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メープルランドの日常

~愉快でユーモラスなバイリンガル都市生活ブログ~

【123】ほんとにいろいろ怒り新党!!


日本は「令和」の話題で持ちきりみたいですね。

海外に住んでいるとほとんど使うことがないので正直、遠い国の話って感じですが。
領事館や大使館に書類を出すときくらいかな




さて、このあいだ年末年始は散々だったとブログで触れましたが、

今日はそのお話をまとめる努力をします。

いろいろありすぎてまとめらんない!

が正直なところ





只今このブログの下書きを書いているのは、

初めて来た遠い地の総合病院のアレルギー科の検査室で

8匹目のエビ  

を食べようとしているところなんです


allergy-01



なんでそんなことをすることになったのか?

を説明するには

クリスマスの時期、3~4ヶ月も前にさかのぼらなければならないのですね。


先日のブログではカナダでの情報の確実さに慣れない

という話をしましたが

まさにこれの連続で今日まで来ていまして、

一時期、発狂しそうなくらいイライラしてましたが

もうこんなもんだと諦めている時期に来ています(笑)






どこからお話すればいいのでしょうか?





うんと、じゃあまず


去年のクリスマス。

娘と夫はフランスへ二人で行ってしまい、

残って仕事だったジーノは2年半ぶりに一人になる時間があったのです。



私にとっては子供の世話や家事それほどしなくても良い夢のような10日間

この10日間をどれだけ楽しみにしていたことか…

そんなストレスフリーな日々の後半、

事態は起こったのですわ




いきなり体中が痒くなって赤いブツブツが上半身にできてることに気づいた休日の午後。


なんじゃこれー!と思ったけど、

朝起きたら治ってることを祈りつつ、寝る。


いや寝られないくらい痒く、起きる。



夜中鏡を見ると全身に広がっているではないか!!


いやあこれやばいでしょ?の域。


次の日、会社に連絡して近所のCLSCという保健センターみたいなところに相談に。
CLSCとは政府のやってる医療無料の機関で待ち時間が長い…が特徴なので大雪の極寒の中、朝イチで並んでいた事を伝えておこう(笑)



いろいろ話を聞いてもらった結果、ナースによるとどうも

先日の歯の治療後に2週間分処方された抗生物質の副作用ではないか、

と。


とりあえず納得するような答えは得たので

言われたように薬局で抗アレルギーの薬を買って仕事へ行くが、見た目がすごいブツブツなので同僚みんなに驚かれ、

私自身も痒くて仕方ない。


4日過ぎた頃、

薬のおかげかかなり痒みも減ってきて安心していたのだが…

6日目、またぶり返し!

ブツブツが小さいサイズに変わり、

日中は痒みを感じないものの

夕方はスネとふくらはぎがかきむしりたいくらい痒くて仕方ない。

薬は続けて飲んでたものの今度は一向に良くなってる様子もなく。




皮膚科に直接行けばいいじゃん、と思うかもしれないが…

カナダではまずファミリードクターという自分の専門の先生に紹介状を書いてもらわないと

いきなり皮膚科に行くのは不可能なのだ


それが・・・

ファミリードクターを探すのがそりゃあもう大変。


待ちリストに載せても軽く2年はかかって見つかるかどうか疑わしい運次第だという感じ。
カナダで生まれ育ったカナダ人でさえ自分のファミリドクターがいなかったりするのだ。



幸い、ジーノはカナダで出産した娘には運よくファミリードクターが見つかっていて、

毎回の検診で先生と仲良くなっていたので、

ジーノのドクターになってくれるかってずけずけと以前、お願いしたことがあった。

そしたら

「もちろんあなたのドクターになるわ!受付に電話してファイルを作ってもらえばいいのよ〜簡単よ!」

なんて軽い感じで口約束していたので、

これを機に、早速電話。



だが

電話…出な~~~~~い!

アホみたいに何度もかけてもずっとお待ちくださいのメロディーが鳴ってるだけ。



仕事の休み時間ごとにかけてたけど全くつながらず。

15分…30分…

3日目、

電話持ったまま45分待ってやっと誰か出た!



