中国、香港、台湾、韓国、ベトナム、モンゴル、タイなどで祝われる旧暦のお正月のことなんですが、
日本人にはまだまだなじみが薄めですよね?
モントリオールにはほかの都市に比べるとかなり少なめではありますが、
それでも多くのアジア人が暮らしているので、
カナダの人は一般的に旧正月、Chinese New Yearってなにかをよく知っています。

ジーノがいわゆる故意に会った日本人の友達以外で日本人を道で見かけたのはこの半年でたった一人でした・・・!もちろんジーノがフランコフォーン地区(モントリオール島の東側)に住んでいるせいも理由の一つでありますが。
同じアジア圏でも日本は西暦を使っているので、実はそれがあまり現地の人に知られていないため、この時期なかなかめんどくさいことに。
道行く人に「Happy Chinese New Year!」って言われたり、
仕事場でも「何か特別なお祝いをするの?」なんて言われたりしました。
こちらではその数の多さから、よくアジア人=中国人って思われるため、
モントリオールではかなり少数派な日本人はたいがい中国人だと思われるのはごく自然なことです。

モントリオールにはかなり小さな中華街(チャイナタウン、カルチエ・シノア)があります。

規模は本当に小さいです。端から端歩いても・・・たぶん3分とかからないくらいなんですが、やっぱり舌に馴染みのある食材があるのはうれしいもの。
ある日、カナダで初めてごぼうを見つけたときは感動しました・・・!
これでやっときんぴらごぼうが作れる!と。
先日冬らしく、「鍋」


日本に冬の時期売ってるような【鍋スープの素】なる気の利いたモノなんてないので、
クリスマスディナーで食べちらかしたチキンの鶏ガラを12月から冷凍しておいたものをグラグラ煮込んで、
見よう見まねで出汁を取り、
なんとな~く作ってみることに。
具材リストは・・・・
えのき
白菜
長ネギ
水菜
春菊
魚肉ボール
油揚げ
肉
豆腐
こんなもんでいいかな?
あっけなく、ほぼ全て見つかったんだけれど、
ただひとつだけ・・・・
たぶん春菊だと思われるが、確信持てない葉っぱが・・・!
この
TONG HO (トン・ホ~?)
ってなんだ!?!


とりあえずいつも行くスーパーで見かけたことはないから・・・
チャイナタウンにTONG HOとして置いてあるなら、
アジアの食材であることは間違いないだろう

だとすると、この漢字の読みで普通に名前になってるってことで・・・
茼蒿
って漢字もやっぱり、どう読んでもトン・ホ~って読むんだよなぁ(笑)
一応英語もフランス語もできる身で、漢字も読める民族なのに、
チャイナタウンでめっちゃ無力!(笑)
と、やたらと野菜売り場で何度もうろちょろしつつ、考える。( ̄^ ̄)ゞ(゚△゚;ノ)ノ
まあ知らないものは、聞きようがないし、
日本語で「春菊」って漢字かいたところで、それを知ってる中国人の店員さんがいる確率は少ないし・・・
ってことで、
あとは一口食べて見れればほとんど解決する問題なんだけれども・・・
いつも雑に量り売りとかしてるくせに、
こんなときに限ってTONG HO、袋に入っていやがるぜ~ぃ(♯`∧´)
最後は、もうあきらめて、買った



春菊だと信じて!!!
その後、豆腐売り場へ。
結構主流なメーカーがこのパンダマークのでっかい豆腐。

色違いであるんだけど、漢字ばかりで何が違うのかよくわかりません。
同じく豆腐売り場に来ていた中国系のおばさんに身振り手振りで聞いてみました。

そしたら、どうも赤いほうは焼いたりする料理用、
青いほうは柔らかい、みたいなことを言っていた気がする・・・・(笑)
これもカケに出るしかない!
豆腐であることは確か、間違ったとしても食べれるはず。
おばさんの身振り手振りを信じて!!!
てなわけで、カナダにいながら

言葉って通じないから面白いな~と、つくづく思います

そして、ジーノがチャイナタウンに買い物に来ると必ず毎回寄るお店があります。
端のほうにあるパン屋さんなんだけど、
そこに大好物「ごま団子」があるからなんですね~~
いつ来ても本当においしい!

横浜の中華街とかにもあることはあるけど大きさが違うし♪
本当にここのはおいしい!!
これを食べながら家路につくのがチャイナタウン帰りの個人的な行事となっています。
さて、鍋はというと・・・・大成功!!

トン・ホ~はまぎれもなく、春菊でした!
豆腐もばっちり!
出汁も効いててなかなかの鍋ディナーになりました★
こんな風に、モントリオールにはほかにも○○タウンがたくさんあり、
世界各国の本場食材がかなりきちんと手に入ります。
そのほかのナンチャラタウンをまたおいおい紹介できればなあと思いま~す

新年快楽!



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