fc2ブログ

メープルランドの日常

~愉快でユーモラスなバイリンガル都市生活ブログ~

【177】6歳の娘が信じている物



9月からプリスクールに通い始めてからというもの、

娘のボキャブラリーが爆発的に増え、

喋り方も周りの影響なのか

大人びた言い回しや表情や表現が飛び出してくるので

成長過程に驚く毎日です。


一歳半から5歳までの間、

少人数の託児所にずっと預けていたので

やはり学校という社会生活への切り替えは

大きなステップだったのではないかと思われます。


とは言っても!

まだまだ幼い6歳児。

彼女の感覚で、彼女の小さい世界観の中で、

「信じているもの」があり、

純粋ながらに面白く、可愛いんです。

今回はこれをリストアップしてみました。



まずはこの時期になると話題に上がってくる、

「サンタクロースの存在」


11月頃になるとソワソワして

サンタクロースへ欲しい物の絵を描いた手紙を書きます。

私が「郵便で出しておくね~」

と言って預かると決まって翌日、

「ちゃんと出してきてくれた?」

と確認を入れてきます。

イブの夜、ちゃんと寝ていないとサンタは来ない、

煙突がない家は魔法で壁から入ってくる、

と思っています。

親としてはこれはできるだけ長く信じさせてあげたいかなあとも思ってるのですが、

今年は学校で他の子から色々耳にしてくるのではないかと

少々ドキドキです。





次に、「歯の妖精の存在」です。

英語ではtooth fairy というのですが、

乳歯が抜けたら、枕の下に置いて寝ると

歯の妖精がコインに変えてくれる、

というものです。

先月、初めて下の歯がしかも二本、同日に抜けたので

早速枕の下においてコインをゲットして

「妖精が来てくれた!」と目を輝かして喜んでいました。

乳歯をまとめて保管できる乳歯ケースを日本から取り寄せ済だった母としては

妖精って微妙なんですが(笑)

まあこれもサンタクロース同様、西洋の文化の一部で

知ることになるまで信じさせてあげようではないかと(笑)



次に、「ママは約束を守る」

これは自分で言うのもなんですが、

私の努力の賜物です(笑)

娘に何かをしてほしいとき、要求するとき、

ときに強制でもやらでなければならないとき、

これを信じさせてあると

いくらか楽(なときもあるかな)です。

ママも約束を守ってるから

自分も守ろう、と思ってくれるのが狙いです。


宿題だったり、

苦手な歯磨きだったり、

部屋の片付けだったり。

日常のお約束ごととして

それをできるだけ自分の意志でさせるには、

親もかったるい日常の約束を

ちゃんと守っているところを見せるべきだと思っているので

壊れたおもちゃの修復や

また買ってくるよと約束したお気に入りのお菓子の購入や

夕食に好物の○○を作るとか、

小さなことなんですが

娘と約束してママはやる、って言ったのなら

必ずやるというところを見せておきます。

すると彼女がした私との約束は

(今のところ)頑張って守ってくれます。


夫は口先だけの約束をするときもあるので

もうすでに信頼度が薄く、見破られているようです(笑)

私は娘との約束は

今のところ時間がかかっても必ず必ず守っています。


ただ、もちろん、できない約束はしないのが鉄則です(笑)

自分のリミットを知っているからこそ、

守れる約束しかしません(笑)

そこは約束の段階でそこそこコントロールしている母ですが(笑)

娘は信じているようです。





次に、「弟に背が抜かれることはない」です。

娘と息子は5歳差ですから、

あと十何年は本当にそうなのかもしれませんね(笑)

ただ、自分のほうが歳上だからいつまでもぐんぐん背が伸びると思っていまして(笑)

それを自慢気に思っている様子。

この競争心、何なんだ(笑)

0歳児に向かって

とことん背を張り合ってるのが見ていて面白いです。




次に、「いつかパパとママは死んでしまう」

まあ嘘じゃあないですが(笑)

まだ殺さないでください(笑)

まだまだ死ねないですよ、と思っているんですが。

そもそもこれは

そんな現実的な話ではなくて、

娘がそう思っている理由がファンタジーです。

なんでも

「自分はプリンセスだから」が前提でして(笑)


童話のお姫様は大概両親がいない、または片親が病気等でなくなっていて、

継母に育てられていたりします。

そこから夢のような魔法の話が始まるっていうパターンを汲んでの、

両親の死は不可欠な要素、らしいです(笑)

でも娘にとっての身近な死が、

買っていたカタツムリが死んだ程度のものしかないので

死の意味はまだあやふやっぽいです。

逆を言えば

親が生きている限り本物のプリンセスにはなりえないと思っているのです。

酷だなあ!(笑)



次の流れで、「自分はいつかプリンスと結婚する」

これも叶うかもしれませんが(笑)

ただそんなに簡単に行かないのが人生ってことを、

それだけが選択肢でないことを、

学ばせなきゃな、と焦るのですわ(笑)

ってかプリンスって誰だよ!と突っ込みたいけど(笑)

「ママのプリンスはパパ」って言ってくるので…

プリンスのイメージとかけ離れすぎた夫の後ろ姿に、

ため息が出るような、笑いが出るような。

娘の感覚を素直に受け取れない

年月によりくすんでしまった心の私です(笑)




次に、「貯金箱にコインを貯めて家を買う」

数年前に友人夫婦に頂いた貯金箱に

道で拾ったコインや、

歯の妖精からもらったコインや、

パパのポケットの細かいお釣りやらを

機会があるたびに集めているようです。

貯めて何を買うのか聞いたら、

「お城のような家」だそうです。

またプリンセスからの流れです。

頑張ってね〜(笑)


というわけで、

娘はまだまだ幼いファンタジーの世界にいるようです。

プリンセスより北斗の拳とかが好きだったジーノには(笑)

ちょっと共感し難いところなんですが、

これもあと何年も続かないのかなと思うと

ちょっとさみしい気もします。




  
 トークモアは人気上昇中の日本人講師メインオンライン英会話サイト!ワンレッスン300円~始められます!
 生徒さんのニーズに合わせた大好評ジーノレッスンはポイント 1コマ★750円★でレッスン中!詳しい講師プロフィールはこちら【注*只今育児奮闘中でレッスンお休みしてます】
スポンサーサイト



テーマ: 子育て・育児 | ジャンル: ライフ

【167】生まれたての赤ちゃんがなぜカワイイのかを考えた



高齢出産はできても高齢育児は別の話だと訴えたい(笑)


5年前、探り探り生まれたてのフニャフニャの娘を育てていたときを

懐かしみながら毎日息子の世話をする、

そんな精神的余裕はあるのですが

体が、疲れと眠気を拒めない中年夫婦。


どちらが先にぶっ倒れるのか、という日々です。



でも赤ちゃんに癒やされつつ頑張っています。


baby-01


親としても人間としてもいろんな感情が湧く日々の中で

どうして赤ちゃんは基本的に可愛いのか?


