗脳(笑)


出来たら事前に開けておいた背中部分からお菓子やおもちゃを詰めます。

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入れた飴やお菓子も中南米のちょっと珍しい(怪しい)ものをいれてひと工夫しました

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ついでにおもちゃとお菓子入れの袋も手作り!


あとはメキシコのお祭りの雰囲気を出すために

サボテンのオブジェをダンボールで作ったり、

パペルピカドという紙製の切り絵デコレーションも制作。

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カラフルな感じが

子供の誕生日に似合ったハッピーさをプラスしてくれました。
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メキシコ人の同僚に聞くと

なんでもピニャータを叩くときに歌う

「ピニャータの唄」なるものがあるらしいので

短いバージョンですが覚えてみることに!


もちろんスペイン語です。

参考:ピニャータの唄(ショートバージョン)
https://youtu.be/wvcYM_4xtVE


驚いたことに

スポンジの脳のごとく吸収力の早い5歳児は

YouTubeをたった数回見ただけで全歌詞暗記!!!
すげーな!

意味がどうとか理屈じゃないんですね。

音で覚えてしまう神業です。
きっと一生忘れないんだろうなあ...

毎晩のようにその歌を口ずさむ娘のおかげで

私も(やる気のない)夫でさえも

一ヶ月足らずで覚えること(ハメ)になるのですが(笑)



こうやって

テーマを決めるとクリエイティブなアイデアを出し合ったり

異文化を学ぶ機会にもなるので、

娘にも私達にもいい刺激です。

それから以前から気になっていたラテン食材のお店にも足を運ぶことができ、

モントリオールをまた一歩開拓した感も。




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タコスのメニューにも

オーソドックスな具(レタス、トマト、チーズ、紫玉ねぎ、チキン、ビーフ)に加えて

トマティーヨと呼ばれる緑のトマトを加えたり、

コリアンダー、サワークリーム、アボカドや

お好みで激辛ハラペーニョもあったり

数種類のホットソースやタバスコ、

メインのトルティーヤは本場のものに近いトウモロコシのものと

カナダで主流な小麦粉ミックスのものと2種類用意。

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近くの公園には幸い東屋みたいなのがあるので野外で開催でも少しくらいの雨なら大丈夫!でも心配をよそに当日は晴れてくれました!


友達に借りた野外BBQマシーンでその場で焼いて食べるトルティーヤのタコスは

みんながそろって本当に美味しかったと言ってくれ、

以外にもデザートに用意した(デザートはいつも甘党の夫担当)

これまた中米出身の同僚伝授、

「三種の牛乳ケーキ」と「レモンビスケットミルクケーキ」

が大大好評!

すごい量だったのにあっという間に食べきってくれました!

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食材はただただ切るだけだったので

材料さえ揃えたら準備は比較的ラクでしたが、

当日のものすごい強風でデコレーション飛んじゃうし

蜂やハエが大量にやってくるし、

朝から娘の面倒をその間見てくれるはずの友人の寝坊で準備が散々だったり、

フリーフードのイベントだと思って(たぶん売春婦の)怪しいおばちゃんが現れたり(笑)

公園周りのピエロ楽団が偶然やってきて数曲演奏してくれたり(おかげでフリーエンターテイメントの幸運!)、

数々屋外ならではのアクシデントもありましたが。( ^o^)<ンンンンンンンンンンンンンンンww




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ピニャータは上から吊るして、叩く順の子供の背の高さによって大人が調整

それから肝心なメインのピニャータが

手作りなだけあり頑丈過ぎて割れず、

大人がナイフで切り裂いてやっと中身を出せたので

多少子供の夢を壊したシーン(笑)もありましたが、

どこを取ってもいい思い出となりました。

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やっと出てきたお菓子とおもちゃに群がる子供たち


何より娘が朝の公園清掃から、パーティー自体はもちろん

片付けに至るまで一日中楽しんでいたのが印象的で

親としては一番嬉しいです

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10人以上の子供たちが参加してくれたのでキッズコーナーを設け、タトゥーや福笑いも作成





仕事場のボスが快く大きな野外テーブルをかしてくれたり、

生のメキシコ情報を教えてくれた同僚、

友達みんなが手伝ってくれて成功したイベントです



私達を含めて38人が4~5時間に渡り参加してくれました!

みんなありがとうm(_ _)m


毎年とはいきませんが…

次回はまた違ったテーマでお会いしましょう




  
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【158】妊婦がキャンプ


今年2回目のキャンプに行ってきました。


以前の記事(→こちら)で紹介したユルト(モンゴル風ゲルテント)のキャンプより

さらにハードコアなレベルからは遠いものです(笑)



タイトルの通り、

実はジーノ現在7ヶ月の妊婦でして…

テントで寝るには体への負担が大きすぎることもあり

今回もキャンプと名乗りつつほぼ「別荘」の宿泊にしました。


頻尿妊婦なので、トイレももちろんあり

キッチンもベッドも全て揃っているところです。

暖炉の薪もあり使いたい放題で

ガスのBBQなども全部込み。

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外にもファイヤープレイスあります
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薪の備えも充実



でもただの別荘ではやっぱり面白くない、ということで

今回はズーボックス(Zoobox)と呼ばれる

エコロジー最前線のキャンプ方式
を体験。

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コンセプトがかなり興味深い場所。


自然との一体感は素晴らしいもので、

別荘の40%は窓という開放感たっぷりの間取り。

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https://admin.blog.fc2.com/control.php?mode=editor&process=load&eno=159#
国立公園の森1000エーカー(約405万平方メートル、東京ドーム86個分だそう)

とにかく自然に優しい環境の整った

ボックス型の別荘が点在。

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ハンモックで本を読んだり昼寝したり…
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ロッククライミングでも遊べる

壁にはなんとロッククライミングが設置してあり、

隠れ家のような遊具のような仕組みで

上のロフトベッドに行け、

それだけでも子供にとっては楽しみの一つ!




