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メープルランドの日常

~愉快でユーモラスなバイリンガル都市生活ブログ~

【157】図書館とのイザとコザとラック



ジーノ、本を読むのは好きな方ではありません。

基本、他人が書いた文字を見ていると眠くなるし(笑)

絶対書くほうが好きです。

まあ子育てしている近年は本を読みたくても

読む時間なんてまずないんですが(笑)



でも図書館カードは持っています。


モントリオールで大きい州立図書館(BANQ)はわりと

通勤途中の行きやすい場所にあるし

前住んでいたアパートの近くには

市立図書館の分館もあったので

2枚、図書館カードを持っています。


専ら借りるのは

旅行ガイドか旅行マップか旅行についての文化知識本です(笑)



夏のはじめにとある理由で

珍しくCDを5枚借りたんです。


借りたはいいのですが、

結局子育てと仕事の合間にゆったり聞いてる時間などなく、

返却期限が迫ってきました。


でもネットで自分のアカウントにアクセスし、

期限ボタン一つで延長できるからいいや!と思っていたら

「現在システムの不具合によってサイトが機能していません」

とウェブサイトに書かれていて大慌て。
肝心なときに便利さが最大の不便さに変わるカナダあるある(笑)


とりあえず一度ずつだけ早送りで聞いて(笑)

翌日仕事帰りにでも寄ってこよう、

と思ったら翌日はまさかの休館日


ということで、期限の日にぎりぎり返してくる羽目に。


しかもその日閉館時間2時間前に気づいたため、

夕飯前の忙しい時間に、夫に車で行かせる始末。
ブーブー言いながらも行ってくれた夫よ、ごめん、そしてありがとう。


返却は図書館前の返却マシーンにスライド挿入させるのみであるはずですが、

焦った。



すると数日後図書館から電話で

「返却された一枚のCDのジャケットの中身が入っていませんでした。2週間以内に中身の返却をお願いします。」



というではないか。

え?

急いで第三者にパシらせた罰か?


と自分を攻めつつも

絶対CDは入っていたはず、と確信がある



なぜなら

借りてきてから一度しか聞いていないし、

家のずっと同じ場所にあったのだから、

CDプレーヤーの中に入っていなけりゃ

どこに置くというのか?!!


「5枚借りたうちの他のジャケットに入っていたりしませんでしたか?」

と聞いては見たものの、

「CDは全ての中身を調べているのであったら気づきますので。」

と自信たっぷりに言われる。



家中を探したり

返しに行ってくれた夫のリュックの中も探しましたが、

ない。

どこにもない。

パシらせた夫さえ

「中見確認してなくてごめん」

と気にしている。

ギリギリでパシらせた私がどうみたって悪いんだから。


仕方ないからペナルティーなり紛失料金なり払いますよ、と

腹をくくって州立図書館に出向く。



大したCDでもなかったのに(笑)

紛失料金とシステム手数料で合計$20弱。


なにかの罰だな、と思いつつ

まあ終わったことは仕方ない出費と諦める。




数週間後。

もうこの出来事忘れた頃。

また図書館から電話。

「いいニュースです。CD見つかりました。返金しますので来館お願いします。」






は?

なになにこの踊らされてる感じは(笑)




結局、返却のチェック係のミスらしい。

電話口の人はもちろんミスした本人ではないので

謝罪なんてことはしないしね、

腹立たしいカナダあるある(笑)



返金は嬉しい、というか当然ですが、

出向くのが面倒だ。


なんだかイライラするなあ、

完全にあっちの落ち度なのに!

