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メープルランドの日常

~愉快でユーモラスなバイリンガル都市生活ブログ~

【59】育メンてなに?


先月でしたか、

日本のニュースで印象的だったものがありました。


パパが会社に行く前に2歳の子供を保育園に送っていくつもりで車に乗せ、

忘れて

そのまま会社へ出勤。


夕方ママが保育園に来ていないと気づきパパに連絡するまで

気づかず、

2歳のお子さんは猛暑の中、

一日中車の中で身動き取れず

亡くなっていたというものです。

衝撃でした。゚(゚´Д`゚)゚。



この事件?事故?を聞いただけで、

いろんな謎・問題・考えさせられる点が出てきます。



まず、

このパパが忘れたっていう点・・・

保育園に送っていくことが

彼にとって日常的なことではなかったのか??


子供を忘れるくらい

仕事のことで頭がいっぱいだったのか?


本当に一日中仕事の間

子供の事を一瞬でも思いださなかったのか?

などです。



どんな家庭環境で

どんな日に

これが偶然または必然的に起こってしまったかわかりませんが、

このパパだけを責められる事件ではないように思います。


でも、

やっぱり仕事に行くルートに保育園が入ってなかったのだとすると・・・

どうも私には、

高い確率で彼の日常に子供を送っていくというタスクがなかったように思えて仕方ない。



たまたまこの日、

ママが送っていけない理由があってパパに頼んだんだとしたら・・・

両親どちらとも後悔してもしきれないですよね。

いろんな社会的な背景も絡んでいるのだろうけど・・・本当に悲しい事件でした。



日本で「育メン」って言葉が定着してからずいぶん経ちますが、

もちろんこの言葉がある限り、それは

まだまだ育メン総人数が少ないということを逆に示していることになります。



もちろん

英語に造語である「育メン」なんて言葉はなし、

そもそも

一般的に「育児は女性の仕事」っていう考えが根っこにないので

カナダでは

いわゆる育メンにあたる男性がフツ~に居るのは当然のことです。



日本では、

まだまだ

抱っこ紐を身に着けてる男の人はなんか弱々しいとか、

妻の尻に敷かれているとか、

父子家庭でかわいそうに~だとか、

想像力もないのに

勝手な印象で見る

周りの野次馬が、外野がうるさいうるさい



カナダでは事情も知らずして勝手にそんなこと思う人はたぶん皆無です。


特に

ケベックでは働く女性の数も多く、

子供が産まれたら育児に専念~

なんて思っている人はごくわずかで、

パートナーと協力して

育児を自分たちでしないで誰がやる??

自分の子供だろ??的な考え方


みたいです。




それにしても、

子供を託児所(Day Care)や学校に送って行ったり

退勤時、

子供を連れて買出しに行ったり散歩したりしているパパの数がハンパない!!



ママ同伴とかじゃないです、

パパのみの確率高い!!!

週末なんかはパパの自転車の後ろに子供を乗せるテント(?)みたいのをつけてどこかに出かけたり。

ほんと子煩悩だなあ~と感心するくらい!




確かに

シングルマザーの子供の場合週末は父親と過ごす~だとか、
(逆にシングルファーザーの場合もあるし)

休職中・無職のパパが多いから育児はパパ任せ~だとか、

いろいろ日本の事情とか違った見えない事情もあり、

まあ表面的に見れば・・・ってこともあるんだろうけど。

それでもこの数はハンパない!!



ちょっとジーノ、勝手に簡単な統計を取ってみました

1週間調査!


通勤時に見た子連れで、

パパのみと歩いていたり、

パパのみにベビーカーで連れられている子供や赤ちゃんの数を数えてみる。


通勤は約20分間
です。




結果・・・・・

平均毎日平均5組見ましたね。

20分の間に5組ってすごくないですか?

ママとだけ一緒にいる数のほうが圧倒的に少なかった!



他人の生活風景なので、

写真むやみに撮れませんでしたが・・・・

盗撮成功できた(笑)モントリオールの育メン写真オンパレードです。

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テーマ: 子育て・育児 | ジャンル: ライフ