英語を学んだのはかなり前のことなので、私にとって今となっては話すことがあまりに当たり前になっているため、じっくり考えたのは10年以上ぶりくらいでしょうか。
ということで、レッスンをしている私にとっても生徒さんの素朴な疑問から学ぶことも多いので、レッスン自体とっても充実した時間になっています(^-^)/
今日は「カナダ英語」についてちょっとお話させてもらいます。
アメリカと何が違うの~?って思ってる日本の方も多いのでは??
アメリカは隣国で、文化もかなり近いですがやっぱりカナダとは違う国です。
住んでいると、余計にこの違いを実感します。
アメリカ人の一部はカナダをアラスカ州の次の51番目の州だと勘違いしている方もいるみたいでよくジョークにされます

まず、よく日本語で使われる 北米(North America)って言葉ですが・・・・
アメリカ人はあまり使いません

南米に対して北米なんですが・・・・アメリカはアメリカだ、と思っているみたいで・・・カナダを含んだ二つを一緒に呼ぶ必要がないと思ってるからでしょうか?
言い方悪いですが、やっぱりアメリカはカナダを軽視しているのかな~と思うときがあります(笑)
面積的には大きいんですけどね、アメリカよりも。人口は相当アメリカのほうが多いし、カナダのほとんどは氷と湖と森ですから(笑)
カナダ英語は、イギリス植民地時代の名残でスペルはイギリス英語のほうを使います。
身近なもので例えば
中心を意味する center はカナダでは centre
劇場を意味する theater はカナダでは theatre
色を意味する color はカナダでは colour
と綴ります。
発音は・・・というと、
イギリス英語では絶対ありませんが、アメリカ英語でも絶対ないです。
アメリカ人ほど舌を巻かない発音なのでカナダ英語は日本人にとってはわかりやすいと思います。
about って言葉ですが、


と聞こえると思います。
アルファベットの 「Z」の発音さえ違います。


と言います。
ボキャブラリーはというと、これもしばしば違ったりします。
鉄道:



毛糸の帽子:


お手洗:



一度、確かアメリカのラスベガスに行ったときでしょうか、普通にカナダ英語育ちのジーノが疑いもなく
「Where is washroom?」
ってお店の人か何かに聞いたら、
「何を洗いたいの?」
って言われて・・・答えに困ったことを覚えています。

また、カナダ人の特徴として文末に「EH?」ってつけることで有名です。
「isn’t it?」「aren’t you?」「haven't you? 」「haven't we?」などの同意を求めたりするときの代用なんですが、ほかにもいろんな意味を含むとても便利で


Right?
Ok
yeah?
Please
Maybe
Thank you
How about it?
Do you agree?
Don't you think?
などの意味を含みます。
極端な例で例えばこんな会話も成り立つわけです。
A: I bought a new T Shirt eh!
B: Oh eh? Do you like it?
A: I love it eh!
B: That's cool eh!
カナダ人と話をすると必ず聞こえますので機会があったら耳を凝らしてみてください!
ジーノも毎日使ってますね、レッスン中に自分で気づくことも多々あります。
特にカナダ人としゃべるときは絶対頻繁に使っています、無意識ですが。
Eh?(エィ~)Eh?(エィ~)うるさいくらい(笑)
アメリカでは同じ意味で「right?」とか「huh?」のほうを使います。
てな感じでカナダ英語の一部紹介でした♪

Have a nice week everyone eh!



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