fc2ブログ

メープルランドの日常

~愉快でユーモラスなバイリンガル都市生活ブログ~

【181】雨女は雪女になる冬の方程式




ちょっと前まで冬真っ盛りのモントリオールでしたが、

雪が解けるくらいの日があったり

ちょっとずつ春に向かっている気はします

ただ実際5月中旬までは

油断ができない大雪なんかがあるのが通例なので

まだまだ楽観視できないのですが(笑)



先週末(3月中旬)に聖パトリック祭(アイルランドのお祭)があって

中心街にパレードを見に行ったんですが

2時間くらい外にいるのはそりゃあもう寒かったです。

stpat2023-01

stpat2023-02



stpat2023-03


この日の気温はマイナス11度、

体感温度マイナス15度、風あり。


普段こんなに長時間外でぼっ立ちする機会はないので

久しぶりすぎて参りました。

防寒対策をもうひとレベル上げていくべきだったと後悔。


スノーブーツを履いていたのに

足の指先が壊死するかと思いました。

stpat2023-04
トランペット演奏者も防寒カバーが必要です




モントリオールが最低気温を出すのは2月か3月です。


今年も2月に、日中でも

マイナス26度、体感温度マイナス40度の日が数日

ありました。



毎年のように冬になると

このような極寒の地に住んだことがない人がよく口を揃えて聞いてきます。

「一体どうやって暮らすの?」

と。


確かに温度を数字だけ見ると

冷凍庫より低いです。

マグロの冷凍庫かよ~!って勢いです。



でも改めて言いますが、

セントラルヒーティングのお陰で

家の中や建物内はすべて常に20度くらいはあります。

寒さを意識することは屋内に居る限りありませんので

暮らすのには全く問題ありません。


外に出るときは

それなりの格好をするので

長時間外に突っ立てる用事はほぼないので

大丈夫です(笑)


実際この外気に触れる可能性があるのは…

外でバスを待つ間と、

地下鉄駅まで歩く間と、

車に乗り込むまでの数メートルだけです。


そうでなければモントリオールに

こんなに沢山の人間がそもそも暮らしていないはずです(笑)




モントリオールの中心街には

地下鉄駅と直結の

10キロ以上もある大きな地下街があり

ショッピングから歯医者からレストランから

屋外に出なくてもTシャツで過ごせる大空間もあるのです。



暮らしていて思うのは、

問題は温度の低さ自体ではなく

それに伴う着こなしと、

やるべきことの条件と状態のマッチングの方です。




生活する上で

車があるか、店やスーパーが近所にあるか、

などの自分の状態が

生活上の作業をより楽に行えるかの条件との

難を生み出す方程式のXの値を

想像と経験と好みで解かなければならないことです。



そのXの値(=難)がYの値(余裕、良点)の兼ね合いで

自分のキャパシティ圏内かどうかを求めるためです。



最低気温がたかが氷点下くらいにしか気温が下がらず

雪もほぼ見ないでぬくぬくと静岡中部で育った私には

モントリオールに来るまで

ここまで真剣にこの手の方程式立てたことがなかったです。
ちなみにバンクーバーなど西海岸は同じカナダでもそこまでシビアな冬ではないので、ひとくくりに「カナダの方程式」にはならないんですが。



ちょっと分かりにくいと思うので

例を上げてみます。



今は一歳児を子育て中なので

条件も状態もかなり絞られますが...


例えば、

比較的簡単な例ですと…

「徒歩圏内の大きいスーパーに行きたいとき」

私の場合の方程式がこれです。



---------------------------------
Xの値(=難点)
Yの値(=余裕、良点)を求め、
キャパシティーを比較。
---------------------------------



状態: 積雪有り、息子同伴
条件: 抱っこ紐移動、キャリーカート持参


X=Y÷(抱っこ紐) × Y÷(リュック) × Y÷キャリーカート


Y=移動中片手が開く、リュックにも買ったものが多少入れられる、キャリーカートに入れられる分の比較的たくさん買い物ができる

X=ダウンコートの上から抱っこ紐でかなりモコモコになる、息子が重い、リュックの分重い、スーパーのカートにキャリーカートが載らない場合がある、息子が行きに眠ってしまうと買い物中にカートに載せられず重いので買い物が短時間になる可能性がある、積雪がありすぎるとキャリーカートがうまく転がせない


winter-houteishiki-01
スーパーのカートが、キャリーカートを載せられるタイプのスーパーだったらラッキーこの上ない。



状態: 積雪有り、息子同伴
条件: ベビーカー移動、キャリーカートなし(手提げ袋のみ)


