大雪が降ったりして
アパートに上る階段が何度雪かきをしても
数時間でこんなになってしまうモントリオールです。


さて、そんなモントリオールは
最近気温が高い日と低い日を繰り返し、
積もった雪がとけ、非常に滑りやすく
抱っこ紐で我が子を抱え
ちょっと買いすぎてしまった夕食の買出しなんかで
両手がふさがっていると
まさに命がけでの外出なんですが
この街では気候による足元の危険(デンジャー)に加えて
頭上もかなりの注意が必要です。
先日は某シアターの看板を取り換える作業をしている業者がいました。

日本ならちゃんと


警備員が二人くらいがっちり通行人を誘導しつつの仕事になるべきところです

もし何かあったら大変ですからね~
落下物はもちろん
砂埃など目に入った!なんて訴えてくる人がいれば
それはそれは大変な責任問題になりうるでしょう。
しかし~
カナダではかなりその辺ゆるい。
てか考えてないんだろうな、
先を見越したデンジャーなんて

自己責任の域が広いのかもしれませんが・・・
それでも
こんな大掛かりな作業なら何らかのindicationお願いしたいところ・・・
ですが、このシアターの前はもれなく
作業の真下を平気で通れるようになってますよ~

危なくってひやひや

上の作業に気づいたからよけたものの、
我が子の頭を気休めでも手で覆い、
足早に通り過ぎたのは私くらいなもの。
この状況で
空から死の可能性が降ってくるのを気にしてる人は皆無でした。
思い出しただけで怖いわ。足すくむわ。
うろ覚えですが、
5年位前でしょうか
モントリオールでビル建設か何かの平たい鉄板が落下、
下を通っていて通行人のお兄ちゃんを
ぐっしゃっとつぶしてしまった死亡事故があったというニュースがあったと思います。
当時は
どうして下を通ったんだよ?って日本にいた私は疑問に思っていましたが、
ここに住んでみてわかります。
下を通れるようにしてあるから通るんだと・・・・

ちょっとした道路工事でも大きな穴を開けてるのに
なんの柵もしてないし
フツーに落ちますよ、これ・・・・っていうのがたくさんあります。
デンジャーテープを張ってくれたりしてありますが、
かなり適当なのでね・・・
デンジャーテープ自体がデンジャーになってるケースも!!

てか、作業が終わったのなら
デンジャーテープちゃんと片付けて行ってくださいよ。
どれがデンジャーでどれがデンジャーじゃないかがデンジャー!!
クイズかよ?(笑)
危ないんで、ほんとやめてください!って感じです。
オモシロいローカルお土産が【この道通行止め】の工事中看板だったりするほど
工事が多くてジョークにされているモントリオール。

観光の際も
是非
頭上、
足元、
すれ違う人
右からも左からも
斜めからも
来たるデンジャーにお気をつけください。



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