と考えてみました。


まずは

自分の子だから、という説明できるところで言えば

自分に似た、あるいは自分の家族の誰かに似た

ミニチュア版が目の前にいる、

それだけでただならぬ愛おしさがあること。


小さいイコールカワイイってのもあると思います。



それからなんでも一生懸命で、

思いっきりする姿ですよね。



これは大人のそれとは完全に違います。


何しろたった数個の本能でのみ生きているので

人間の姿をしてはいるもののまだ動物感があり、

特に新生児~2ヶ月才くらいは

例えばうんちというもの自体を理解せず

生理的に出てくる「何か」を出そうと

体が反応してるだけの純粋さ。

臭かろうがどんなタイミングであろうが

出るものを一生懸命出す。


踏ん張るけなげな姿を見ると、

本当に心から応援したくなるんです。

大人のおむつ替えの都合やタイミングなんて赤ちゃんには無関係。

いっぱい出れば出るほど、

おお頑張ったね~!と嬉しくなります。


おならも同じで

恥ずかしがる感情なんてものは微塵も学んでおらず、

表情一つ変えずにして何くわぬ顔。

または泣いた拍子に出てしまったり、

スヤスヤ寝屁したりと

いつでもどこでもやってくれます。



食欲については

純粋にお腹が空になったら泣くのです。

泣くこと、それしかコミュニケーション方法を知らないからです。

察してあげられるのは

時間的にとかそういう要因で想像するすべがある私達であります。


それでもしばらく泣いたら母乳、泣いたら母乳、していると

「刷り込み効果」が現れ

抱き上げるだけで泣き方が変わったり泣き止んだりして

早い段階で学習能力を発揮してきます。


それが大人たちがお世話をした結果、と考えると

こちらも嬉しくなり

これまた愛おしさが増す場面です。



乳首を噛まれて涙目にされても

野獣のように乳首に必死に食らいついて

自分の手が邪魔で乳首に届かず

この世の終わりのように泣き叫ばれても

カワイイ。



今着替えたばかりのお出かけシャツにゲホ!と吐かれたり、

ベッドに寝かせて急いで手を洗ってくるほんの30秒くらいの間にミルクを吐き出し、

洗濯物を増やされます。


全てのひらがなに濁点をつけても書いて示せない老人の嗚咽みたいな、

または

新種の大型虫か小動物が出すだろう

恐怖さえ誘うキュルキュルという音を発し、

赤子の名の通り、真っ赤になって泣き叫ぶ深夜2時。

我が家のガッツ○松くんは

それでもカワイイですよ(笑)



赤ちゃんの大切な仕事の一つに

寝ること、があります。

起きているとなんやかんや世話が発生するのですが、

寝ているとそりゃあもう天使です。


大人の誰かの寝る瞬間を見られる機会はそうはないと思います。

まぶたの重さに耐えられない、

眠たくて白目になって、

息遣いが変わってきます。


この眠りへのプロセスをすべて見て、

眠ったな、と言う瞬間を目撃することは

いい意味での支配力?のような優越感も湧きます。

誰かの欲望を満たしてあげた瞬間と言いますか。

お腹いっぱいでおむつも濡れておらず、

もう思い残すことはないくらい満足している顔


が見られるのです。



表情のことですが、

生後1〜2ヶ月と言ったら基本無表情です。

泣いている以外は

自分の意思や感情で笑ったり

ましてや顔を作ったりもないのです。

大人だと自分をよく見せる「格好つける」や

「愛想をふる」「媚びる」なんかがあるんですがそれはゼロ。


それでも表情豊かと感じるのは

眉毛を上下させたり、

目を大きくしたりしかめたり

大人が「これは〇〇の時の(大人のする)顔」

と当てはめて勝手に思っているだけです。


それを踏まえても生理的な笑み(正式には歪みだそうですが)が見えたときは格別です。

これも生後〜2ヶ月くらい限定で、偶然にしか見られないため

赤ちゃん本人の意思に関係なくカワイイのであります。



まだ目が見えてないこの時期は

視線が定まらずこちらがいくら視線の先に行っても

見てくれません(笑)

これがまたout of 眼中!(死後ですね)ってやつで

「永遠の片想い」っぽくて追いかけたくなり

さらに愛くるしい!!


上の方や私の背後を見て何かを追っているような視線の動きをするのですが、

夜中にそれをされると、

背後に誰かいる?何かここ世の者でないものが見えてる?