X=Y÷(ベビーカー) × Y÷(リュック) × Y÷手提げ袋

Y=移動が楽、買ったものがベビーカーに載せられる、リュックにもたくさん入れられる

X=積雪量によってベビーカーが通れない道があり近道ができない、またはそもそもベビーカーが使えないかもしれない、スーパーのカートや籠がベビーカーと同時には使えないので実はあまりたくさん買えない、手提げ袋だと入らない食材がある



このように少し条件や状態が違うだけで難が変わってきますし、

それが温度によって致命的になったりです(笑)


晴れている日と雪の日ではまた違います。


晴れの日の方が気温は低い傾向にあるし、

雪が降っていると荷物も着こなしもプロテクションも変わってきます。

また、

前日がどんな気温だったかによって

歩道が凍っていたら外出は致命的になりかねるので

実際はもっと複雑な方程式になってしまうのですが、

絶対にXの値のほうが値が大きいのです。




これはあくまでも歩きで、一人で息子を連れて行く場合です。

娘もついてきたりすると不可能なことも。

夫もいるとかなり難は減ったり。



出発前に状態の把握が大切になってきます。


それに

息子の年齢が上がると

抱っこ紐も無理になってくるのですが。

すでに10キロ超えている息子に

スノージャケットやブーツをはかせて

自分も厚着した上で抱っこ紐は汗だく作業であり、

ベビーカーだと積雪量や除雪具合ではそもそも移動が不可能です。



winter-houteishiki-02
すべてを踏まえてもキャリーカートはおばあちゃんみたいだけど(笑)かなり重宝しています。
数年前、Walmartという大手のスーパーで衝動買いして大正解。



雪の多い時期は

できるだけ買い物回数を減らそうとするのですが

その分一回の量が増えるのでなかなか頭が痛いところです。


車があったら楽だろうと思うんですが、

これはこれで駐車場問題と

市の除雪車の時間帯の兼ね合い、

車自体の除雪問題とメンテナンスの

方程式がいくつも発生するので

それはも〜う何倍も大変であります(笑)


まだ徒歩圏内にスーパーがある街中に住んでいるので

方程式もこの程度なんですけどね(笑)



最強の雨女の私が

冬は雪女になるのがせめてもの救いだったり(笑)



いいか悪いか

雪の降ってる日のほうが

気温は高めであることがほとんどです。


買い出しの予定を立てる上で、

天気予報が簡単にネットで見られる時代で良かったなあと思います。


このように

雪国ならでわの苦労もあったりしますが、

気温自体が問題になることはかなり少ないのでした。





  
 トークモアは人気上昇中の日本人講師メインオンライン英会話サイト!ワンレッスン300円~始められます!
 生徒さんのニーズに合わせた大好評ジーノレッスンはポイント 1コマ★750円★でレッスン中!詳しい講師プロフィールはこちら【注*只今育児奮闘中でレッスンお休みしてます】
スポンサーサイト



