今年は記録的に長くて暑い夏と遅めの秋が話題になっていたここモントリオールですが、
やっぱりやってきちゃいました、
冬

先週から気温もマイナスへ・・・市内でも初雪が確認されています。
先日の「ディーゼル事件」のブログでお伝えしたように、
この夏~秋は日本からの来客を数組迎えていたんですが
そんな機会があると
面白いことに
自分が住み慣れたこの町と日本との違いを
普段以上に思い知らされることになります。
観光客の目を通して
暮らしている側からしたら疑問にも思わなかったことが
質問・疑問・驚きとして飛び出してくるからです。
こちらで普通のことが、実は
彼らの目には「!」なのです。
本来ならひとつひとつ掘り下げてブログネタにしたいところですが、
そんな時間が取れそうにもないので(笑)
一部ですが、今思いつく限りリストにしてみました。
日本から日本感覚でくるとカナダは・・・・こんな所!に映るようです。
(ちなみに、高齢者&田舎者を含む・・・目線です)
〈人々編〉

空港に着くなり友達が「機内や空港内にいた見る人見る人カッコよくてびっくり」と言っていました。個人的な意見ですがカナダ人は混血も多いので美しい人多いのは確かです。私の感覚では西海岸の方が美しい人多い気がするんですけどね(これも超個人的な印象ですが)。まあでも・・・きっと全員ではないです(笑)気のせいイケメンがほとんどですよ~だ(笑)

日本から久々に旅行に来るとやっぱりいろんな意味で「外国だ~」って思うのはやっぱり言語のせいが大きいみたいです。中学や高校であんだけ英語の時間あったのに知ってる英単語が全く頭に入ってこない、口から出てこないってけっこうこっちがびっくり日本人!(笑)


チップをもらいたいから・・・という理由の人もいますが、まったくもって個人の性格の違い、またはその日の機嫌に左右されまくりなのです。でもフレンドリーだからって賢い接客をしているとは限りませんので・・・お気を付けください!

日本ではこんなにいなかったよね?というベビーの数。特にケベック州は子供を育てやすい政策のために特に目立って多いみたいです。日本社会のように肩身狭く感じることもないのでベビーカーでどこでも行けるし、妊婦さんにも皆すごくやさしいです。

日本では夏でも日焼け対策とかで肌を出しませんし、若い子でもそこまで開放的な恰好をする子は一部です。カナダでは「下着?」「いや、見えてるし・・・」っていうものすごい布部分の少ない服を着てたりします。水着みたいな恰好で自転車こいでたりしますから目のやり場に困ります。年齢、性別・太ってるとか関係なく露出度満点・・・まあ理由はファッション性もありますがだいたいは単に「暑いから」です。

露出度もそうですが・・・ビジネス街の真ん中に行ってもスーツ姿の人は少数です。みんなしてかなりラフな格好で仕事しているし、タトゥー全身!てな人もかなりいます。そこでなにも判断できませんがね、見た目では何も語れないお国柄ですから。

障碍者も生き生き生きてます・・・って、歩道を猛スピードで運転するのは危ないからやめてほしいけどね(笑)たまに改造した車いすに大きいスピーカーをつけて大音量で音楽聞きながら突進してくる電動車いすの方もいます。太りすぎて乗ってる人もいるので一概に障碍者とは言えませんが・・・皆さん陽気ですよ~ほんとに。


カナダに限ったことではありませんが・・・(東南アジアにいくともっとですけど)平日のこの時間にいったい何してる?仕事は?って想像では分かり兼ねる種の人がうろうろしています。無職であることも珍しくないですが、いったいどうやって生活してるの?と日本人的には思うみたいです(笑)
〈街並み・施設編〉

あまり意識したことなかったけど、やっぱり乗り物系に目を向けてみるとサイズがデカい!らしい。スーパー食品搬入のトラックなんかもえ?ってくらいデカいし、ハイウェイなんか乗れば農場系のトラックやらタイヤだけでも巨大。来客男性軍は車の写真たくさん撮ってたなあ(笑)