すると

もちろんドクターと私の口約束など受付が知っているわけもなく…

「先生が本当にそう言ったか確認して、今日か明日折り返し電話します」

と。

疑いつつもまた待つしかないのか。



もちろん全然電話かかって来やしない。


allergy-04




さらに4日目にしびれを切らせてこっちから電話するもやっぱり誰も出ない。

いくつもクリニックが入っているビルの受付と言っても

そんなに受付って忙しいか?の怒りが止まらない。

allergy-06



結局また

45分くらいメロディーを馬鹿みたいに聞いたあと

出た受付が言ったのは、

「私担当じゃないから、担当に電話つなぐわ」

と…

でもプルルるなってるだけで15分たっても担当とやらは出ず。



いやあ夕方だから帰ったんじゃない?の疑惑。

アホみたいだし

こんなことばっかりしていられないんだよ!!

とばかりに電話を切る



もうこの時点で蕁麻疹は治りかけ。

私が気にしなければもういいんだろうけど、

ここまでの時間とエネルギーを無駄にするのも尺なので…

ファミリードクターは諦めて、

次はアポ無しで行けるクリニックヘ( Walk-in Clinic ) 相談に。


ここも無料だけど、

アポなしなだけに…待ち時間問題。

でも家のすぐ近くに、前日にオンラインでアポ取れるクリニックがあるって調べたのでそこへ。



この時点で、

やっと本物ドクターに会えたのは

蕁麻疹が出てからもうすでに一ヶ月半経ってるからね。




もう何らかの知られざる原因で発症してた蕁麻疹、何らかの知られざる原因で治ってきたわ!(怒)




まあそのドクターもアレルギー科を紹介してあげる、と紹介状を書いてくれるだけの人。

何がドクターやねん!と突っ込みたい。



紹介状を得て、

同じクリニック内のアレルギー専門医に会えるのは再来月って言われて…

マジか…?と受付の人にキレぎみで強く言ったら

「ああ次の水曜日に空きがあるようね」

イヤイヤ、あるのかい?ちゃんと仕事してよ!!!と。


で、

アレルギー専門医にやっと会えたはいいんだけど…

ここに来てどうでもいいけど

このドクターはなんとも信用できない目

をしてるんだよね…

2ヶ月してこんな結果かよ?と突っ込みながらも、


その先生によると

「アレルギーの原因ははっきりわかることは少ない」

と。

てめぇ、なんのためにドクターしてるんだよいったい!(笑)


「疲れてるときに免疫力が落ちて反応が出やすくなることはある」


って、

ど素人でも想像できそうな言い草だ。



ここまで来てやさぐれても大人らしくないが、

とりあえず血液検査とかで調べられないんですかね?と強く出る。


「血液検査じゃあしてみよう。近くのCLSCに行ってみて」

と。

その足でCLSCに行って聞いたら

でた、受付の女!!!


「もうどのCLSCでも血液検査はやってません。総合病院に行って。」

ドクターの言ったことがどれだけ信用できないかわかりますか?

ちゃんと仕事してよ!



このタイミングで、電話。

忘れたころに、初めに電話してた娘のクリニックから、

ファミリードクターの件で先生に確認が取れたと。


ってか、電話してから2週間は経ってるよね。

もう今特に健康問題があるとすれば、

受付の雑な仕事による、医療システムの無茶苦茶なことからのストレスで血管切れそうだわ!


と叫びたい。


ここまでの来たら断る理由もないのでファミリードクターになってもらいましょうよ、とアポ。
電話口でジーノのファイル作るって対応した受付の女が鼻歌歌いながらだったのが失礼極まりなかったのは余談だが(笑)




日を改めて総合病院へ血液検査へ行ったが、この結果はファミリードクターが見られるらしいので

後日の信頼できないドクターとのアポはキャンセル。



オッケー、

娘のドクターだからやっと安心して会える相手なのだけど

この人も所詮ちょっとアドバイスして、アレルギー専門科ヘ紹介状を書くだけの人


紹介状を持って…受付へ。

「こちらから電話します」

でた!!!

電話しろよ、まじでー!!!

期待せず待ってるぜ(笑)
3日して電話来たけどな仕事中、しかもトイレに行ってたときに鳴って出られなかったのは余談だが(笑)



また別のアレルギー専門医とのアポ。


その先生にやっと会えた日、もうすでに蕁麻疹のジの字もなくなってたし、

なんのために会った?ってくらいクリスマス時期が遠い記憶(笑)


まあこの先生に全く罪はなかろう…

と思ったら

「(受付の間違いで)僕らはここで今日会うはずじゃなかったんだ」


と言われたときは

ごぉおおらぁああ~~~!!お前もか!!!!!!!!!!!ε=ε=(怒゚Д゚)ノε=ε=(怒゚Д゚)ノε=ε=(怒゚Д゚)ノ

と。


アポ取りの受付の女のミスで

私のアポは本来その先生の働く総合病院(街の遠い果にある)で取る必要があったそうで、

その日は無駄足だったという結果。

仕事ほぼ一日休んで来てるからね(笑)

単なる間違いとかもうやめて欲しい!