テーマ: 思うこと感じること | ジャンル: ライフ

【160】贅沢をする、楽をする



「贅沢する」の意味を辞書で調べると

①普通以上に金銭などを費して物ごとを行なうこと。また、必要以上のことをあれこれと望むこと。また、そのさま。

②(金銭以外のことについて) 普通以上であること。また、そうなろうとすること。


とありました。



普通以上に…のこの「普通」と感じる部分の違いもあるかもしれません。



極めて個人的な意見になりますが、

私の日常には贅沢をしてるなあと感じる場面がいくつかあります。

そしていつも同時に何らかの「罪悪感」を感じていることに気づいています。



まず最近はこれ。

「昼寝」をすること。

只今妊娠後期に入っている私ですが

最近どうも眠気が凄まじく、

週末は知らぬ間に横になり目をつぶってしまうと

死んだように1~2時間寝てしまっています。

その間夫が娘の相手をしてくれたり、

何も言わず食事を作ったりしてくれているので

ごめんまた寝てしまった!と思いつつも

体の欲求に勝てない自分がいます。

今まで昼寝なんてできる性分ではなかったので

これはわたしの中でとても大きな贅沢という感じです。

妊婦の時期はまだ言い訳ができるかな?と思っているあたり、

やっぱり罪悪感があるようです。



それから「外食」すること。

これは私の生い立ちに関わっているに違いありません。

働くようになって友達と遊びで飲み食いしに行ことはあっても

単に夕食のために"家族のみで"外食した記憶がまずないので、

とっても特別なことのように感じ

衣食住の一部に外で他人が作った料理をお金を払って食べる、

という行為に毎回かなりの贅沢を感じてしまいます。


と言ってもそんなに頻繁にするわけではないですが、

特にお祝いでもないのに家族でブランチする日なんかはなおさら。

brunch plate
先日行きたかった寿司屋が(たぶんコロナの影響で?)閉店してしまっていたのであえなく入ったブランチ店にて。さすがカナダのプレートは大盛り!



最後に、

「出前」を取ることです。

これも確実に私の育ちに関係しています。

私の実家は市内でも田舎にあるので

お店もコンビニ、自販機さえ近くになく、

出前地域外?となっていて

実家に住んでいたとき一度も出前を取ったことがありませんし、

有り難いことに私の母は毎日料理をしてくれる人なので

出前という発想さえなかったのです。


これも家まで食べるだけになった料理を他人の誰かがすぐ玄関まで届けてくれるだなんて

なんて贅沢をしてるのか、と感じずにいられません。

今は街に住んでるので

出前地域外、なんて言われることはまずないですし。




最近、この「贅沢をする」というのと

「楽をする」というのとの違いを考えさせられました。




「楽をする」の定義は

2つ以上のオプションがある時に、より簡単な方、疲れない方などを選ぶ事。

とありました。


昼寝は別にしても、外食と出前は贅沢というよりは楽をしているのかも?

言うまでもなく、

買い物、料理、洗い物を本来ならする部分にお金をかけているのです。

だからこその罪悪感の存在。

家事は「(自分でやるべき)必要なもの」という意識があるからです。





一方、

娘と同じ託児所に通ういわゆるママ友が

料理が好きでないのは知っていましたが

ほぼ毎食、出前を取っているようです。

そして先日発見!

この人、なんと、掃除も洗濯もしないようで、

週何回かお掃除をしてくれる人を雇ってるそう。

そんなに忙しくてできないとか、金銭的余裕がある家だとは思えないのですが…
正直、ただのズボラだよね!と思う。


ってことは家事という名の仕事が殆どないと思われるのです。


それは彼女の贅沢なのか、楽をする、なのか。

けしからん!と思ってしまったのは私の勝手ですが

単にお金をかけるところ、かけたいところの違いなんでしょう。





逆に、私達が(コロナ前は)毎年行っていた海外旅行、

国外に出たことがない彼女にとっては

贅沢って映るのかもしれません。

私達にとってはバケーションであって必要不可欠な楽しみだっただけなんで、

贅沢ではなくご褒美的なことです。

人それぞれの価値観って難しいですよね!


仕事に育児に家事に忙しい私達が

働いたお金を使って非日常の旅行へ。
ちなみに旅先でも毎日外食、出前取ったりしませんが!



そのママ友の働いたお金が

(私に言わせれば)努力すれば自分でできるだろう毎日の食事や家事に使われているのは

なんだか悲しいようなもったいないような気がするのは

これまた私との考えの違いなんでしょうね。


ご褒美自体が楽をする、で完成していること。

じゃー毎日ご褒美があるのなら、

いつ「頑張る」のか?

彼女にとっては仕事自体のみ、頑張る場なのか?

でも仕事をもし彼女がしていなかったら

料理するのか?

いろいろ疑問です。


彼女の生活はそんなルーティーンでまわっているのでしょうから

私がとやかく言うことではないのです。



こんなことをモヤモヤ考えながら

便器を磨き、お皿をお洗い、

大量の洗濯物をたたむ日々であります(笑)

人それぞれだと言ったら話がそこで終わるのでしょう。



何らかの違いが出てくるとしたら、

今言えるのは

将来の子供への影響でしょうか?