特にモントリオール、Pまではパーキング・駐車場で何とか予想がつくものの、MとかSとかRCとかPHとか・・・よくわからない(住んでてもよくわからない笑)ので自分の乗る階と降りる階だけ知っておきましょう~


どうやって用を足すのか不明なトイレもあり。トイレに関しては突っ込みどころ盛沢山・・・この件はいつかブログネタにしたいところ。

ボタンだったり紐だったり壁にあったりサイドにあったりなかったり・・・どこかにあるはずの流水ボタンに悩まされる








男性観光客はやっぱり車に目が行くらしい。日本車もかなり走っているが、Fordなどのアメリカせいも多し。イタリアや韓国の車もかなりあるがやっぱり「日本車が多い」って言いたいみたいだ。

特にモントリオール。道は広めだけど脇に止めてある車がずらり過ぎて一瞬渋滞か?と思われるらしい。夏はさらに路上駐車と歩道の間にサイクルロードが出現しているところもありさらに謎で不気味な光景らしい。



モントリオール市内は禁止されているだずだが・・・守る人ばかりいないのでカナダでは赤信号でも右折はしてもいいという交通ルールがありいきなり曲がってくる場合があるので要注意!

ドライバーに「ボンジュール」とあいさつして乗り、「メルシー」とお礼を言って降りるのが普通。あくまでも乗車客とドライバーは対等な立場というのがうかがえる。

日本のような混雑はしないものの通勤ラッシュはまあ混みますよね。でもそれを想定して座席を作っていない・・・というか車いすやベビーカースペース確保やまあ大柄な人もいるので・・・座席がとりあえず多いほうがいい、スペースの有効活用的な考えはないのです。


野外に自動販売機があるのは安全な日本くらいなもの。ちょっと何か飲みたくてもお店に入らないと手に入らないのがめんどくさい。

週末こそ売り時!っていう日本の商売の感覚はなく週末は店やってなかったり17時閉店である。(大型スーパーや薬局は空いてますよ~)

日本のように何でもあるコンビニはない。ケベックにはDepanneurと呼ばれるいわゆるコンビニがあるが24時間営業はガソリンスタンド併設のところくらいなもの。ジャンクフードや水、コーヒーくらいは手に入るものの日本人感覚からしたら、何もないに等しい。深夜でも温かい飯が食える、絆創膏が手に入る、生理用品が即買えるなんてのは本当に恵まれているぞ、日本!

街中でも並木道だったり公園が至る所にある。リスがちょろちょろしてるし、あらいぐまや所によっては熊・クジャク・鹿が、本当に頻繁に出る、っていうか出る、住んでいる(笑)。





そうだな~これは本当に感じること。高いビルがないところに行くと本当に空ってこんなに広かったのか、と思う。あ、あっちの方は雨が降ってるなあと雲の多さで見えるときなんてのもあり。


ショッピングモールなんかもスペースの取り方がやっぱり土地が広い証拠を表している。また。観光地ナイアガラの滝のあたりとか・・・とにかく広~いので歩く距離が半端なく行って帰ってくるだけでお疲れ~(笑)ちょっと寄って写真撮ってくる、みたいな感覚では行けないのである


〈ホテル・家編〉

「外国は靴を脱がない」と認識いても雪国モントリオールではけっこう基本的に脱ぐ家庭が多いのだが(冬の雪靴がある習慣のせいだ)、玄関に土間みたいな境目がないので・・・正直戸惑う。まあほんとルールはないのでその辺で脱げばいいんだけど、なんかタジタジしてしまうのが日本人(笑)

さて、靴は脱げたはいいもののスリッパがないとなんとなく客扱いされた気がしない(笑)らしい。フローリングを靴下のまま歩くのも抵抗がある。カナダに旅行の際には必ず簡易スリッパをお忘れなく~♪

やっぱり日本人は湯船につかりたい・・・のにシャワーしかなく、しかもシャワーヘッドが上の方で固定されていたりすることも多く流れの方向も変えられないし、水圧も微妙、量もほとんど自分では調節できないためイライラ。まったくもって疲れの取れないシャワータイムなのである。