と想像して

勝手に怖くなったりする深夜3時(笑)



それから

大人の何倍も代謝がよくさっきまでできてたニキビがどこへやら消えて

新しい場所にニキビ誕生。


昨日切り揃えたばかりの爪が伸びて、

え、もう?と、

なんかキツネにでも騙されたような、

手品を見せられたような、

SF映画並みのエンターテインメントです。



小さい穴の奥でなかなか取れない鼻くそさえ愛おしい生き物。

この「許す理由が明確な自己中な動物」

小さいのに本当に手がかかります。

大人の私達は数人いても右に左にてんやわんや。


両手が空いている時間が少ないので、

片手家事のスキルアップを必要とし、

おっぱいがズンズンとした痛みと共に鳴る体内時計により

次の授乳時間を察知し、

今日は何日なのか?何曜日なのか?何時なのかの感覚さえ麻痺し、

軽く8時間前に入れたお茶も口にできないまま

一日が終わってしまい、

また始まって終わるのです。



度重なる洗面所とキッチンの行き来で荒れた手で

この世のものとは思えない柔らかいたまご肌に触れるのは

なんだか申し訳ない。



長くあやしたり揺らし抱っこした後、

やっと寝た!と思ったら

しゃっくりが始まってしまって

少なくともあと15分は眠らないのを知ったときの落胆が

起こすときにまだ小さくてベビー服に手足が丸かって入っているのを見たときの可愛さで

プラマイゼロに(笑)



お産で(肥満で?)憎っくきたるんだお腹が

程よいクッションとなり授乳体勢が安定。

人間のからだは良くで来てるなあと

自分の体を人類ユニバーサルレベルで正当化したり(笑)



こんなに毎日カワイイ赤ちゃん一筋、一途に

大人達は、起きていても大変、

寝ている間も超〜〜忙しい。



今の時代は使い捨て紙おむつもあるし、

母乳が出なかったら粉ミルクもあるし、

洗濯機もああるし、

すぐにお湯が沸く電気ケトルもあるし、

レンジも、しいては水道水だって蛇口をひねればすぐ手に入ります。

それこそ井戸の水汲んでこなきゃならなかった時代の子育てって

どんなに大変だったのか想像を超えます。




授乳中は周りからは穏やかに見えるかもしれませんが

頭の中はやらなきゃいけないことのリスト作りで活発に働いています。

おむつのストックは大丈夫かな?
お皿朝のから洗ってないな
トイレットペーパー買い足さないと!
メール返信してない人誰だったかな?
あー郵便局行かなきゃ!
洗濯しなきゃ
あーでも先週の洗濯物畳んでからか
今晩のおかず何にしよう?
てか昼ごはん食べてなかったな~
冷蔵庫に何あったかな?
哺乳瓶消毒しなきゃ!
薬飲まなきゃ!
掃除しなきゃ!
さっきトイレ流したかな?
あれ、洗濯機回したの乾燥機に入れたかな?
で、ボタン押したかな?
腰が痛い!
あ〜観葉植物に水あげないとだった~
日記を書いてないな、いつからだ?
あ、友達の○○ちゃん誕生日来るなあ
今度の外出日はあの店に…寄ってくる時間あるかな?
背中痛い!
眠い~
トイレどのタイミング出いけるかな
それにしても散らかってるなあ
明日ゴミの日だ!
眠い~
あ、昨日だったなゴミの日
え、もう2月?
マジ眠い〜


そんなことを考えてると同時に

綿棒でちょいと赤ちゃんの鼻くそ取り終了。

すぐそこのゴミ箱にホールインワン、

しそこねて、チッ!!

床に落ちて仕事増やす自分。


そんなときに限ってバリューパックオムツを注文した

ア○ゾン配達のおにいちゃんが来て

チャイムがピンポーン〜〜♫

おっぱい出したまま玄関出るわけにも行かず、

このタイミングに慌てふためき、

ボサボサヘアでなんとか出ていくしか選択肢はないのです。



どれもこれも赤ちゃんのため。

自分が生きている、もう一人の人間を生かしているだけで手一杯。




今、授乳は一日7〜8回。

一度の授乳時間やなんやらが

40〜50分はかかるので

一日に7時間以上は少なくとも赤ちゃんと肌を合わせる時間があり、

寝かせるための抱っこ時間も含めると一日に12時間以上は肌のふれあいがあります。


生まれてからずっと行動を一緒にしている相手を

憎めるはずがありません。


最近本当に生まれて間もない子を破棄したりだとか虐待とか育児放棄の事件が多すぎ。

心が本当に痛みます。



自分にはそんなこと間違ってもできませんが、

実のところしてしまう人の気持ちも全く分からないわけでもないです。

頭がおかしくなるくらい大変ですから、

子育て自体。


みんなぎりぎりのところにいると思います。

常識が冷静さが麻痺してくるくらいのストレス、

毎日あります。


うちの場合、夫が授乳以外すべてできるという環境でもきついです。

これがワンオペ育児、シングルマザー、シングルファーザーだったらどうなってしまうのだろうと。


それを考えると

高齢で精神面が図太い点は大きいと思ったり。

大概のことでは驚かない経験がある年齢です。

自分の遊び優先したい若い頃だったら

自由が効かないのはしんどかったと思います。
(人によるけど)


上の子もそうでしたが、

抱っこして揺れてないと寝てくれないんです。

こ、腰が夫婦でやられています(笑)
夫は耐えかねてごっつい腰ベルトを購入していました(笑)


もう寝たかな~と座わりながら揺れても

たった数十センチの標高が?海抜が?(笑)違うのか

立っていないのを察知されて目をピカン!と開けるベビー。
勘弁してくれ!!(笑)


大きなトラックやサイレン音が半端ない消防車が通っても

びくともしないのに、

なぜか爪切りの微音で目をギラッ!と開けるベビー。
何でやねん!(笑)


睡眠時間がないに等しく、

眠れても浅い夢と現実を行ったり来たりの脳。

なんなら夢の中でもおむつ替えてたり、哺乳瓶洗ってたりしますよ(笑)



シャワーの水音が

赤ちゃんの鳴き声に聞こえて焦るんです(笑)

ゆっくり風呂なんて入れないんです。


赤ちゃんに服を着せるときボタンを一つ掛けちがうだけで

一週間だましだましセーブしていた疲れがどっと押し寄せ、

立ち上がれないんです。


この経験を生かしてどんな角度からも着せやすいミラクルベビー服を開発し、

特許でも取ったるわ~!と意気込んだ5年前。
そんな時間はまずなかったですが(笑)



何をやっても終わりが来ない

振り出しに戻される人生ゲームの

新生児お世話バージョン手作りしたら売れそう?とか

ビジネスチャンス考えてました5年前から(笑)

でも共感して楽しんでいただけるのは育児経験のある大人で

売れても金にはならんな、とか(笑)