ウチの娘は少なからず毎日の食事はママやパパが買い物に行って

キッチンで作るものと思ってるはずです。

掃除も自分たちでやるから

家がきれいに保たれる、というのも知っています。

着たものは洗って乾かして、自分のタンスにしまう、と思っていると思います。



一方、ママ友の娘さんは、

食事は買ってきて食べるもの、誰かが作って持ってくるものと思っていると思います。

作り方を学ぶ機会も少ないはずです。

散らかしても、掃除の人が来たらきれいにしてくれる、

と思っているかもしれません。



自分のことは自分で当たり前にできる術を

幼い頃から見て学んでいるかいないかは大きいと思うんです。


楽をしていることに気づいていないだけ罪ではなさそうですが、

やっぱりやっぱりモヤモヤします。



そんなママ友がほぼ毎週末

「今日は暇?娘たちを公園で一緒に遊ばせましょう!」

って言ってくると余計にモヤモヤイライラきます。

きっと彼女に有り余っているのは「時間と活力」。

正直私達には

毎週毎週そんな時間ないし、そんな元気もありません。




妊娠中の私に

「私は二人目はいらないわ。子育ては精神的に大変だし、パパは何も手伝ってくれないし」

と言ってきたとき、

彼女の基本キャパはきっと小さいんだな…と察しつつ、

でも相当楽はしてるよね?って突っ込みたかった私は悪でしょうか?



楽をするって日本では特に悪いこと、と思われがちです。

私の心理もそんな日本的なとこともあるとは思います。

自分に厳しい方ですし。

楽ができるのにどうして頑張るのか?

と言われればそんなに頑張らなくてもいいのかな?と。



でも衣食住とその管理は

生きる上で必要なもの。

自分でできるに越したことはない。

やっぱり娘の成長や学びためにも、

多少の贅沢をする日があったとしても

楽をする姿より

頑張る姿を見せていきたいと思うのであります。

幸い夫も同じ考えです。


…という夫も食器洗い機を使いたがりますが(笑)

それは贅沢なような、楽をしているような、

いや、汚れが落ちなかったら二度手間なような(笑)

彼の実家では食器洗い機があるのでこれも育ちの違い、なのか……

そんなことを考えながら

出かける前の5分でミニ掃除をしたり

生ゴミ出しに行ったりとせかせか動くジーノであります(笑)




  
 トークモアは人気上昇中の日本人講師メインオンライン英会話サイト!ワンレッスン300円~始められます!
 生徒さんのニーズに合わせた大好評ジーノレッスンはポイント 1コマ★750円★でレッスン中!詳しい講師プロフィールはこちら【注*只今育児奮闘中でレッスンお休みしてます】
テーマ: 思うこと感じること | ジャンル: ライフ

【140】マイホーム②


最近はコロナの影響で在宅勤務の人も多くなったので

家のリフォームに没頭したり

屋内インテリアにこだわったりする人が増えているそうです。


うちも例外でなく

先日話した和室スペースDIYをはじめ

my home-20


引っ越してから

家の中で楽しめるものを増やしました。



まずは一角にディスプレイや季節によって

飾り付けができるスペースを設けたことです。

ジーノとは逆に夫はシンプル・イズ・ベストな男で

白い壁、飾りやオブジェは全くいらないタイプなのですが

彼を説得してこの一角だけは好きにしていい場所を作ったので

有無を言わせない方針(笑)

my home-08
先月はハロウィンの飾りでいっぱいでした



それから以前より、よりたくさんのハーブ

を育てて摘めるようにしました。


my home-19
ミント、ニラ、アロエ、バジル…

my home-17
オレガノも乾燥させて使っています

それからアボガドも育ててみました。

my home-18
思いの外ぐんぐん伸びて…どうしよう?(笑)



夏にはシソジュースを作ったり、

my home-12

酢漬けのピクルスを作ったり…と言っても

my home-13


専ら食べるのは私だけで

夫は食べる音と、何しろ酢の匂いが嫌というので

酸っぱい味付けに餓えてる私が

奴がシャワーに入っている数分の間に

ボリボリ妖怪のように

部屋の隅で食べることになるのだが…



リビングが以前よりかなり広くなり

日当たりもいいので

白い壁が眩しい!と夫を言いくるめ(笑)

壁にマンダラ模様を描くのにも成功。

my home-14
見てるだけでなんだか心が落ち着くんですよねお気に入りの空間です!



