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メープルランドの日常

~愉快でユーモラスなバイリンガル都市生活ブログ~

【127】深夜3時頃、生でマッシュルームを食う



ご無沙汰、ジーノです。


なかなかブログ更新できないでおりましたのは、

先月弾丸で日本に帰国していたからです。

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今回、去年の6月から就航の直行便を使ってみました。楽ですが、やっぱり子連れには長いフライトです!


目的は、娘の季節はずれの七五三をするためでして…

無事に済ませてきました。


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写真撮影も娘がとっても喜んで臨んでくれて助かりました。
そしてジーノが3歳の七五三で着た着物を娘が着ることができ、感激!!






タイトルの「深夜3時頃、生でマッシュルームを食う」

ってのは

帰ってきてから

娘の時差ボケのおかげで振り回された夜のことで…



日本とは昼夜が真真逆なので

昼寝の数時間が夜、

夜寝を昼寝として起こされて…と言うわけで

娘もとても疲れており

食欲も狂い

夜中にご飯もりもり食べだし、遊びだし、ひどいものでした…



ジーノは(自称)ワールドトラベラー!

どこでもいつでも寝られ、今何時だ!と体に言い聞かせられる体質とでもいいましょうか(笑)

時差ボケは今までほとんどなったことがないのです。


でも今回、

娘の時差ボケに合わせて起きて付き合ったりしなくてはならず

そりゃあもう帰国後翌日から普通に出勤だったので…辛かった…!

一週間ほどでもとに戻ったので

まだ軽いほうですが…いやぁ辛かった!



それにしても約2年ぶりの帰国…

日本でいろいろ驚くことがありました。


今日はそれを綴ってみようと思います。




まず、

毎回のことですが、

日本の公衆トイレの機能がありすぎて

一番肝心な水洗レバーがどこにあるか分からない件



でもって、正直なところ

音姫が勝手に流れるのもかなり迷惑(笑)と感じた私です。



その上

七五三のお参りをした由緒ある神社のトイレが超ハイテクで

伝統的な厠(ぼっとん)が出てくると思われる引き戸をスライドさせると同時に

ウィーン〜と洋式トイレの蓋が空いて

芳香剤のスプレーが自動的に放たれた
ので

気後れして思わずギョッとしてしまったエピソードも。

あまりのギャップにはぁ〜?とさえ呆れました。

統一感全くなしでなんかがっかり。






コンビニを始めいろんなお店で働く人に

外国人の数がぐっと増えたのも

正直戸惑うほど驚きました。

日本にいる感覚がぶっ飛んで、違和感すごかった…




また、

子供を見かけないなあ…という件。

高齢化社会ってのはわかっているけど、

子供の数がすごく少なくかんじて。

そのせいもあるのでしょうが

空港からの道のりで、

こちらは大荷物の子連れなのに

席を譲ってくれる人やその気配すらなかったのが事実です。


娘が電車内で泣き出したときも

完全無視か

迷惑そうに席をあからさまに動いた人もいて

悲しいなあと正直思いました。


モントリオールで同じことが起こったら

即座に必ず少なくとも数人が

なんらかの同情で声をかけてくれるだろうなあと想像します。



みんなに迷惑をかけない、っていうマナーの前に

人間だろ?

もうちょっと心広くてもいいんじゃないかと思うよ、日本。

気づかないわけがない。

気づかないふりをしたり、気遣いをあからさまに見せるのが恥ずかしいとか

いろんな理由があるのだと思うけど・・・・



それからWifi、インターネットが使えるスポットが少ない件。

世界ではテクノロジー先進国だとレッテルをはられている日本なのに

使うかどうかは別として、

ちょっと少なすぎ?と思ってしまった。



そして

(特に女性)みんな同じ格好してるのが奇妙でした

流行りがひと目でわかるっていうか…

似合うかは別として

みーーーーんなでワイドパンツ履いてる(笑)

高校までほとんど制服があってファッション性の個性は束縛されているのに

大学になったり社会人になって自由になってもみんな同じ格好するなんて…

と笑えます、これ。


んでもって

みんな同じような体型、背丈、髪型なので

クローンのようにさえ見えた(笑)

ほんとに恐ろしいくらい



あと

すごく人との繋がりが薄いなあと感じたのは

レストランの席案内が

ロボットになってたこと。

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テーブル番号が書かれた紙が

ロボットから出てくるってだけの仕組みなんだけどね…

来店してもあまり歓迎された感はなかったな…



とあるお店では会計レジの人が

合計金額を言って

お金を受け取ることはしても

お釣りがレジ機のお客側から出てきて

勝手にとって出てって〜的な

間接的無礼?みたいにも感じた。


釣り銭を間違うことがない?