手数料はこっちがいただきたいくらいですよ。






一方、市立図書館の方は

去年マンションに引っ越してからかなり頻繁に借りてます。


と言っても娘の本ですが(笑)


というのはマンション目の前に

子供専用の図書館があるので、サンダル引っ掛けてちょろっと

娘と歩いて30秒で行けるのです。


受付のお姉さんとも顔見知りになりました。


夏のキッズなんちゃらコンクール(説明受けたがちゃらんぽらんの理解度(笑))とかに応募したり、

娘もいろんな本に興味を持って手に取るもんすべて借りたがります。



数日前、

市立図書館から電話。

何だ今度は?と、ドキドキしながら出ると…

「夏のキッズ(なんちゃら)コンクールのくじで娘さん当選しました!賞品を取りに来てください」


とな。
関係ないけど連絡来たのがジーノの誕生日(笑)


教育ゲームと新品の本2冊ををいただきました。


不運もあればいいこともあるものですねえ。

世の中うまくできています。






  
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【141】摘出手術をしました



突然ですみません


いろいろあったんですが

やあでも結果ほっんとに…

癌じゃなくってよかったんです。



先日とある理由でコロナの検査をしなければならなかった、

という記事を書きました(→こちら


実は手術を受けるために、

コロナは陰性であると証明するためだったんですね。



夏に偶然、右胸に硬いものを見つけまして…

今までこんなものなかったし、

年齢も年齢だし

ここ数年育児の疲れと思ってないがしろにしていた

優れない健康状態も不安だったので

すぐに検査してもらうべく

ファミリードクターに連絡したのが7月末。

手術したのが10月末。


この3ヶ月、長かった…



右胸マンモグラフィ検査したら

左胸にも影が…と言われて左もマンモ

そしてエコ検査をしてもはっきりわからないということで

大きい病院にい行ったほうがいい、と言われ、

そこで再びのマンモ


さらに

MRIとかいう体全体の磁気スキャナー検査までやらされ
音がうるさくて微塵も動かずに20分うつ伏せはきつかった!

それでもはっきりしないということで

次は細胞検査


胸に針を指してしこりの細胞の一部を切り取り顕微鏡で成分を分析するとか。
シャワーも浴びられないし、手術後微妙に痛いので参った。



検査に通った病棟の待合室は

想像する癌患者そのものの女性たちばかりで…

つらそうだし、髪の毛もなくなってしまったのか帽子率が高い。



この人たちに比べたら

ガンと決まったわけじゃないんだから恵まれていると思いつつも

気持ちが沈みまくる自分がいました


でもって左胸も細胞検査しましょうと再び病院へ。

あとは結果を待つだけ…と思ったら

針を指したところが流血して

また病院に戻る


数日後、電話あり。

細胞診後のマンモをやり忘れたからまた来て!と言われて

再び病院


カナダあるあるなんだけどいちいち仕事が雑ちゃんと確認しとくれよ
そんでもって何回マンモしてんだよ(笑)
余談ですが毎回胸にボリュームがなさすぎてマンモの機械に乗らないので
寄せて上げて大変なんだからっ!(笑)




いつも

こっちの手間と不安のほうが大きい(苦笑)

カナダ医療事情。


これらの検査に至るまで

病院からの連絡やら連絡漏れやら

時間変更やら日時変更やら

スムーズに行ったためしがない事をあえて伝えておきましょう(笑)

病気かどうかわからないストレスより

そのストレスのほうが大きかったことも添えて



で、やっと胸のしこりは

「乳がんではない腫瘍」

とわかり一安心。

それでもできるだけ早く摘出する必要があるらしい。

ほっておくと大きくなる可能性があるのだそう。

今でも結構な大きさ(ボーロ3粒くらい)なのでそれは不安だ…

って訳で今回の手術に至ったわけです。



手術が決まってからも血液検査

心電図

例のコロナの検査

と医師との面談…

色々経てます。



大きい病院って、部署がいちいち違うので別日においで、

というのが多く

検査自体5分もかからないし予約時間指定するくせに

待ち時間うんぬんが意味不明に長く

仕事も半休や休みをとって行く羽目に。



医療費無料って言ってるけども、

こういう仕事行けない時間の給料計算したら

プラマイゼロなんじゃと毎回思う(笑)



それに当然

検査とかの問診票なんかぜーーーーんぶフランス語だし。

かと言って英語バージョンにしてもらってもちんぷんかんぷん。

医療用語は馴染みがなさすぎて分からないものばかり

あ〜めんどくさい!