そんなことを再び考える深夜3時半すぎ。



3時台はまだ「夜」なきがするけど

4時になったらなんかもう「朝」やな。




部屋やキッチン、行く先々に

ちっちゃい仕事がゴロゴロしててうんざりするんです。

両手が空いてたら10分とかからないなにかの片付けが、

半年もの間できなかったりフツーです(笑)

それだけ重要じゃない片付けなのでしょうけど、

それが20も30もあったら話は別(笑)


赤ちゃんの可愛さの理由を書き出すブログだったはずなのに

大変さを語ってしまいました(笑)



こんなふうに大人から全てのエネルギーを奪う小さい人間は

まぶたの毛細血管まで愛らしいし、

やっぱりすごいなあと。



赤ちゃんを見ていて感じるのは、

人間として生きる上でゼロから学ぶことっていっぱいあるなあってこと。

しゃっくり、咳、のびのびーと体を伸ばすこととか

大人には当たり前なことがひとつひとつ当たり前じゃないことを学びます。


同じ人間として、

そんな簡単なことができたとき、嬉しいのです。


血筋的に将来ハゲるかなあと心配になる荒んだ親だよ私は。
いや、ハゲが悪いとかじゃなく(笑)

でもきっと、この子が大きくなった世代はハゲが流行ったり

バーチャルウィッグが開発されてるかもしれません。


今は大変だけど、永遠じゃない子育て。

未来は笑って振り返られる思い出になると信じて。



なわけで、

二児目も上のこと同じく、

なぜかボン・ジョヴィの曲「It’s my life」を歌うと妙にすぐ眠るので(笑)

夜な夜なリビングと寝室を行ったり来たりしながら歌ってあげています。



明日も今日と変わらず寝不足で大変で辛い一日になるんだろうけど、

赤ちゃんと一緒に過ごす貴重な時間だと思ったら

頑張れるような気がする早朝。



リビングに朝焼けの光が入ってきました。



上の娘に

「私が小さい時も弟みたいに○○した?」

って聞かれて

思い出しながら答えるたびに

嬉しそうにドヤ顔している娘を見る。

これが今一番私が幸せだと感じる時間です。



子育てに正解なんてないけれど、

大変なことの積み重ねが一人の人間を作っているのは事実。


カワイイ、と感じられるだけのモチベーションで

疲れ切った体が動いています。


責任感と使命感だけで

寝不足の脳でも司令を出してくれます。


今後もう妊娠はないでしょうから、

赤ちゃんのかわいい成長を噛み締めて

また貴重な一日を始めていきます。




  
 トークモアは人気上昇中の日本人講師メインオンライン英会話サイト!ワンレッスン300円~始められます!
 生徒さんのニーズに合わせた大好評ジーノレッスンはポイント 1コマ★750円★でレッスン中!詳しい講師プロフィールはこちら【注*只今育児奮闘中でレッスンお休みしてます】
テーマ: 子育て・育児 | ジャンル: ライフ

【166】長男(2児目)生まれました



年が明けてしまいました。

2022年もどうかよろしくおねがいします。


細々と続けているブログ、

読者は少ないですがいつも覗いてくださる友人、知り合い、トークモアの生徒さんなどがいる限り

今年も独り言のごとく続けていこうと思います。




先日は大雪で、気温もだいぶ低いモントリオールです。

newbornnewyear-01
この日は最高気温マイナス19度、最低気温マイナス27度
現在の気温マイナス26度(携帯の天気予報より)




さて、タイトルの通りです。

二度目の高齢出産をしました


年末、即座に始まった子育て。

家にいるのに家事は二の次、

赤ちゃん中心ルーティーンをこなす毎日が始まっています。

正直なところ、長女を産んだ5年前より確実に体力の衰えを感じている毎日です。


出産前、臨月は体が重く眠れない、と言ったら

「もう少しで赤ちゃん会えるし!もう少しの辛抱」

なんて言った奴、誰だ(笑)

もちろん出産"後"のほうが違う次元で大変であります。

これは1児目で分かっていたのですが

その大変さ、5年ぶりに実際に思い出さされ、

思い知らされています


妊婦時期は寝る環境があるのにお腹が重くて、蹴られて眠れないのに対して

今は寝る環境自体がないのです(笑)

朝も昼も夜もなく

パジャマスタイルでキッチン、トイレ、寝室を半目のボサボサ頭でウロチョロ。




今回は男の子だったんですが、

名前は候補が乏しく悩みに悩んだ末...

最終的にフランス語だと発音しにくい名前になってしまいました(笑)


日本の名前としてはレアではありますが、

響きは珍しくないので知らせた人たちには好評です。

一方、夫のフランス家族側は正直ちゃんと言えないようです(笑)

第一印象が不評(笑)だったのは、正直なところ空気で読めました(笑)

フランスにはない名前であるのに加え、

ハヒフヘホが入っているため、

Hを発音しないフランス語では

ハヒフヘホが、アイウエオとなってしまうからなのですが。

予想していた反応でしたので生まれるまで公言を渋っていたんですが、

最後は他に候補もない夫が折れて

「君が気に入っているのなら」と。

まあ家族ですから、そこはこれから慣れていただいて(笑)

ちなみに

ミドルネームは100歳まで生きた夫のおじいちゃんの名前です。
長女にはこのおじいちゃんの最愛の妻、おばあちゃんのミドルネームだったので兄弟で長生きラブラブ夫婦を引き継いだ感じです。


newbornnewyear-02
病室はダウンタウンにある大学病院の9階。眺めは最高です。


出産は長女のときとは比べ物にならないほどイージーでした。

高齢出産で念の為とドクターに薦められ(前駆陣痛が数週間前からバンバン来ていたので実際必要だったかはさておき...)