でもって誰か謝れ!!!



結局

「総合病院に電話してアポ取り直して、来月」

来月だぁ?

いやあここで電話させろ…!と強く出たが

もちろんこの病院も電話はラインが混んでますのメロディー。





もう諦めてしばらく電話してなかったけど怒りが収まっった数日後、電話。

今度は留守電があったのでとりあえずメッセージ残す。

また、期待せず待ってるぜ(笑)



また3〜4日してコールバック。
今回もコメディーみたいにトイレに行ってる2分の間に電話鳴って出られなかったのは余談だが。

また電話してやっとつながって

結局エビ12匹を持って来院が、今日。



エビ?


原因は…初めにナースが言ってたのと同様、 抗生物質説がまだ有力らしいが、

はじめの蕁麻疹が出た日にそういえば中華街でエビフライを食べた、

エビは問題ないはずだが妊娠中にちょっとエビで痒くなったかすかな記憶も話していたのでって話をドクターにしていたら

エビもテストしよう

となったわけ。



もう3ヶ月も経つとこのへんどーでも良いけどね(笑)

ってわけで

エビを食って椅子に座ってひたすら待つ

をやっています。



半日くらいで終わるかなーって思ってたけど

いやあこりゃ今日は仕事いけないだろうな(笑)のウスノロさと病院からの距離。

まあそれならそれでいいさ

仕方ない、ともう諦めておりますよ。


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エビか否か

抗生物質か否か。




ほんとどーでもいいわ、もう。



右隣に座ってるおっちゃんは

ピスタチオでテスト中。
いやあ疑わしいなら食わなければいいよね?と思うのはここまで来るのに何度もヤサグれた私だけか?



ドクターも受付ももうしばらく会ったり電話したりしたくはないし。


結局この一連で一番感じたのは電話ストレス。

話がいちいち食い違ってても見えない誰かを責めることもできず。

ほんともうそれぞれ仕事ちゃんとしてくれと。


allergy-05



概要だけ書いても

こんな感じでストレスマックス。

この出来事を大雪の極寒の時期、

インフル、腰痛、頭痛、寝不足と闘いながら過ごしていたのは余談だが…

というわけで、

日本だと皮膚科へ行って金払って薬もらってはいバイバイな話なのかもしれないが、

カナダでは医療費はタダでも

ドクターにアポを取る、受付(の女)と格闘、コールバック、誤信情報、などなど

もろもろに強気で挑んで3か月かかったりするんですね。

言語がどうとか言ってられないんです。

自分が強くいないと、仕事やらない連中の中怒りで狂いそうになる時がありますよ~。

いやあ今回は参った。

でもって、

エビじゃなかったっぽいな。

この件はまだ解決しておらず、

来月(5月)にもう一回アレルギー科来てって言われてますが、

次回のアポ、本当に必要なのかはわかりません。

クリスマスからどんだけかかって本当の答えが出るのか出ないのか。

気の遠くなるような話です。

私の楽しみにしていた夢の10日間は何処へ・・・・・・・・・








  
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【122】確実さと言う保証や安心感のなさ



お久しぶり、ジーノです。


先月末で正式に移民して5年目となりました。
学生のころから数えるとカナダ滞在歴11年くらいになりますか・・・

最近はマイナス10℃くらいなら手袋無しで外出できる自分がいて、

寒さも慣れたもの。

生活感覚も外国にいるという実感は殆どありません。




それでも全然慣れない事というのはやっぱりいくつかあって…

今日のお題は

カナダでの「確実さと言う保証や安心感のなさ」について。



何をするにも確実に情報が発信され受け取れる日本との違いは

暮らしていく中でやっぱり大きいです。


そして問題が起こったときに

誰の責任なのかはっきりしているところも日本ならでわのことで、

こちらではこれは常に不透明であることも多いのであります。



先日、

起きたら停電!となっていた朝があり

早朝から懐中電灯片手に娘と朝食。

手探りで仕事へ行く準備と娘の支度、家事をしていたのです。


夫からの情報だと

朝8:15に復旧予定だと電気会社のウェブサイトに載っているそう。

このウェブサイトの情報はまあ毎回当てにならず…

とりあえずいつものように娘を託児所に届けたあと出勤し、帰宅すべく17時過ぎ…

一足先に帰った夫からまだ電気が復旧していないとの連絡。

ウェブサイトは

白々しくも18:15頃の予定と変更になっているそうで…



日中ずっと冷蔵庫は動いてなかったし、

お湯も出ないし

第一暖房が切れているので寒い!