手術前の同意書は20ページも質問欄があって本当に読むのも嫌だった…

でもなにか書き忘れたり間違って答えたら命取りになりかねないので

カナダあるあるであっちのミスがゼロでない疑いがある限り(笑)

こっちがうっかりは避けておきたいプレッシャー!




手術当日はコロナのことがあり

付添人はNGなので

一人ぼっちらしいし。

帰りは一人で帰れないので

迎えの人(家族か友人か)を特定しておいて欲しいと言われ…
でも終わる時間の目安もわからない…と言われちゃあ選択肢は夫しかいないじゃないか(笑)


こういうとき肉親が誰も近くにいない海外暮らしは恐怖です。


娘のお迎えとのタイミングだとすぐは来られないし…

ああ考えただけで気が滅入った。



外科医の話だと局所麻酔でできる、って言ってて

私も全身麻酔は怖いし手術自体人生初めてだから

局所麻酔希望、と言ったら同意してくれた。

最終決定は当日麻酔科医がするらしいけど。


とにかくねーそんなに大きなオペだとも思っていなかったんです、正直。

仕事も2〜3日で復帰できると言っていたし。




手術前夜から飲まず食わず。

水も飲まないで、と言われていたんで

そのとおりに。


予定では朝6時からだったんだけど

前日に電話あり10時に変更。

最後までやってくれますよね(笑)
飲まず食わずの時間が軽く4時間は長引いたよね(笑)電話一本で。どんな事情で変更じゃい!理由くらい教えろ!!



とりあえず一人ぼっちで受付を済ませ

オペは胸だけのはずなのに

なぜか全裸にならなきゃで、

病服を着る。

hospital-01
洗ってあるのだろうけど清潔感があまり感じられにくい病服



次に何が起こるのかちゃんと知らせられないまま半分おしりを出しながら

軽く3時間ほど待たされる(笑)



様子を見に来る看護婦が

大学病院なだけあって毎回違う人。
レジデンスかなあ。


やっと担当医師が来たと思ったら

「全身麻酔にするね、痛みも感じないしそのほうがいいと思う」

というではないか!

え、こないだ局所麻酔でいけるって言ったのあなただよ?

有無を言わせない感じでそういうことになってしまった。


で、5分後に来た麻酔科医の先生が

「希望通り局所麻酔でいいのよね?」

って言ってくるではないか?


えーーーーそこは二人の意見合ってないのかよ?

患者を不安にさせちゃあプロじゃないよね?



「局所で私はいいと思う。外科医に私から話してくるわね!」

と言って麻酔科医は行ってしまった。


そこからまた一時間くらい待たされてですねえ…(笑)


どうなったかも知らされないまま

何人のナースが通り過ぎて行っただろうか…?


無駄が多すぎるカナダ医療…

医師に対する不信感。



オペ室に入ってさっきの麻酔科の先生が来て

「私は局所で絶対充分だといったのだけど…(どーたらこーたら…) 」

と愚痴気味半ギレ口調じゃないか!
こっちがキレたいわ!


納得してないままで麻酔科医師勤まるの?

患者を説得してないままでオペ始めちゃうの?