メインのベッドはキングサイズで、

天井から下ろし使います。
ちなみに室内には計大人6人寝られるベッドスペースがあります。

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ダイニングエリアの上にベッドがつるしてあり、夜はこれを下ろして使う仕組み


なぜかポップコーンメーカーがあったところがカナダらしい茶目っ気?



それにズーボックスの何が特別かというと、

日中、屋根にある太陽電池パネルで集めたエネルギーで

家電が全て稼働している


ところです

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各ズーボックスの屋根の上にソーラーパネル



充電エネルギーが足りなくなったら

屋内にある自転車のペダルを漕いで自己発電!

悪天候の冬は一応発電機で定期的に充電増やしてくれるみたいですが。

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バスタブの横にあるぺダル

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残りのエネルギーがどれくらいあるかは室内の子のバロメーターランプで表示されています。


なので当然ながら森に電線が一切ない。


お店や外灯もないので夜は真っ暗です。


薪の暖炉もあり、もちろん極寒の冬場でも利用可能。

自己発電ヒーターの備えももちろんあります。



駐車場以降は

別荘までの敷地内は森の中を徒歩移動です。

その道は砂利はなんとなく敷いてはあるものの

森は野放し状態。


私達の予約したところは駐車場から2キロあったのですが、

森の空気を吸いながらでは

それほど遠くは感じませんでした。



大きな荷物は電気自動車が運んでくれる徹底ぶり。



利用者やワーカーの森の中の移動は徒歩かマウンテンバイクか、冬はソリのみ。


施設にチェックインしたら

あとはチェックアウトまで自由なので

大自然の中ほぼ人に会うことはなかったし、

泳げる湖はプライベートビーチ状態でした!

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早くも紅葉が始まった山を目の前に

ビーバーのいる沼は

カヌーやカヤックし放題!

これはほんとにザ·カナダという感じで素晴らしかった!

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冬場は当然ながら湖が凍って

天然スケートリンクになります。


一泊$200弱(1万7000円ほど…シーズンによるのかな?)とお高めではあるのですが、

6人で泊まって割れるなら…

もしくは

カヌーやり放題なだけで元は取れるなあという計算です。



色んな種類のカエルやトンボ、キツツキ、リス、蛇は出るは出るは。

沼にはヒルもウジャウジャいました!

ブルージェイという北米生息の青い鳥(日本名アオカケスというらしい)

もバンバン飛んでおりました。


きのこが生え放題の森での散歩は

実に清々しいものです。



田舎育ちの私は

小さい頃遊びながら裏山で学んだ知識がいろいろ蘇り

懐かしい匂いだったり

感覚だったりを思い返します。


所違えど、

夫もそれは同じらしく

娘に伝えるべき昔の話をします。



暗くなると危ない、

火は熱い、

電気は作るものだ、

朝は冷える、

太陽は温かい、

月は明るい、

水は貴重だ、

棒の先は危ない、

動物は死ぬ…


人類の基本的な知識が

都会育ちの現代っ子である娘には

まだ理解できてない部分があるようです。


幼いから、なのか

普段は物質的な世界にいるからなのか、

その両方か。




先日、贈り物でトランシーバー頂いたものだから

日の出の写真を撮りに山の頂上まで行ってしまったパパと

「いつ帰ってくる?」

の通信をやり取りしていました。

電話ではなくトランシーバーです。

これも娘の非日常を楽しくさせたアイテムとなっていました。


私も妊婦だけど一日何キロ歩いてるんだ?よという

運動量が多かった3泊4日。


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森に囲まれて起きる朝はすがすがしい!

普段は5時前に目覚まし時計で起きている生活なので、

それがないだけでもストレスフリー!


妊婦はもちろんアルコールフリー(笑)


お茶を飲んでゆっくりしたかったのに

ティーバッグを持ってくるのを忘れてしまって

おまけに痛手のカフェインフリー(笑)でした。

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オレンジとレモンを持ってきていたので皮をお湯に入れてティザン?風なんちゃってティーでやり過ごした…




最終日は浴槽にお湯をため、

薬草の素を入れて温泉気分!

ここ何年もの海外シャワー生活なので

お風呂に入るのがこんなに気持ちがいいなんて忘れていました!


娘ははじめ「ママー何やってるの!?」と不思議そうに見てるだけでしたが

「たぶん(笑)入ってみたい!」

と言って(笑)服を脱ぎだし参加。

浴槽で水を貯めて遊ぶことはあっても

娘がお湯に浸かるのは

5年近くの人生、おそらく初です。


日本人の血がうずくのか、

「キモチイイ、イイニオイ!」

と片言日本語で言っていました。


パパもおいでよーと言うのですが

「俺はいいよ...」

と言うところ、

やっぱりコイツ、ガイジンやなあ(笑)と思う妻なのでした。


半身浴程度でしたがほんとに温まった感じ!




んなわけで

今回も自然の中で最高の時間を過ごしました!



帰り際に、森でマタニティーフォトを撮って、

帰り道で、恒例のりんご狩りをして家路へ。

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モントリオールから1時間半でいける

イースタンタウンシップスというガイドブックにも載っている観光地エリアにあるズーボックス、

超おすすめです!

https://levertendre.com/



  
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