予定日一週間前に計画出産設定となり、

促進剤やバルーンを使ったこともあり

当日の入院受付から数えても10時間くらいのスムーズなお産。

それでも2分毎に来る本陣痛は目を開けられないくらい辛いものでしたが、

子宮口が順調に開いてくれ

希望していた無痛分娩を早めに頼めたことも幸いでした。

前回のように長時間痛みに悶えることもなく

出産30分前まで数独ノートの難解に挑戦していました(笑)

そこからは瞬く間に出産まで駆け抜けた感じです。


「え、ちょっ、子宮口全開になってる!」

とドクターが慌てて準備、

5回ほど踏ん張ったら頭が見えました!



面白かったのは、

ベッドの上の大きめのランプが鏡のようになっていて、

スポットライトが当てられた下半身の様子が反射で丸見えだったこと。

痛みと感覚がないのに何が起こってるかカエルの解体のごとく全て見てしまったことです。

自分の体なのにかなりグロテスクでした(笑)

首に巻き付いてたへその緒を外していたり、

助産婦がお腹を押して子宮内の血を出してたり、縫ってたり!


上半身では生まれたての天使を抱っこして、

下半身は地獄絵巻。

出血が多く、右腕に止血剤をブスっと刺され、

左側では今取り出したばかりの胎盤を見せられて、部分の名称など作りの説明が行われているという状況。

さっきまで音も立てずに数独やってたんだけど(笑)

視界でいろんなことが同時進行、大騒ぎ。

小児科とそのインターン生なんかも入室してきて

いきなり10人くらいに囲まれて密ですよ(笑)

立ち会いの夫がどこにいるかさえ不明ヽ(´∀`)ノ



そんな中、今回も日本の伝統だと言ってへその緒の獲得に成功しました。

看護婦さんの一人が興味を持ったらしく

へその緒を取っておく習慣について色々聞かれました。

と言ってもあまり詳しく知っているわけでもないので、

「どうしてへその緒が大事なの?」

「母と子の最初の絆だから」とテキトーなことを答えてしまって焦りましたが。

後々ネットで調べてもはっきりした由来があるというよりは

そんな感じだったのでホッとしました(笑)




カナダあるあるで退院は激早っ!!

出産の(無駄にひっぱっての)36時間後でした。
それでも後半5時間くらいはただただ忙しいドクターの退院許可サインの順番待ちで待たされていただけの時間。


カナダでは何も問題なければ通常8~48時間後には帰宅させられます。

医療無料国の強行医療事情であります


退院後すぐに黄疸が出て別の病院に行かされブルーライトセラピー入院を一晩したり

体重が増えず雪の中また別の病院に経過を指導されに行ったり

その後一週間は新生児を連れ回して雪の中毎日外出していたのです。

産後色々落ち着くまで入院できるとこんな苦労ないんですけどね(笑)

これも医療無料国の強行医療事情の一部であります



産後の母体だって大変でした。

全身に謎の蕁麻疹が出たり

足や脇の下がパンパンに腫れて靴下も履けなったり

まだまだ下半身は事故現場状態だし、

あちこちの痛みや疲れと

眠れない夜のストレスなどと葛藤。

体で問題がない箇所がない状態です。




何より今回一番辛かったのは蕁麻疹のような発疹。

はじめはお腹と背中のあたりだけだったのが、

口の中や手のひら足の裏まで広がり、

かゆいのなんの!

授乳中なので薬も塗れない。

結局、無痛分娩の薬のせいなのかホルモンの変化のせいなのかわからず。

とにかく鬼のように我慢して体が浄化してくれることを願い

3週間くらいしてやっと落ち着いてきたところです。


夫の両親がコロナの中フランスから手伝いに来てくれていたので、

コロナの制限で子供は病院に来られないため娘の面倒や

食事や買い出し

洗濯など

いろんな場面で助かりました。

一ヶ月も同居していたので色々ありましたが

これは後日書くとして(笑)

とにかく無事に生まれて(産めて)良かったです。



ちなみに出産前にやってた数独まだ終わってません(笑)

数独なんてのんびりできるのは子供が成人したあとかな(笑)




娘は弟の誕生に大いに喜んでいて、

可愛くって仕方ない様子。

ずっとそばにいてキスを一日に何十回もして

泣かせ、おむつ替えの邪魔をしてきます。


高齢夫婦、子育てがんばります。

ふたりともぶっ倒れそうですが、頑張っています。



  
 トークモアは人気上昇中の日本人講師メインオンライン英会話サイト!ワンレッスン300円~始められます!
 生徒さんのニーズに合わせた大好評ジーノレッスンはポイント 1コマ★750円★でレッスン中!詳しい講師プロフィールはこちら【注*只今育児奮闘中でレッスンお休みしてます】
テーマ: 子育て・育児 | ジャンル: ライフ

【164】2児目の余裕



いよいよ臨月に入りました。


人間やはり初めての体験とそれ以降の体験では

心の余裕が違います。


娘を授かった5年前の妊娠出産と、

今回では同じ体験でも時間の流れ具合も

検査云々への印象が全然違います。


トピックごとに違いと共通点をまとめて見ました。



出産予定:
【1児目】カナダ(ケベック州)で出産(10月)
【2児目】カナダ(ケベック州)で出産(12月)

状態:
【1児目】高齢出産(37歳)
【2児目】高齢出産(42歳)


妊娠経過検診の産婦人科:
【1児目】モントリオール大学病院サンルーク内
【2児目】モントリオール大学病院シュム提携産婦人科

と言っても、血液検査、超音波検査などは大学病院に自分でアポを取って出向くので検診はただその結果を話しに行き、体重測定したりドクターに気になることなどある場合聞くだけのところ。
何もなけれ5~10分弱で検診終わり。
各種アポはコロナで今回オンラインで予約など管理できるだけ電話連絡無しでちょっとありがたい。


出産病院:
【1児目】モントリオール大学病院サンルーク
【2児目】モントリオール大学病院シュム

名前が違っても実は同じ病院ですが、病棟が全て新しくなり院内全く様子が違う。
さらにコロナの影響で1児目は毎回検診に夫同伴でしたが今回全部一人でこなしています。
初めての出産がコロナ下だったらどんなに不安だったことでしょう~?!前回細かくメモしていた自分ノートも役に立っています。