あれよあれよという間に

点滴らしきものを左手に二本も入れられ
フランス語の医療用語で、このへんはらしいということしかわからん、地味にこれが痛い・・・

酸素マスクみたいなのを口にあてがわれ

「はい、大きく息を吸ってー」

って2回くらい

吸って吐いてして…

あとは記憶がありません。




起こされて

すごい頭痛と

それを上回る眠気とで

名前を聞かれても名前答えられたか分からない。
スパイだったら本名答えちゃったかも


ちょっと経ってまた別のナースが来て

名前を聞かれるのだけど

ちょっと頭を動かしただけで

ものすごい吐き気



こんなの聞いてないぞ


時計を見ると夕方5時半すぎ。

娘を託児所に迎えに行く前に夫が私を迎えに来る案は

例外じゃんか、の時間。


なんの連絡もできずに…待ってる方だって不安だよね…

と思うんだけど

スマホに手を伸ばす体力もないし

このものすごい吐き気で

とにかく動きたくない、

寝せてくれ…静かに休ませてくれ…

すぐには帰れそうにないな、と言うことは分かった。



それでもひっきりなしに看護婦もどきのレジデンスが

「元気?」

って聞いてくる。

しかも毎回違う人。

いちいち元気じゃない、というのもかなりの体力を要する。



ちょっと強引そうな声のでかいナースが

ズカズカ入ってきて

「トイレに行ってみよう。頑張らなくっちゃだめよ!」

って言ってくるではないか。

ベッドに腰掛けただけで

空っぽのお腹からでもなにか上がってくるのがわかって

いやあ絶対ムリ!と思った。


言葉にならず目で訴える。

「まだだめ?」

うなずくのがやっと!



とにかく目をつぶってときが経つのを待つ。

もう20時間近く水も飲んでないんだから…

口もカラっカラ。

横になってるのが精一杯。


よる8時をまわってしまった。

また違うナースが

「そろそろトイレ行ってみましょう」


今度はなんとか支えられて立てたけど

吐き気が相変わらずすごい。

「さあ立てた、じゃあ旦那さんに迎えに来るよう電話するわね!」

私が返事をする前に

ナースはとっとと行ってしまった。



えーーーー帰れる状態じゃ、ねーーーーーぇって!


ベッドを空けるノルマでもあるのかよ!!!



泣きたくても吐き気を我慢する方に神経が働くためそれもできず。



娘が普通なら寝る時間…

夫はどうやってくるんだろう?連れてくるしかないよね?寝ちゃってたらアウトじゃんか!

とか考えるけど

思考がめぐる前に吐き気が襲ってくる。



カナダ医療事情…厳しい。

普通なら入院でしょう、この状態。

日帰りオペレベルの健康状態ではないよ、絶対!


隣のベッドの人は同じオペではないのかもしれないけど

さっきから一人で歩いてトイレ行ったりしてるよ。

その人でさえお迎えが来てないんだから…

あんな状態に程遠い私は…無理だよぉ…

弱音を吐いてるわけでも全くなく

吐き気が尋常でない。



全然元気じゃないのにフラフラのまま

車椅子に乗せられて

一階まで。

エレベーターの酔いが鬼のごとくプラスされ

どうかこの場で殺してくれ、

という感じ。



入口から部外者はコロナ的衛生上入れない為、

回転ドアを自分で抜けなければならない。

できるかッーー??



代わる代わる様子を見に来る他人のナースより

外に娘を抱いた知ってる顔の夫を見たときは

…ちょっと安心した。



娘も相当眠い時間なのに待ってるって起きてたんだってさ。

涙が出そうだけど…

そんな感情の動きでさえ察知され

それより先に吐き気が襲う(笑)っていう拷問。



バスか地下鉄で迎えに来るって選択肢もあったろう。

とにかく病院に11時間もいたんだから外の空気が吸いたかったのに

夫、気を利かせ(過ぎ)てレンタカーで来たって(笑)

ありがたいようでありがたくなーーーーい



車酔いがまた上乗せされ、

車嫌いと眠気真っ盛りの娘の発狂で

約10分が永遠のように思えた夜9時半。


とにかくオペは終わった。



局所麻酔なら数日で仕事復帰のはずが

全身麻酔にされたため、

結果、それから3週間仕事行けなくなった。


3週間経ってる今も未だに

吐き気が残り、ちょっと動くと倦怠感がすごい。

やっぱりカナダの薬ってアジア人には強いわ…

特に風邪引いたって相当のことがない限り

薬も飲まないドラッグフリーで生きてきた私には

少なくとも強すぎたと思う。



こんなはずじゃあなかった…


とことんスパルタでストレス満載のカナダ医療を今回

体を張って思い知らされたのでした。


傷口の痛みはあまりないものの

まだ傷口から黄色い汁が出ていたり

ちょっと思わしくないですが…

手術が終わって本当に良かった。


hospital-02
中心街にあるリニューアルされた大学病院

今年はコロナをはじめいろんなことがありましたが

娘を産んだ病院に

きっかり4年後、再びお世話になるなんて思ってもみなかった!