みんなにとって楽?

ってことで開発されたのかもしれないけど

時代遅れでしょうか?

なんだかとっても冷たい接客をされたようなポカーンとした感じでした。

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おもてなしの日本の良さってどこに行ったのだろう?と。

人肌を感じなかった・・・っていうか。



そして、

もう何年もエコエコ言ってる割に

やっぱり包みの文化…

日本でのレジ袋やお土産屋さんの小分け袋いりますか?など

全く全然エコじゃないじゃん、

と思いました。

「袋いりません」って言うと

「ではエコポイントつけさせていただきます」

ってもう一つの作業が発生する国、ジャパン。

まだまだミニマリストには遠いですな、と思った。


ちなみにカナダでは買い物袋持ってくるのが当たり前、

多くの店でレシートは欲しいと言わないともらえない、

とかなり浸透している感じなのでなおさら。





もちろん

さすが、日本…!

と思ったこともたくさんあります。




まず、ルールとかマナーを公にわかりやすく提示するにあたって

注意書きや説明のイラストが多い。

日本語さえ読めるならば

どこに並ぶべき、

どういう流れでどうなって

どれくらい時間がかかることなのか、

何をしていいのかしてはいけないのか

そりゃあよ〜くわかります




空港で働く人の仕事への取り組み姿勢

モントリオールの空港を去ったときと

日本に空港に着いた時では

ほんとに同じ人間か?というほど違う件。

やっぱり仕事に対するプロ意識はどんな小さな仕事でもみんな頑張ってやっているし、

サボっている感じが全く見えない



カナダはほんとにどんな仕事でも

絶対退屈と思ってやってる仕事だな、と

周りが気づくことが多いです。

テキパキ動く人は皆無で、

残念ながら仕事へのプライドなど感じられません。

その点日本で働く人は真面目にちゃんとしてるー!

ほんとにこれってすごいことですよ!




郵便局でハガキを出そうとしたとき、

海外用の代金は70円なのだけど

70円切手を切らせている、申し訳ない、と

局員に謝られた件。

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まあここまではよくあることなのだけど…

その場合50円切手プラス20円切手、などでまかなった場合、

私の書いたハガキがぎっしり書き過ぎていて、

貼るスペースが切手二枚分は見当たらなくて…いかがいたしましょう?

とまぁ、

たかが切手のことで局員が仕事が細けえぇぇよ…!


差出人の名前にちょっとかぶってもいいから…貼っちまえよ、

と内心思うジーノだけど…

過去に苦情でもあったのかすんごいすまなそうなんだよね。

いやスペースが足りないのはハガキ書いた私にも責任はあるし、

別に謝るほどのことでは…と思うんだけど

奴らは客というなにかに怯えている…と感じた。

たかがはがき一枚で…!(笑)



結局一枚しか貼るスペースがなさそうだったから

じゃあ実際の料金より高いけど82円切手買いますからいいですよ、それでお願いします、

とこっちが言ってるのに

最後まで局員2〜3人出てきて謝ってたから

最強だわ、日本。




商品の開け口が天と地の差の件。

食品とか、

ここから開けてね!の開け口が必ずある。

で、

その開け口じゃないところから邪道に開けようとすると

何らかの災難に見舞われるのである(笑)

カナダの商品はそんな気の利いた開け口あった試しがないし

あってもきれいに開いた試しがないので

ありがたいこっちゃ。

しかも

開け口の角で手を切らないようにお気をつけください

とかも袋に書かれてて…

そのへんはぶっちゃけ客の自己責任でよくねぇか?

と思うのだが、

そうも行かないらしいのが日本という国。

起こる前に責任先をはっきりとさせてしまおうではないか、ということか。

注意書きを読まなかったやつが悪いんだと。



そんな浦島太郎みたいなことも体験しながらの二週間あっと言う間でした。



まだ移民して4年目、

モントリオールを故郷だーとまでは

感じないけれど

今回こちらに戻ってきて空港ついたときに

いわゆる海外旅行に行ったときの

外国臭い匂いっていうの?免税店の香水やら混ざった何か異国の匂い(?わかります?)

あれは感じなかったのが不思議だった。

自分がその匂いになったんか、それともやっぱりここは第二の故郷となっているからか・・・



2歳の娘が

アパートに着いた時に

「(自分の)家についたー!」

って言ったとき、

流石にこの子にとってはここが家なのは確かだなあと

思ったのでした。

ハリウッドスター並みにタイトなスケジュール帰国でしたが

とてもいい旅でした。

次回はいつ行けるのかな、そして次回はもうちょっとのんびりしたいなあと。

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今回ちょっくら旅で金沢へ行ってきました。初めて日本海を見たジーノでした・・・




  
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