2ndbaby



担当医:
【1児目】おっさん、印象悪い、話を聞かない、最悪
【2児目】若い女性、多少せかせかするがちゃんと聞いてくれて、好印象

大学病院のため、担当医が必ずしも出産のドクターになるかは当日まで不明


仕事&産休育休:
【1児目】35週目まで勤務、約一年半の育休
【2児目】35週目まで勤務、(未決定)約一年の予定

産休に入るタイミングは自分で決められます。お産の前日まで勤務の人もいるくらい。育休はパートナーと割り当てを決めて取ります。

ケベック州はほかの州に比べ、産休育休有給について特に寛大で子育てしやすくまた仕事復帰も保証されているのでありがたいことです。
基本、母は選択肢により給料の70~75%が支払われる15~18週間と、パートナーとどちらがとっても良い3~7週間、
パートナーは給料の70~75%が支払われる5週間。
その他、どちらがとっても良い給料が55%支払われる25週間が取れます。両方が同時に産休を取るとこれプラス10週がプラスされるそうです。(2021年度現在)
私たちは、産休中に日本やフランスに帰ることも考え、合計50週の有給育休を取る予定なので約一年ですね。
この申請はオンラインで茶々っとできました。(夫の助けあってのことですが)


妊娠育児ノート&日記:
【1児目】毎週お腹の様子、経過を細かく記載、自分の様子を書留
【2児目】10週くらいの区切りでまとめて書いたり書かなかったり(笑)

かなり手抜きです(笑)
というかそんな時間がない!やっぱり2児目は良いか悪いか慎重さも半減以下です。


カフェイン:
【1児目】マニュアル通りにお茶など一切摂らず
【2児目】一日2~3杯くらいは薄めて飲んでる(笑)

運動、行動:
【1児目】臨月直前にトロントまで飛行機に乗って行き、日本からの友人夫婦の観光案内などこなし、出産予定日2週間前に別の日本人観光客をモントリオール徒歩案内
【2児目】妊娠6ヶ月くらいから、週末は昼寝をしないと体がもたない。歩くのも息切れ、喋るのも動悸が激しくて臨月前に色々大変さを感じずにはいられない

前回5年前、という歳のせいもあると思いますが、体力が本当に落ちていると感じ、しんどいと感じる瞬間が一日に何度もあります。マタニティーライフは前回のほうが楽しめていたような?
自分が妊娠何ヶ月、何週目なのかいまいち頭に入っていず、あっという間に妊娠後期!という感じ。



性別:
【1児目】女の子
【2児目】男の子

経過:
【1児目】順調
【2児目】順調

何はともあれこれが一番大事


胎動:
【1児目】後半にはそれなりにあった程度
【2児目】妊娠6ヶ月くらいからかなり激しく、夜も眠れず。膀胱を蹴るのはやめてくれ。頻尿、残尿感がある妊婦には酷です!

こむら返り:
【1児目】ずっと悩まされ、夜中に何度も悲鳴を上げていた
【2児目】ありますが、ドクターにアドバイスを受けたとおりバナナを食べた日は大丈夫、と発見!


出産:
【1児目】陣痛開始から31時間後に出産。その間ずっと激痛だし不眠。しかも羊膜が二重だった(ドクターも気づかず)異例出差で最後は無痛分娩剤を打たざるを得なくなるほど体力と気力を失った出産。ナースもこんなに長時間耐えてるのが信じられない!と言っていました。よく出産の痛みはみんな忘れてしまうものだよ、と言われるけれど、私は、絶対忘れない(苦笑)
【2児目】
どうなることやら~

前回の経験からたぶん無痛分娩剤を希望すると思います。
あの苦痛と疲労には耐える自信が正直ありません。
痛みには強いほうだと思いますがそんな私でも前回の出産はトラウマでしかないです。


今の所糖尿病のリスクなど全く無く、健康的な食事も心がけているためか体重増加も教科書通り、順調そのものです。


ただ…

先日定期検診に行ったところ、

担当医の先生が怪我をしてしばらく休職、と伝えられ

代理の先生が

5年前の印象最悪なおっさん登場で

えーーーーーー!となったところです(笑)


代えてもらえるなら!そうしたい!と

真顔で受付嬢に訴えなんとかしましたが、

まあ大学病院なので

当日の担当は当日までわかりません。

やだなあ。

後半へきてちょっと憂鬱要素ができました。

経験豊富ないい先生なんだろうけど、

性格上の相性ってあるよね





  
 トークモアは人気上昇中の日本人講師メインオンライン英会話サイト!ワンレッスン300円~始められます!
 生徒さんのニーズに合わせた大好評ジーノレッスンはポイント 1コマ★750円★でレッスン中!詳しい講師プロフィールはこちら【注*只今育児奮闘中でレッスンお休みしてます】
テーマ: 子育て・育児 | ジャンル: ライフ

【148】子育てのこと



今日は珍しく子育ての話題を話そうと思います。
(ちょっと長くなります)



娘が生まれてから4年…

子育てをしない日はないので

ブログにもっと登場してもいいような話題ですが、

あまり書いてこなかったのには理由があります。



ブログを始めたときに

カナダの文化や、

そこで暮らす日本人としての自分の思いを綴っっていくのを目的としたので

子育てうんぬんばかりになってしまうのもつまらないだろうし嫌だなあと思い

あえて書かないできたことがあります。

海外子育てブログはいろんな人が山ほどやっているでしょうし、

子育ては読者の幅を限定してしまうので。



もう一つの理由に

日本で子育てしたことがないので

比べることもできず

こちらのこれがこういうものか、

と思ってしまえばそんなもんで…

それを一つ一つ確認している暇がないくらい毎日忙しく、

ブログに載せるまで行きつかなかった、

ということもあります。




お産のことは結局記事にする時間がなかったと記憶しているのですが、

陣痛開始から31時間かかったり、

羊水の袋が二重…という異例で、

自然分娩希望でしたが、最後は長時間の疲労で体力も持たず、

耐えられず最後の最後で無痛分娩で出産する結果となった出産。
無痛分娩が主流のカナダなので看護婦たちは、なんでここまで長時間痛みに耐えていたのか…と不思議がられたものです。あの痛みは一生忘れません!