それから最近始めたのがオンラインで注文できる

野菜宅配サービスの利用


これは型くずれした野菜やフルーツたちを

値段分詰めて送ってくれる、または送料を節約したい人は最寄りの指定店に取りに行くサービス。

オプションが色々あり、

自分でほしいものを選べるパック、

地元の有機栽培パック

外国産の野菜専門パック、

サプライズパックなど…

週単位または2週間毎の頻度と人数で選べます。

my home-15
my home-16
これは二週間分4人用パック〈約3000円くらい)


普段スーパーで買う野菜だと夕食メニューが同じようなものになってしまうので

私達はサプライズパックを選んだのですが

今のところいい感じで食べきっています。

これの言い出しッペは夫なので

奴が夕食を作る頻度も上がったのが何よりお得(笑)



もう4歳になった娘。

早く友達を家に呼びたいみたいですが

コロナの警戒レベルまだまだレッドゾーンです(;_;)


それでも家の片付けや生活空間の創造を考えれば

マイホームの購入はコロナのタイミングで良かった部分もたくさんあります


厳しい時期ですが楽しめるものを増やさないと損です。

うちに好きなものをたくさん集めて楽めるようなプロジェクト、

どんどん計画中!



  
 トークモアは人気上昇中の日本人講師メインオンライン英会話サイト!ワンレッスン300円~始められます!
 生徒さんのニーズに合わせた大好評ジーノレッスンはポイント 1コマ★750円★でレッスン中!詳しい講師プロフィールこちら
【只今育児奮闘中でレッスンお休みしてます】

テーマ: 住まい リフォーム | ジャンル: ライフ

【139】マイホーム①


最近はコロナ関連のことばっかりでしたが

我が家の今年の最大の変化といえば、

新居への引っ越しでした。
マンション購入がどれだけ大変だったかの記事は→こちら



そんなわけで

新居で生活してもう半年になります


最近になってやっと各空間や部屋が落ち着いてきた感じ


ちなみに日本のようにお菓子を持って近所へ挨拶…なことまではしませんが、

同じマンションの住人も親切そう。


下に住むファンキーなお姉さんが

「ウェルカムプラントよ!」と

何かの葉っぱの苗(正直いらない…笑)を持ってきてくれたりしました。

my home-01
でも義理でちょっと世話したら大きくなった(笑)



管理など(ちなみに7軒入っています)は住人みんなでやるというシステムのマンションなので

フェイスブックでのメッセージや経費のやり取りなど

全部オンラインで結構面倒くさいですが…

近所さんはまめにみんなでコミニュケーションとっている様子。

こういうやり取りにも慣れていかなきゃなあーと

ちょっと気後れ気味ではありますが。


my home-06

地域はというと

目の前に大きめの公園があったり

図書館とプール施設があったり

裏道に散歩道が続いていたり

ちょっと行けばセントローレンス川のほとりに出られたり

思いのほか、便利で爽やか。



娘が再来年から通うであろう学校も近く、

薬局やスーパーも徒歩数分圏内


my home-02

my home-03

美しい教会もたくさんあり、

日曜ミサの鐘がなるのがなんともヨーロッパチックでいい(* ´ ▽ ` *)


大きい通りからもすぐのため、

レストランなどもアクセスしやすい。



残念なのは

前のところにはわりと広いテラスがあったのですが新居にはないこと、

それから治安はというと…正直前のとこより若干悪そうです…

夜公園で奇声を上げている連中や

酔っぱらいの絡む声、

銃声と勘違いしそうなパチパチ花火をやっていたり…と

夜はあまり出歩きたくないような感じです。

でも子連れもたくさん住んでる地域なのでこれも慣れればどうってことなくなるのかなあ…と。


大親友のアブドゥール君が数ブロック先に長年住んでいて

この辺の治安を聞いてみたら

モントリオールも急成長してるから

10年前とは明らかに印象がちがうそう



前よりもっと東側に来たのでさらにフレンチ色濃く、

アジアン人少ないなあ、見ないなあ…の印象。
モントリオール島は西側が英語圏寄りなのでアジア系は島の西側に住んでいる。


my home-04
近所の一角に北欧を旅した思い出を蘇らせるような場所を発見!


my home-05
毎日変わるグラフィティのトンネルもファンキーでちょっといい感じ。本当に毎日新しいものが塗り替えられます。


はじめは他人のうちに長期で暮らしているような感覚があったのですが、

自分たちの家、という実感も湧いてきました。

日本の実家は静岡の田舎なので(笑)コンビニも徒歩では行けないところで育ったので

店がふらっと行ける場所に住むのはなんかこころ弾むんです、個人的に


娘の部屋もやっと整えてあげることができたし、

マイホームを持つのが夢というわけではなっかったですが・・・

自分のもの、自分で自由にできるもの、

ってやっぱりいいですよね。




リビングの一角に和室スペースを作りたくて

日本からオーダーメードの畳を取り寄せたのです!