完治が待ち遠しい。


ちなみに欠勤した分は政府から医療目的の休業手当てがでます。

でも思いのほか長引いた手術後の欠勤、仕事場に多少なりとも引け目を感じてしまうのは

やっぱり私が日本人だからかなあとも思います。



職場から花束が届いたり

毎日のようにメッセージくれる同僚がいたり

心配してくれる友達がたくさんいて

いろいろあったけどやっぱりねぐまれた環境にいるんなあとしみじみです。

私が動けない間ずっと全部こなしてくれた夫にも本当に感謝です


  
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【137】ニューノーマル



今年に入ってこの新語がよく使われるようになりました。


ニューノーマル(New Normal)



コロナによって今までの日常がガラっとかわり

マスクをすること、

手を洗うこと、

人との距離を保つこと、

買い物はオンラインですること…など

新しくも普通のこととなったものや日常を指します。



日本人はコロナ以前にも

花粉症対策などの理由でマスクをする習慣はあったし、

基本的に外から帰ったら手は洗うし

他人との距離も迷惑を考え、ある程度あった国柄なので

日本ではあまり大した変化ではなかったのかもしれませんが…

こちらの人ははマスクすることに対して

当初はものすごく違和感を感じていました。

でもこの夏以降はマスクをしていない人のほうが少ないんじゃないかと…

これはかなり大きな変化なはずなのに

もうかなりノーマルになっている今日この頃。
(逆にマスク反対派も根強くいて毎週のように各地でデモもやってるようですが…)

mask2020




そんなふうに考えると

カナダに来る前はそんなことしなかったのに

住み慣れて(ジーノ、今年で移民して6年目になってます)

自分にとって「ノーマル」になってしまったことを再び思い起こしてみたくなりました。
(以前のブログとちょっとカブっているものもありそう)


今回のブログはそのリスト。


●上司や親友の名字を知らないでいること
上司でさえファーストネームで呼ぶので名字を知らないのは結構ノーマル。親友でさえはっきり名字を言える人数はごくわずかなことにふと気づきます。


●外出や出勤はリュックか手ぶら
職場に手ぶらで来るのはかなりノーマル。敷いて言えばポケットにスマホと右手に今朝買ったコーヒーカップ…っていうだけの人も多数。(ランチはそのへんで買う、または食べない)
それ以外はほぼリュックスタイルですね。(しかも半数はジッパーが壊れている年季の入ったもの使用)雪道は両手が空いてたほうが危険が少ないとかそういう理由もあると思います。サラリーマンとかでもほぼいわゆるオタクスタイルに近いリュックです。ちなみにジーノはリュック派です。


●無精髭と長髪
日本であまり髭や髪が長〜い人って少数派の印象です。飲食関係とかサラリーマン姿で髭や長髪は清潔感などの理由でご法度というか…こちらではノーマル。あくまで個人的なものなので容姿を制限されるべきではないというか個人の勝手というか。宗教上の理由もあります。

●サングラスの存在
日本でグラサンなんて芸能人か?ちょっと格好つけちゃってる人か?って感じですが紫外線が強すぎてこちらではノーマルな必需品となってます。娘のももちろん完備。空が広いので光の入り具合が違う気が!(笑)


●ピザとドーナツはマジックワードであること
みんなが喜ぶランチといったらピザ!というのがノーマルな現実。個人的には好物じゃないですが…本当にみんなピザが好きです。ピザというだけで「イエ〜ス!!」ってオーバーとも思われるリアクションが望めます。差し入れは甘いドーナツがとにかく喜ばれます。早朝の差し入れも例外なく(笑)


●自転車に子供乗せるためには屋根付サブ乗り場を取り付けること
交通事故になりそうな予感がする…わたし的には見ていて怖いアイテムですが…ママチャリに子供席を取り付ける日本と違い、普通の自転車自体の前か後ろに取り付けて子供を乗せてぶんぶん走るスタイルは主流でノーマルな風景。小回りは聞かないはず!
velo addition
こんな風なのを普通の自転車(ママチャリ系ではなくスポーティー系)にくっつけて走るのが主流