...というまさかの難産の末でしたが

出産予定日きっかりに出てきて

生まれてからは幸い全て順調、

健康上の問題もなく教科書どうりすくすく成長しています


kosodate-01



娘は比較的穏やかな性格ですが

半分フレンチ(女の性分)が入っているせいか

怒ったときに言う

「Nonーーーーー!」

には

日本人の私には血的に真似できない勢いのある剣幕をたて、

毎回びっくりさせられます(笑)


それ以外は

今のところとてもひょうきんで感情表現豊か、

社交的な子です。



kosodate-02




一言でいうと

子育ては楽しいです



    

人間になるってこういうことかーって

一人の「人」が出来上がっていくのを

毎日身近で観察できるのが面白いです。


赤ちゃんの時は

くしゃみしたりするだけで大ごと!

歯に何か挟まっただけで

パニックするこの小さな生き物が

食べ方を覚え、

鼻のかみ方を覚え、

言葉を覚え、

トイレを覚え、

礼儀を覚え、

嘘を言ったり

冗談を言ったり、

自分の考えを言ってきたり

人の感情を読み取ったり…



たった数年の間に

本当にすごいことだよなって思います。



そして

自分の言ったこと、したことがそのまま影響しているので

責任重大…とっても怖かったりします


世にいる犯罪者の生い立ちをたどると

大概幼少期に何かあった人が多いので

まさに今が大事と思ってちょっとビクビクしながら育児しています。



何をするにも

正しい答えや正しいやり方が存在するわけでもないし

人の数だけ例があり

他のママの助言も参考程度にしかならないので

それもこれもあれも子育ての試練です。


これが将来どう出るかは神のみぞ知るところで…

親としては努力と前進のみ


成長過程のすべてが

いわゆる「可愛い時期」であり、

起きるたびに何かが昨日より成長してるって

本当にすごい能力です。



自分は(友人いわく…)ママになるタイプではなかったんですが

基本的な衣食住は人並み、

それなりに母親らしくやってるなあと自分では思ってます(笑)
オーガニックコットンにこだわったり、完全離乳食は手作りだとか…そんなスーパーママでは全くないですが(笑)



いかに時間を有効に使うかとか

出掛け前の5分で何ができるかとか

ついでになにかやってしまうとか

若い頃からツギハギのように時間の使い方を実践していたので

それが自分の事に使えない時間んなだけで

子育てしながらの生活や時間のやりくりは

得意な方かと。
夫に言わせると多少無理してますが(笑)



ただ大変じゃないって言ったら

嘘です。




体力とガッツ(気力、忍耐力)は基本、ある方なのですが

高齢出産なので

こればかりは最近なかなか…(苦笑)

体が言うことを聞いてくれやしません。

気合のみではどうにもならないことも多々


振り返ると

歩き始めた1歳半〜2歳の冬が一番大変な時期だった記憶が…(汗)

触ったら危ないものを先に察知して

先回りして…思考にアンテナを常に張って

神経が張り詰め、

トイレのときも何をするにも娘は私から離れない時期だったし、

ママーって呼ばれるだけでストレスマックス!!!

夜もろくに眠れず

朝もスッキリ起きれない…

頭が爆発しそうでした



暑がり屋の娘が床を這って拒絶しているのに

スノーパンツ、ブーツ、帽子やマフラー、手袋を二重に着させ、

15分(場合によっては30分近く)歩きたくない娘を担いで雪の中、毎朝託児所に送っていくのは

容易ではありませんで…

送っていくだけで

一日の体力のほとんどを使い果たしてしまいます。
託児所には18ヶ月の時から通わせ、仕事復帰したのですがこちらでは遅い方です。


その足でフルタイム勤務して

買い物して

夕飯作って片付けて…

早起き勤務の夫が娘より早く寝るのは言うまでもなく…

寝かしつけは私の仕事で、

寝落ちの確率98%なので

自分も寝る準備をしてから…となると

毎日何もかもが駆け足、ダッシュでクタクタ。

鼻をかむ時間も惜しい毎日でした。



寝不足や腰痛をだましだまし生活していたら

体が疲れのサインを出していたらしく

自律神経系が不安定になり

鼻血が止まらなくなったりもした時期と重なります



手抜きをしてもこれです。
全部完璧にやろうとしても無理だと分かるのが早いほうがいい!


kosodate-03




娘がまだ歩く前、

今でも交流のあるホストファミリーだったルイーズが言いました。

「子供は待てないけど、家事は待てるのよ」

つまりは

子供に手をかけてあげて、

家事なんて後回しでいいんだから!ってことでした。

子供が大きくなるのは早いから

できるだけ接する時間を確保して!って

新米ママの私にメッセージ。

彼女は時代は違えど

シングルマザーで3人の子を働きながら育てていた人なので

このアドバイスはよく思い出して実行しています。


腰痛についてはまったくもって完治しておらず、

4年半痛みを抱え、

整体に通っていたり

フィジオセラピー(理学療法)に行ったりもして戦っています。
あまりに腰痛が普通のことになってしまい、共存さえしている現状(笑)



でもきっと子育ての経験者なら

程度の違いはあれどこの気持ちや身体的大変さは

みんなが共感できるところだと思うので

特にカナダにいようが日本だろうが

そこまでの違いはないと思うのですが。






違う点を上げるとしたら…


夫の家族も自分の両親も遠い母国に住んでいるので

身内からの手助けがゼロ。




頼れるところは…

自分の持っている常識力、

勘(笑)、

自分の親から言われてきたことの記憶、


それから大きいのはやっぱり

夫自体の存在。(お互いの存在)


夫は(授乳以外の)育児参加率100%(こちらでは育メンは普通→こちらの記事)であること、

家事も含め私がすることは全てできること、

それから

日本と比べれば手厚いと思われる

政府からの支援金の存在と

友人の力でしょう。



遠い親戚近くの友人ってこういうことで

友達のゲイカップルがもう何度となく

ベビーシッターを引き受けてくれています。
彼らに言わせるともっと預けていい!って言ってくれるんですけど(笑)例え年数回でも絶対助かりまくり!居てくれるだけで心強いです。