住所に不備があり届かず…とトラブルもあったものの、

大工仕事好きの夫が

夏の間にちまちま頑張ってくれ、まもなく完成



今年はクリスマスに本物のもみの木をリビングに飾りたいなあ〜

と思っています。

my home-07



  
 トークモアは人気上昇中の日本人講師メインオンライン英会話サイト!ワンレッスン300円~始められます!
 生徒さんのニーズに合わせた大好評ジーノレッスンはポイント 1コマ★750円★でレッスン中!詳しい講師プロフィールこちら
【只今育児奮闘中でレッスンお休みしてます】

テーマ: 住まい リフォーム | ジャンル: ライフ

【135】仕事の話&職場で使う英語フレーズ

本当に、お久しぶりです。

ここ数カ月瞬く間に時が流れました。皆さんどうお過ごしでしょうか?


カナダではコロナの影響が徐々に落ち着き

お店やレストランも州によってある程度規制はあるものの

再開、入店できるようになり、公園やプールも少しずつ使用できるようにもなっています。



ただし先日から店内、屋内施設や公共交通機関利用時はマスクが義務化

しかも2歳以上全員。

この暑い時期にきつい政策ではありますが

守らない人には罰則も。



そんな中、

コロナの影響でうちの会社(アパレル業界)の経営が怪しいらしく

倒産手前の危機手前ということで

事業を縮小、カナダ国内の店舗も閉店するところも。


ですが本部があるここモントリオール、

しかもうちの部署はオンライン店舗なので、実店舗に行けない客が殺到して逆に忙しい


それに給料アップ(すぐにやめさせないための陰謀か?)されたりもしてよくわからん

細々でも続けていけるのか否かみんなドキドキですわ

モントリオール発祥の中小企業なので生き残りはかなり大変なんじゃないかな~と正直思います。



そんなわけで今日はちょっと仕事の話でも。


去年の秋、ジーノは部署の部長(といっても、日本で言うところのそれとは響きが違う気がしますが…笑)

に昇進しまして

人を育てる側の職種になったのですが

人に何かを伝えるって、ほんとに大変だなあ

と感じています。




まず私の場合、言語の問題がゼロではないこと。

職場ではバイリンガルってことになってますが、

私のフランス語はなんちゃってレベルだし(笑)

話す相手によって2カ国語を瞬時に切り替えるのも苦手


言語そのものよりも、人にわかりやすいように説明をするのは

相手の母国語にもよるし、文化にもよるし

仕事に対しての姿勢や話すタイミングにもよる。



例えば最近研修をしたインド出身のおばさん。

彼女は英語を話しますが、アクセントが強いし

シンプルな文章じゃないと伝わらない。

しかもカナダに来てまだ2年足らずなので

インドの文化感覚が色濃く

彼女がするジェスチャーや行動が意味不明なものが多く、

戸惑います。(現在進行形)


注意したあと、自分の耳たぶを引っ張ってニタニタしてるので

普通ならバカにしてんのかーーーーってなってしまうけど

インドではごめんなさいの素振りらしいのです。(後日ネット検索で知って、他のインド人同僚にも聞いて確認)




それから、カナダは比較的新しい国だという国柄もあり、

一度や二度言っただけでは定着しないルールや規則のこと。

人の出入りが激しく、流行りに乗りやすいファション業界色も手伝い

ルールも毎週のように変わり

伝統を重んじる日本人にはこの変化の速さはほんとにいらイライラするところ。

そして、上が決めて、新しく決まったことをチームメイトに伝える度に

混乱を生みやすい。

こないだこう言ってたのにそれはどうなったんだ?と。

上が決めたことなのに、部長がうまく伝えないと信頼をなくすわけですよ(;_;)