●ビーガンであること
ベジタリアンよりもはや多いかも?健康志向というより…ファッショナブルな流行りも通り越して今ではもはやビーガンでないことが罪みたいな言い方をする人も。ビーガンであるか否かを考慮しない会話はもはや失礼に当たる、ってのがノーマル。


●道端のゴミのこと
地域にもよるけど道端のゴミの話をしたら尋常ではない状態のモントリオール。もうこれにも慣れたのでゴミだらけであることがノーマル。固定のごみ捨て場があるわけではなく各アパートの前に出すシステムなので、漁った人やリス(カラスより多い)がいたら漁られっぱなし、収集者が雑な仕事して散らばったらそのまま、特に掃除する人もいないので風化するのを待つゴミが散乱。公共のゴミ箱も日本に比べたらかなり多いはずですが…自分の問題ではないと気にしない国民性が影響していますね。


●何も買わないで店を出ること
日本だと(特に小型店)何も買わないで帰るのは少し気まずさがあります。カナダではそんな気まわし?根回し?はないのがノーマルなので精神的に楽。店員も特に押し売りしてくることもないので、試着した服とかでも気軽に置いて店を後にできます。


●言葉が通じなくても大したことないこと
バイリンガル、トリリンガル以上はノーマルな人々ですが、フランス語あるいは英語が母国語ではない人のたくさんいるので、レジや各種の窓口で言葉が通じなくてもノーマル。ただカナダのいいところはつたない言語力でも分かろうとしてくれる人が多いし、最後はなんとか通じちゃうところ。あんまり込み入った話はできないかもしれませんがお互いどうしたいか通じればそれで良い世界(笑)時には待合室やバス車内に通訳してくれる人がいるか募ることもよくあります。


●フランス語と英語のミックスで喋ること
言語のことをもう一つ言えば、モントリオールにおいてはミックスでしゃべるのはノーマル。単語レベルであったり文レベルであったり。両方喋れる人とは特にどこかでミックスした会話になります。慣れないうちはややこしいんですが、使い方とタイミングでそれなりのニュアンスが出るので表現力が豊かになります。


●基本的にみんな体臭が強いこと
日本にいたときちょっと部屋でお香を炊いただけでうちの母が「異国臭い」と言ってきたものです(笑)でもカナダではお香、香水、にんにく臭からいわゆるホームレス臭に至るまで街をちょっと歩いただけでいろんな匂いがするのがノーマル。


●基本的にみんな声がデカイこと
公共の場で友達と話をするのだってヒソヒソ声で周りを気にしながらの日本人にとっては何かあったの?ってくらい大声で喋るケベコワがいることはノーマル。マナーがどーのとかうるさいこと言ってくる人もたまにはいますが…基本他人事として無視(笑)なので。本人たちは至ってノーマルなボリュームと思ってるあたりもノーマル中のノーマル。



  
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【103】モントリオールあるある辞典①


みなさんこんにちは。

いやあこちらレベルで普通に寒い日々が続いています。

先日は雪でも雹でもなく、でっかい氷が降って来たし〜

かと思えば、

いきなり2度くらいに上がる日中もあり、

温度差に順応できずみんな体調を崩しているようです。



そして

さすが・・・

ちょっと気温が上がると出てきます、

生粋カナダ人

はい、半袖の人(笑)


hansodecanadian

この人は(たぶんスピリチュアル系・・・)白人男性ですが

先住民、イヌイットの人も寒いの平気でか~な~り~薄着で平気。

マイナス云じゅう度でも

半袖で雪かき
してたりも時々目撃します。


いや見てる方が寒々しいから…やめていただきたい(笑)




そんなわけで…

気温と雪の話題は

毎日何かしらの会話に出てくるような長い冬真っ只中のここモントリオール(またはカナダ)ならではの、

「あるある」今日はいろいろと集めてみました。





まず一つ目!