仕事場は子供や家族のことなら

遅刻や早退、欠勤はかなり緩和されるので

いちいち後ろめたさを感じることなく

申し出ができる点もカナダのいいところ。


あとは

小さいうちからいろんな人種の子どもたちと遊ぶので

見た目が違うことは娘にとって学ぶことでもなく

普通のことであること。
託児所がアラブ系の家族がやってるところなので娘はアラブ語を耳で覚えて言えるようにのなってるので驚きました!発音が難しいと言われるアラブ語の単語を私にも夫にも真似できない完璧な発音で口にします。
そして、フランス語または日本語でこういう意味だと教えてくれるので、ぶったまげ!



kosodate-04



大変なことは…精神的なことも多く

何より夫と私しかいないので

何か片方に、いや両方に最悪同時に何か不幸が起きたとき

娘がどうなるか?という不安が常につきまとうこと。


去年の摘出手術の時からその不安は多少なり大きくなっている気がします。

「実家」が夫も私も海の向こう。

コロナで行き来が難しい今、余計にそう感じています。


それから

個人的な大変さで言えば、

汚いもの(うんち&掃除)とご飯のことが常に隣あわせであることからのストレスです。

食事の支度真っ最中なのに

娘のお尻を拭きにトイレに行かなければならないとか

食事しているときに

床にこぼすのを見て

掃除のことを考えたり計画したり同時進行しなければならないこと。



最近は娘もいろんなことが自分でできる年齢になってきたので、

悩みは常に変化しています。




今の大きな悩みは

日本語や日本の文化の伝承をこれからどのようにしていくかです。


モントリオールには4歳から通える週末一回の

日本語センターなるところがあり、

去年の春から通ってはいるのですが

コロナの影響でオンライン授業になってしまったため

授業自体時間短縮ですし

他の生徒とふれあいがないので

日本語の上達もあやふやです。
日本の同年齢はもうひらがなくらいは読めたりするのでしょうか?



町中でひらがなを見る機会はまずないので

家の中にあいうえお表を飾ったり

本の読み聞かせで指でなぞったりが限度。

娘はまだ10個くらい?なんとなく覚えている感じで

たまに真似して書いてみる、という程度にとどまります。

日本の4歳児はきっともっと覚えてるはず!

と思うとちょっと焦ったり…


喋りの方は

「なんでママはフランス語を喋らないの?フランス語で言って!」

と言われることもありますが、

娘とは日本語のみで話す努力はしています。


しかし最近、日本語をちょっとかじった夫でも

私達の会話が複雑で理解できなくなった様子。
しめしめ(笑)


娘の頭に何かしらの蓄積が毎日されているのが嬉しい限り。


スカイプなどで実家と喋るときは

ちゃんと選んで日本語で話そうともしているのですごいなーと感心します。



文化伝承の方ですが、

家ではどうにか季節の行事のマネごとはやっているものの

やはり親の努力なくしては成り立たないので

これも相当のエネルギーが必要です。

日本では

街やスーパーに行けば、またはテレビをつければ

お正月の雰囲気、節分、ひな祭り、七夕…

季節ごとの音と匂いは自然と感じ取れるようなものでも

こちらでは何らかの方法で作り出さないとだめなので、

忙しい日々の中でなかなか大変です。

kosodate-05
手作りお雛様。材料は折り紙と顔はイースターエッグとして売られていたおもちゃの玉子です。

kosodate-06
今年は三食団子を家族みんなで作ってみました。

それでもひな祭りは生まれてからは毎年欠かさず祝っています。
今年は日本語センターでも取れ上げたせいか今までより分かっている様子の娘。小さいお雛様を飾ったり、クラフトで作ったり楽しみました。歌も歌えるように。来年は歌詞の意味もわかるようになるのかな?とこの時期の成長が楽しみです。




kosodate-07
先日日本から送ってもらった日本の昔話がたくさん載っている本が届きました!娘に寝る前に読んであげるのが楽しみです。



やはり日本人の血が入ってるからか

納豆を好んで食べたり

味噌の味が好きだったり

教えなくてもなにかDNAに組み込まれていそうなことも

でも文化や言葉のことは本当に私の努力と工夫にかかっているので努力の継続が大事です。




子育ては年齢により

新たな問題ができたり試練ができたり

対処が臨機応変で

常に前進!って勢いがないとなかなかやっていられません。

理屈が通らないときが多いし

これからどうなることやら…!


今、私が持てる「自分の時間」というのは

冗談抜きで

一日、数分〜20分程度です。

自分の支度と朝食の準備ができてから娘が起きる前の5分あるかないかと、

通勤途中のバスと地下鉄の中、

会社の休み時間、

寝る前のほんの数分あるかないかです。



そんな時間も

天気予報をチェックしたり

スーパーのセール品はをチェックしたり

大概は日本の家族や友達にメールの下書きを書いていて終わってしまいます(笑)

本当に毎日クタクタ…

週末は昼寝をいないと体が持ちません。

娘の活発さに反比例の親…

片付けてもすぐに散らかる

ご飯食べ終わったら次のご飯を考える/つくる…

終わりのないいたちごっこです。



生きるってこういうことなんだけど

子供がいるとそんな基本的なことをすること自体が大変で、

当然ですが何をするにも時間がかかり

そりゃあもう

やんなっちゃいますよね



意外に(笑)夫の方が短気なので

それが自分を落ち着かせていて、

娘とひと呼吸おいて接するのに成功してるようなもの。



これが一生続かないことを切に祈っている毎日です(笑)





  
 トークモアは人気上昇中の日本人講師メインオンライン英会話サイト!ワンレッスン300円~始められます!
 生徒さんのニーズに合わせた大好評ジーノレッスンはポイント 1コマ★750円★でレッスン中!詳しい講師プロフィールはこちら【注*只今育児奮闘中でレッスンお休みしてます】
テーマ: 子育て・育児 | ジャンル: ライフ