そして忘れがちなのがこのホットウォータータンクの存在。要はタンクに常にお湯が作られていて貯まっているからお湯が出るのだが、一気に使ってしまうと再度タンクにたまるまで時間を要する。従って、お湯を使いすぎるとタンク内のお湯がなくなりシャワーが冷たくなってくるっていうオチ。友人宅や自分たちだけ滞在しているところならまだしもホテルやアパートなんかで共有のタンクだとどの程度使われてるのかわからない。このせいもあって、もしバスタブがあるお風呂に出会ったとしてもお湯をためるのはおススメしない・・・。とにかくシャワーはできるだけ短めに、みんなの入らない時間にずらして入るのがスマートなのだ。こちらの人は朝シャワーが多いので日本人らしく夜入るのをお勧めします。

リビングは落ち着く場所であってほしいが、広すぎて落ち着かない場合が多い(笑)

オタワの個人宅、Airbnbで泊まったときのリビングルーム。ハリウッドスターのご邸宅並み・・・でも郊外に住むカナディアンホームでは珍しくない広さ。

構想上日本よりかなり天井が高いのでより広く、寒々しいとさえ感じるらしい。

冬、暖房はセントラルヒーティングで完備されているので問題はない、夏はエアコンがない場合が多くほんのわずかな湿気の多い時期に観光に来ると寒いイメージのカナダとのギャップに苦しむ・・・

街の景観のこともあるが冬は洗濯物が外に干せないのもあってもっぱら乾燥機。
〈食事・買い物編〉

朝食でも主流のシリアル。いろんな種類があって楽しいのだが、おいしいからちょっとお土産に日本に持って帰ろうなんて思ってスーパーで探すとこれまた一箱がでかい(笑)。「一番小さいのでいいんだけど・・・」いや、それが一番小さい箱だと思います!(笑)大きいのは果たして棚に入るのか?というサイズ。

「これ洗剤?」って言われた2Lの牛乳容器。1Lとかもあることはあるけど・・・4Lとかも普通に売ってます。味は・・・日本のより結構うまいらしい(笑)

モントリオールはいろんな国のレストランがあるから「○○レストランに行きたい」となるといいのだが、みんなが何でも食べられるファミレス的なレストランにいくとほとんどメニューは同じな気がする(笑)ハンバーガーにフレンチフライが山盛り(笑)まあおいしいんだけどさ・・・毎回となるとやっぱりヤダ!!

分かっちゃいるけど量が思ってるよりでかくて食べきれないことが多いので要注意!「ちょっと食べたい」程度なら相方とシェアすることをお勧めする。ドリンクもSサイズがないときもあり、あっても十分ミディアムサイズだろ?と突っ込みたくなる。

ジーノもいまだに困る(笑)10~15%と言われているが最近は15%以上、25%くらいまでになりほんと、いまだになれない習慣である・・・計算が面倒な場合はカードで支払えば%で指定できたりするのでお勧め?かな・・・サービスに満足できなかったらチップなしでいいんでしょ?と言われるが、いやたぶんもうほとんど義務的に払うものと思った方がいい。たまにレシートにService Feeと書かれていてすでに含まれた値段の時もあるので要確認。

福利厚生が厚いとは言ってもやっぱり消費税が高い。州によって若干違う。ケベック州では買うものに寄るがまあ14~15%くらい。(詳しくはこのページ参照がいいかも→こちら)日本のようにタグに税込み表示はされていないし、これもいまだに慣れないものの一つかな・・・

観光に来たのが静岡人が多かったから…ってのもあるだろうが、やっぱりちょっとのどが乾いたら「お茶系」がのみたいが・・・ない(笑)売られているグリーンティー、アイスティーなるものは砂糖が入ってるので・・・日本からくる際はお茶のティーバッグをスーツケースに忍ばせてくることをお勧めします♪
以上思いつくだけでこんな感じでした。



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