「テキトーな仕事ぶり①」


度々ジョークで
モントリオールには「四季」ではなく「二季」、

つまりシーズンは2つしかないと言われることがあるんです。



それは、

長い冬シーズン

工事のシーズン



「工事」と言っただけで苦笑されるほど

雪が降る時期以外は年がら年中どこもかしこも工事中

ってなわけです。

これ、ほんと(笑)



まあ長い冬(10月から5月辺りまで)は雪があると工事なんてできませんからねぇ、

集中的に夏の時期にやるってわけですが。

ほんとにうんざりするほどどこもかしこもです。


そして工事のためバス停が閉鎖して

バスが停まってくれないまたは

別の道旋回してしまうような交通規制が頻繁に起こります。


それがその頻度のせいなのかはわかりませんが、

それを予告する看板が

手書き…しかも殴り書き…

しかもどこかで拾ってきたようなのダンボールの裏


なんかに書いて貼ってあることがしばしば

aruaru01

aruaru02



書き方に統一性が全然なく

時に字が汚くて(笑)

とりあえずバス停に問題があるんだな、ということくらいしか分からず…

ということも。



市の運営する交通機関なのに…ほんとテキトーだよねえ(笑)

工事自体もやりっぱなしでテキトーなのですが、

それにまつわる仕事も本当に呆れるくらいテキトーで…

こちらが真面目に生きようとするとバカを見る世界がそこにあります。

バス停封鎖だと思ってあえて遠くのバス停まで歩いて行って待っていたのに

昨日までの表示が外されていなかっただけで

バスが停まっていたのを遠めに確認して

舌打ちをする日々であります・・・




2つ目!

「カナダ人ならみんな持ってるマイ○○」


なんだと思いますか?

ヒントは… 冬を楽しむためのものです。




そう、皆さん結構な割合で

マイスケート靴

を持っています。


小さい頃からアイスホッケー習っていたーとか

アイススケート習ってるーなんて子供も多いですし

市内至るところに屋内スケートリンクあります。


aruaru04
交通標識にもこちらスケートリンクの表示も

冬場は特に、天然のスケートリンクもあるので、

散歩がてら簡単に楽しめる国民的スポーツってなわけです。

うちの近くの大きな公園の人工池は

冬の間大規模な野外スケートリンクに。




なので

リサイクルショップのスケート靴セクションもでかい!(笑)

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ずら〜り、スケート靴!


おととし(妊娠中)、去年(子育て奮闘中)と滑ってませんが…

ジーノもマイスケート靴持ってますよ〜

今年はまだ機会がなく滑ってません。





3つ目!

「北国に不可欠なサプリがある」

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長い冬は日照時間が少なく

ビタミンDが不足になるため

言わずと知れているドクターアドバイスとして

サプリメントで摂るように言われています。

太陽からしか摂れないため

不足すると鬱っぽくなったりするそうです。

カナダ(少なくともここケベック)の牛乳には必ず

ビタミンD入ってます、というほど深刻。

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こちらに住むまで気にしたことなかったビタミンD…!

大切です!




4つ目!

「誰のものかもはや春までわからない自転車」

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まあそんな長い冬があり

テキトーに生きている人も数多いモントリオールには、

こんな光景も風物詩。


夏の間に駐車した自転車が

いきなり来た大雪で動かせなくなり…そのまま放置!

タイヤ大丈夫なんかい?と思っちゃうけど(笑)

冬の間、街のあちこちにあります、これ。

現に観光用ポストカードにもなってたりしますから(笑)

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ここまで来ると今更これを雪の中持って帰って…って考えにくいんだろな(笑)




5つ目!

「現実的に大活躍なソリ」


ソリで子供の送り迎えは日曜茶飯事だけど

スーパー買い出しもソリでやってた人がいた(笑)

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ま、重たい荷物両手で持つよりは安全なのは確かだけど…

パック肉とか牛乳パックそのままソリに乗せてたな…

大丈夫なんかな?いろいろ…と他人の私が心配してしまうのだけど無駄ですね、はい。(笑)

日本人にはどうもメルヘンチックに聞こえるソリですが、

こちらでは必需品っていうご家庭も少なくない…!

まああると便利って思うときもあります。


他にも「カナダあるある」いっぱいあるのでまた追々紹介していきます~♪



  
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