普段は20〜23℃くらいの室温設定なのに

10℃になってる…!



夕方暗くなってきて

月明かりならぬ、窓の外の雪明かりで生活…
娘は懐中電灯やろうそくを見るとハッピーバースデーの歌を歌い始める癖があるので楽しんでいる様子でしたが



18:30になっても全然電気がつかないので

また情報見てみると

23:30に変更されてるではないかっ。(更新されてるだけマシ?)

マジかよ!

昨日の深夜0:00頃からの停電、まる一日!

ここ一応先進国ですよね?!


次の日は電気がついてくれたけど、

家の外には

どでかいジェネレーターが爆音とともに稼働中。

何だ、復旧してないじゃんか!!!


その爆音で寝られない!っていうのに

誰かが直してる気配もなく

ジェネレーター(発電機)に任せっきりで、もう2週間経ってます。


generator
その大きさ、貨物の2~3個分が4台も!



先週電気会社からの公式文書?がポストに放り込まれていたのですが、

復興に約10日かかり、騒音でご迷惑をかけております

って書いてあったけど

その10日ってのはもちろんとっくに経っている


でもって

原因は電気の線が壊れているそうで

その修理のための部品の手配などで時間がかかっていると思われる。(あくまで想像)

だから

その見積もり時間を計算した上で10日って割り出すんじゃないのかい?

ということで

10日ってのはどこの目安で言ってるのか分からないし、

部品の手配の会社から部品が届いてないから作業できないとか言われちゃって

責任は電気会社ではない、となり

住人は誰も責められないのです。

つまり責めても意味がないのであります



このように確実な情報提供がない分、

住人も諦めが良いというかなんというか

抗議の電話をするとかも特になさ気な感じ。

日本じゃ、

おいどうなってんだー説明しろっていう声が聞こえてきそうなところ。

まあ確かに爆音はうるさいし、

巨大げねれーたー4台のせいで路上駐車スペースが大幅に取られているけれど、

電気は使えることは使えるし

まあ仕方ないなあって思っている程度。



こないだなんて

帰宅のバスをマイナス20℃の中待っていたけど

15分毎に来るはずの便が一本来ない。

つまり致命的な極寒の中、

結局30分も外で待つ結果に。




帰宅ラッシュ時ドンピシャ時刻だったので、

ものすごく長い列ができ

みんな同じ思いで今か今かとブルブル震えながら待つ。


日本じゃ文句たらたらの時間だろうし、

原因はなんだよ、どうなってんだよ

と問わずにはいられない。


しかしこちらはそういうところ、

ウィンターワンダーランド、カナダ。




逆にバスがやっと来た時はみんなで拍手喝采。

ドライバーにハイファイブしたりな(笑)


多分一本来なかった原因は

たまたまそこ担当のドライバーが風邪で休みやがって代わりがいないとかその程度のことだと思う。

でも原因突き止める人はいないし、

来たバスのドライバーに聞いてもらちは開かない。

さあ?って言われるだけ。

みんなもなんだろうポジティブ思考なのか?逆にやっとバスが来たことに大いに喜ぶ。


家について冷えた身体が自分の温度に戻るまで毛布にくるまって

熱いお茶を飲んで、

今年の冬一番の40分以上かかった致命的な寒さだった。


こんなのに慣れてしまうと、

電車が数分遅れただけで

アナウンスが入り

謝罪が入り

どこからともなく現れた駅員が自ら遅延証明を配ってくれるなんていう日本の「当たり前」


非常に異常であると思うのです。


スケジュール通り運行するのが当たり前、

代行のドライバーを手配するのが当然、

とされているような日本ではこんな思いしなくても良いのだろう。


でも

この寒さをみんなで(意味もなく)乗り切った!っていう(意味もない)喜び

日本ではあまり味わえない人との繋がりな気がする。


こんなこと頻繁にあっては困るが、

結構カナダではあるし、

こんな時こそ一番

みんなで同じ地球に生きてるって気がするジーノです(笑)


不便なこともたくさんだけど、

おおらかで人間らしいカナダ人達といると何故か元気になれるのです。





  
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