
セントラルヒーティングのおかげで室内は快適でも、
やはりモントリオールで冬を過ごす限り、外に出かけるときはそれなりの格好をしなくてはなりません。
今週の木曜日と金曜日の通勤時間、気温はマイナス17~18度でした。

寒いってより、冷たい、それを通り越して痛い、です。
業務用冷凍庫に入ってるのと同じ環境ですから・・・
5分も歩けば太ももが冷凍マグロ

耳

息を吸ったら

鼻呼吸なんてすれば鼻毛

鼻の穴が

呼吸は小刻みにこまめにしましょ~うW(`0`)W
こちらでよく言われるのは、まだまだぜんぜん温かい、と感じるのはマイナス10度以上までの場合。
マイナス10度を超えると「ちょっとキタ!」
マイナス18度を超えると「やばい、キタぜ~ぇ」
マイナス20度以上はもう無言
(しゃべっている余裕などない

になるらしい。
モントリオールではにこんな会話が成り立つのも面白いところ。


前回の記事


窓から外を見ただけでは気温がわかりませんので、出かける前に必ずネットで外の温度を確認してから家を出ます。
そしてこんな格好をするのをおすすめします


わかりやすいようにあえていろんな色のコーディネートで着こんでみました

●ニット帽
これはは必須!地肌から冷気を感じます。耳が隠れるもの、または(写真では見えませんが)耳あて・イヤーマフも忘れずに!
●マフラー、またはネックウォーマー
首や胸元が絶対出ないようにすき間を完全に埋めるものが必要です。できるだけ鼻の下くらいまで覆えるものであること。
●ダウンジャケット
ウォータープルーフがおすすめ。さらにはフード付で防風対策できるもので、できるだけ太ももまで隠れる長さのものだと尚良し。
●アームウォーマー
手首が出ないようにするため。特にジャケットがリブ使いでないときはないのとあるのとでかなり体感温度が違います。
●手袋
できるだけ分厚いものか、二重三重にすること。
●パンツ
風を通さないものが理想、ジーンズの場合は下にストッキングやレギンスを重ね着しないとたぶん冷めたすぎます。
●レッグウォーマー
あればなるべく上まで引っ張ってふくらはぎを隠しましょう!
●スノーブーツ
必ずウォータープルーフまたは防水スプレーをしたもの。市が道に巻いてくれる雪が凍らないようにする塩や砂で履物はすぐに白くなってしまうので、オシャレブーツやモカシン系はNG。
※基本、できるだけ直接外に出る肌面積をなくすること!(できれば目だけが理想)
日本ではニット帽はファッションの一部な感じで、カワイイから被るとか、
フード付きパーカーやジャケットはスタイルでありフード自体は「飾り」である事実、
冬はブーツ・・・って売りだしてるけどフェイクスウェードとか、女性用はふざけたかんじのモコモコものばかり。
でもここカナダではニット帽被るだけで本当に体感温度が違うし、
フードがついているのに活用しないなんて!ってくらい違うし、
日本から持ってきたそんなフザけたブーツすぐに濡れて壊れてしまいます

冬のカナダファッションにはちゃんとお金をかけましょう


特にスノーシューズやスノーブーツは「マイナス40度まで対応」などの重たいやつがおすすめ。
滑り止めのギザギザがたくさんついているほうがいいです。
また、両手はなるべく空いている状態で歩きます。
いっぱい着たり履いたりして丸々しているので、当然転びやすいのです。
(だからリュックの人が多いのかな、カナダ・・・)
みなさんはカナダブランドの「カナダグース」ってブランドご存知ですか?

こちらでも何年か前から人気であり、この会社のダウンジャケットはかなりお高いですが現地の人もけっこう着ている方がけっこうたくさんいます。
カナダでカナダ用に作られているだけあって、本当に暖かいらしく大変好評です

着ているだけでカナダ人としてのステータスを獲得したような気にも

ただ、覚えておいてください。
こちらには自然保護に対して、雪も解けるほど大変熱い意見を持った人がたくさんいるので、
コヨーテの毛皮やダックダウンを使用しているこのジャケットのことをよく思わない人もいます。
おしゃれだから、トレンドだから~、みんなが着ているから~ってだけで着ていると、
あからさまに街中で批判されることがありますよ~



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