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メープルランドの日常

~愉快でユーモラスなバイリンガル都市生活ブログ~

【121】トリリンガル+


もう2月も後半だし、寒さは和らいできたのかな~なんて

言った途端に大雪が降るってパターンのモントリオールです。

winterscene-2019-04
一晩でこれだもん。車が隠れて雪の山になっている。


毎年わかっちゃいるけどまだ春は遠い感じであります。



2歳数カ月になった娘のことなんですが

最近は言葉の発達が著しく、

スポンジのような吸収力とはこのこと!

ほんと人間ってすごいなあ、猿じゃないなあ… と関心しています。




子供図鑑の絵を見て

ほとんどのものの名前を言えるし、

それを普段の生活の中で見つけるとすぐに口に出せる。


物忘れのひどくなった私達親世代には

羨ましい限り。


文法の知識や理屈なしに

音だけで言葉を覚えていくってこういうことなんだなー


ってつくづく思います。




よく聞かれるのは

娘さんに何語で話してるのー?って質問。



結論から言うと、

ジーノは100%日本語で話しています。




出産前の某子育て講座で

父親と母親の母国語が異なる場合、

それぞれが母国語オンリーで子供と接したほうが良いらしい研究結果がある

との話を聞いていたので

娘には生まれてから日本語のみで接してきています。


もちろん夫の方は100%フランス語で。



なので娘は自然とバイリンガルです。



ただ……

日本語はほぼ私からしか聞かず、

夫と私の間の会話はフランス語、

そして託児所はフランス語なので

娘の返事はフランス語。


ジーノが日本語で話しても

娘はそれを理解し、フランス語で答えるという

2カ国語の変な会話でコミュニケーションが成り立っています。


面白いことに

数えるくらいしかないですが

日本語でしか言わない単語もあるんです。

「耳」「おっぱい」「おでこ」「みんな」「牛乳」…

これらはフランス語でも理解はしていますが

口から出るときはなぜか日本語。

もう少ししたらこれも変わっていくのかな…と、

起きるたびに確実にお利口さんになっていき、

たどたどしかった発音もだんだんはっきりしてきた娘の成長…

ちょっと寂しいような気もする今日この頃。




それを踏まえて

やっぱり英語はできたほうが(今から慣れさせておいたほうが)いいだろうということで


今年から夫婦であるトリリンガル教育な試みを実施しています。



それは

日曜日は英語で話す日、

と決めたのです。

当初は木曜日だったけど、平日だと忙しく曜日の感覚がなくなり三日坊主…どころか一日坊主で二週間もスルーしてしまったため、娘と接する時間も長い週末に変更(笑)



とは言っても

私も英語が母国語ではないし、

うちの夫も英語が上手とは言えないので

どれだけ効果があるかはわかりませんが。



娘はまだ小さく「何語」っていう区切りで理解していない様子。

ただ、

ママとパパが(You Tubeで見たセサ○ストリートの)エルモみたいにしゃべる!

って言われて(笑)驚きました。


先週日曜は夫と英語で結構真剣な話を長々していたので

いつもはおしゃべりな娘がしょんぼりしてたのを見かけたし。

なんかいろいろ気づき始めている時期なんだろうなあ。




ジーノの経験からすると

言語力のレベルは継続で、約3ヶ月毎の目安で何らかの変化があると思っています。



20年前、高校卒業したてでまだ英語力が低い状態で9月からカナダに行き、

大学の授業も半分わかったような分からないような状態で、

宿題が出たことは理解してもなんの宿題か分からず

クラスメートや先生に毎回確認しなきゃいけなかった留学時代のはじまり3ヶ月。


その冬、

トロントの友達のところへ遊びに行ったのだけど…

そこで出会った日本人の学生で冬から語学学校スタートしたばかりの奴らがいて

彼らの英語を聞いた時、

奴ら全然わかってないじゃん?って思い、

気づかないうちに自分の英語が成長していたのを実感したものです。





それからさらに3ヶ月後には

宿題がわからない、ということはなくなりましたし

リスニングがかなり伸びたなあとまわりと比べなくても自分でわかるように。

更に3ヶ月後、

今度はスピーキングスキルがぐんぐん伸びていきました。



自信をなくしまくっていた時期もあったけど、

やっぱり言語って、

積み重ねでインプット&アウトプット(入力&出力)の繰り返しにて身に着いていくものなんだなあと思います。



その計算だと

娘の日本語は

アウトプットさせないと成長していかないってこと…

なかなか今の生活では日本語を話す友達を作るのは困難。

今後の悩みとなりそうですが

今できる事は娘へのインプットを絶やさないこと。




そんな私も

やっぱり英語もフランス語も

基本は教科書で学び、

書いて覚えてきた環境世代なので

自分がどんな勉強方法が合ってるか、

なんて考えなかった過去。



娘の環境のように音で学ぶ方法ってのを試したことがありません。



そこで、今年に入って自分の言語力のために実践していることがもう一つ



去年から勤務先にスペイン語を話す同僚がなぜか増えたので

前々から興味のあったスペイン語を

今までとはちょっと違った学び方をしてみようと思ったのです。


仲良くなったメキシカンの同僚はこの案にすごく乗り気になってくれたのもあって。



紙に書くとか

動詞の活用法とか暗記するとか一切なく、

勤務時の15分休憩で

よく使うちょっとしたフレーズだけカジュアルに聞いて耳で覚える、

というもの。



なにせアラフォーですからね…多少無理はありますよ(笑)

覚えておけない脳みそになってきてはいますが、

毎日の積み重ねとリピートリピートで

馬鹿でも覚える仕組みを作り出し、

頑張ろうと思っています。



テストもプレッシャーもゴールもないので

気楽なものですよ〜。


フランス語にも似ているので

なんとなく語尾を変えるとスペイン語になってしまう場合も多々あり、

思った以上に通じちゃうのも面白い!


今のところ

テーマはなく思いつきで「これってなんていうの?」

という風に教えてもらっているので、

年始からの体調不良に関するフレーズや

悪い言葉ばっかり覚えてますが…(笑)



とっても楽しいし、

やっぱりラテンの人たちは素直で明るく、

ワイワイガヤガヤの休憩時間です。

自分の言語に対するパッションが

10代の頃からずっと続いていることにも気付かされるひとときであります....






  
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テーマ: 子育て・育児 | ジャンル: ライフ