それから他の部署に何かをやって欲しい仕事要望がある場合、

日本語よりは直接的に頼めるのは英語のいいところですが、

あまりアグレッシブでも駄目なので

聞き方にもテクニックを要すること。


時間を許す時にお願いしますってな感じで。

でも日本で時間の許す時…っていうのとこっちで言うそれとは時間的感覚が違いここも注意点。

今日中に処理してほしいときはそうちゃんと伝えないと駄目で、

今週中ってのを火曜日くらいに言っても忘れられる可能性がほとんど。



とにかく日本のように自分の責任である仕事を確実にこなし、

他人に頼まれたことを忘れたら忘れた側の罪、みたいな感覚がカナダでは薄いので

他の人に頼らなければ進まない仕事がありつつそれが自分に影響が出る場合

いろんな文化的なアンテナを広げていないと不可能なのであります。


こんな風に職場では

コミュニケーションの能力をいろんな角度で試されます。
とは言ってもうちの会社はかなり緩いほうだと思われますが(笑)



部長になって、

自分の柔軟性を試される場面がたくさんあり、

マジメ気質の日本人の部分を保ちながらもいかに周りに合わせて行くか…

毎日葛藤・・・脳みその隅々まで使い切って、どっぷり疲れて帰ってきます(笑)




そこで今日は仕事でよく使う英語フレーズでも。(たまにはトークモアの講師らしく・・・)
良かったら参考にしてくださいね!




I'll wait for your reply and I will follow up.
お返事を待ってそれに沿って次へ進みます。

こう言えば次に進むにはあなたからの返信が不可欠だと伝わるので、返信にそんなに時間をかけるなよーという圧力を与えるが、急がせる感じはない。



Thanks for the heads up.
事前連絡ありがとう

head up は事前の警告、事前情報のような意味。まだ起こっていないことに対して。自分から相手に事前に気をつけて欲しい、事前に注意を促したいときにもよく使う。



It'd be great if you can make this happen by the end of the day.
今日中にそうしてくれたら嬉しいです。

三人称のit を使うことは多い。
I will appriciate if…やI will be happy if… でも置き換えられるが、自分が〜と言うより感情的意図が緩和されるニュアンス。またmake something happen で相手が自分の力でと言うよりまるで魔法でそうしてくれるような言い方でif you can do this より確実に取り掛かりやすく感じさせる。


Thanks in advance.
事前に感謝します。

相手がその仕事をすることを前提に、事前に感謝してしまうとやらざるを得ない圧力をかけることができる(笑)


I could give you a little reminder by the end the week if need.
必要なら今週終わりに再度連絡を入れ(思いださせ)ますよ。

今週中にやってほしい依頼を忘れていないか思い出させたい時にreminderという単語は使える。しかもlittleをつけて大したことではないが、の謙虚さを含ませる。ここで二人称でif you need ではなく人称を省いてさらに罪悪感を相手に与えないよう緩和する小細工(笑)

Please clarify this for me.
Let me know if I understood this correctly.

この要件について私に明解してくれますか。(私が正しく理解しているか否か教えてください)

相手の要求やメッセージがよく理解できなかったときに。自分の言葉で理解できたこところまでを続けて書くとよい。



Is it possible to … among your busy time?
忙しい中だとは思いますが、もし可能なら…してもらえるますか?

もし可能なら…と言っているがある意味可能だからこそ聞いているのであって、忙しいこともわかっているよ、ということも伝わる。


それから、日本語でもそうですが、please や thank you はか〜なり頻繁に使うことが重要。



最近はコロナがあって

会議もパソコン越し、

上司や他の部署ともチャットで連絡なども多いので

即座に言いたいことをタイプすることが要され…
辞書なんて引いてる時間はないのでね、もちろん(笑)

これも英語やフランス語が母国語ではない私達には仕事自体より

頭を使うところですね…



あとは…できるかできないか分からない仕事を任された時、

ネガティブなことを言わないように心がけていることです。

「できるかわかりませんが…やってみます」

ではなく

「できる限りやって見ます」

っ言うのです。

できなかったらそのときはその時に言い訳すればいい(笑)感じです。これがカナダ流?かな!

It will be a challenge but let's see what I can do!



  
 トークモアは人気上昇中の日本人講師メインオンライン英会話サイト!ワンレッスン300円~始められます!
 生徒さんのニーズに合わせた大好評ジーノレッスンはポイント 1コマ★750円★でレッスン中!詳しい講師プロフィールこちら
【只今育児奮闘中でレッスンお休みしてます】
テーマ: 日々の暮らし | ジャンル: ライフ