いよいよ極寒の冬がやって来たということで、
毎日外出する前におそるおそる外の気温をチェックしている今日この頃。

まだ12月だというのに
2月並みに気温が低い日もあり、
風が吹こうものなら
体感温度はそれ以下なので覚悟して外出するわけです。

しかしやっぱり雪景色というのはきれいで
個人的には雪の上を歩くのも嫌いじゃありません

あのサクサクした音が大好きだったりします。
それに今はクリスマス前ということもあり、
町中に活気があり、
スーパーの肉の表示にさえ
「Joyeux Noël」(仏語でメリークリスマス)と
書いてしまうカナダ人のお茶目な精神で
ちょっと笑顔になる季節でもあります(^-^)/

さてさて今日のお題は
カナダ人の「つぎはぎの人生観」について!
街中で見かけた
ケベック人、カナダ人の
生きる力、
何がかんでも自分の都合よく生きたいと思う欲
を示すものを紹介したいと思います。
まず、
日本は基本的に「物」であふれ、
しかも少し古くなると買い替えるなど新しいものであふれかえっています。
まだ使えるのに新しい方が出るとそちらに飛びつく・・・など
とにかくmaterialistic(物質主義の)な国なのをご存知でしょうか?
それだけ
商売がうまいというか、
買わせるほうも目新しいものをどんどん提供する力があるんですけど、
買うほうもそれだけお金があるんです。
ないない言いつつ
あるんです。
だから買えるんです。
次に、
英語に
「雑貨」という言葉に値する単語がないのを
ご存知でしょうか?
そもそも雑貨って、
生きるためには別に必要ないけど、
あったらちょっと嬉しいとか、
ちょっと便利~
ってグッズのことです。
なくても死にはしませんし、困らない。
でも日本人は結構好きですよね、
この雑貨。
雑貨屋さんってお店もあるくらいですから。
こちらの人は
本当にお金に余裕がある人は別として、
とにかく生きるために必要なものをそろえるだけで結構
必死

なので、
見た目には「自己中」に見えたり、
恥の文化を持つ日本人からすれば
ちょっと「世間体的に恥ずかしい」と映るかもしれません。
こちらの人は
他人がどう思うか、
自分がどう思われようが
基本気にしませんので・・・
日本人の目からしたら、
とっても面白く、
時に滑稽で
実に大胆、
そしてそして
危なっかしい?!のです。
例えば、
近所にあった街頭ランプ。

半分青くなっているのがわかりますか?
これは、
自分のアパートの窓から
街灯の明かりが入ってまぶしいので、
窓のほうだけスプレーでシューとやった結果です(笑)
寝室があるんですかね~ぇ?(笑)
まぶしくて眠れないぞ、ということで、
街灯、つまり市の所有物であるはずの
公共物でさえ
お構いなしに色をつけちゃったみたいです(;゜0゜)
日本なら本当に明かりがまぶしくて寝れない場合、
自分で厚手のカーテンを買う、
もしくは
役所に苦情を申し立てて~など
段階を踏んで自分の欲求を通そうとするでしょうね。
この明かり問題が、
まさかスプレー1本あったら20秒で解決するとは
たいがい考えないかも・・・(笑)
それからこちら・・・

自転車の泥よけが取れちゃったら、
買いに行く・・??・いや、
自分で作る!!

それが小学生の工作以下の出来栄えでも気にしない

クッキーの入れ物のプラスティックを使って
かなりチープに作りあげています。
ブラボーというべきか・・・?
他人がどう思おうが、
その場限りの、
その日暮らしの
一時的なものでもいい
とにかくその場の自分の欲、欲求が満たされさえすれれば
それでいいのだ~

ってなわけです。
なにも難しく考えなくても
その場限りでも
つぎはぎでもいいんです、
都合のいいように生きるに越したことはないのです!
誰か何か言ってくる奴がいたら
それはそれでその時だ、
ってなわけです。
このパワーというか
図々しさは
ちょっと学びたいかもしれない・・・
でも日本人である私の中の何かが
すんなりはそうさせないんですけどね~ぇ(笑)



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