明けましておめでとうございます。
年末年始もさらに雰囲気が薄れていた
ここモントリオール。
コロナの影響が年をまたいで
勢いを増しています。
先日発令された追加の規制は次の通り。
(在モントリオール日本領事館のメール引用)
【夜間外出禁止令】
1月9日〜2月8日まで、20:00〜05:00の外出を禁止。
警察等が取締りを行い、不要不急の外出をした場合、1000〜6000ドルの罰金。
【商店】(〜2月8日まで)
・生活必需品を取り扱わない商店は引き続き閉鎖。
・スーパー、コンビニ等は営業可。但し19:30閉店(ガソリンスタンドや薬局は例外)。
【企業等】(〜2月8日まで)
・オフィスワークは在宅勤務(義務付け)を継続。
【学校等】 (※ 詳細は1月8日に教育大臣が改めて発表)
・小学校は予定どおり1月11日から対面授業を再開。
(マスクは廊下でも着用、5・6年生は教室でも着用を義務付け)
・中高校は1月18日から対面授業を再開。
(生徒と教員は政府が1日当たり2枚配布するプロシジャーマスク着用義務付け)
【その他】(〜2月8日まで)
・アウトドアスポーツは個人技や同居している世帯メンバー間に限り引き続き許可。
・宗教行事は葬儀のみ可(10人まで)。
・公立図書館は生徒の学習支援のため開放。
・65歳以上は州人口の約20%であるがコロナ感染入院者の約80%を占める。したがって、65歳以上の方の外出と、65歳以上への訪問自粛を要請。
とまあ、クリスマス明けよりさらなる強化が加えられました。
生活必需品とそれ以外を扱っている店なんかは営業できても、たいへんです。

薬局店舗内の一角に貼り紙。薬品等は買えるが靴下は買えない…となんとも面倒なビジネスに。
さて新年新たな気持ちに切り替えたい時期なのに
なんだかモヤモヤで微妙な日々ですが…
こんなふうにネガティブな意味を含んだ意味の
日本語の「微妙な」という形容詞に
当てはまるような英単語はありません。
良いとも悪いとも言えないような
中途半端なものを指し、
聞いた側と同じに値する量の感覚を持っていなければ
それこそ微妙なニュアンスが通じません。
このブログを読んでくださっている日本語を話すであろう読者と
ジーノの感覚が近ければ…
最近見つけた身近にある「微妙」なもの…
分かっていただけたら、と思います。
今日はその話でも。
微妙な動物クッキー
日本にも動物の形をした子供向けクッキーがありますが、カナダのそれ。なんの動物なのか、マジ微妙!(笑)象か熊か、ヤギかっ!!子供の想像力を養うためのあえての分かりにくいのか否かは闇の中…

万引犯のビラ
近所のコンビニ風のお店の外にびっしり貼られた紙。防犯カメラからの映像と思われる万引犯を印刷しているんですが…映像のクオリティーが低すぎて見る側も微妙。探し当てるのはかなり難しい作業と思われる。多分万引犯本人も自分確認さえできそうにない微妙さ。店主の執念だけはビシビシに伝わってきますね。

自転車を買う時期
一年の約半分が雪で埋もれているモントリオール。娘の誕生日に初自転車を買ってあげたいのだけど…10月末生まれである娘は、誕生日はもう雪がちらつく時期なのですぐ乗れず…春先まで待たねばならぬ微妙さ。前前年からそんなこと言って、今回も逃して…サイズ選びなんかも大変で、半年乗れないとなるとアウト。いつになったらこの大きい買い物に踏みきれるのか、夫婦で答えの出ない微妙な話し合い。
手作りセーター
クリスマスのプレゼントで、義母から毎年手編みのセーターが送られてくるのです。これだけでもかなり微妙なのは分かっていただけるかと…?前前年は1着だったのだが、着る前に布がほつれ、申し訳ないが修復不可能であった。(義理母には知らせてない)でもって去年はコロナでやることがなかったのか…見事に3着も送ってきた。残念ながら…娘の頭が(日本人の私のDNAのせいでデカイためか)全く入らない。それを考慮してもしなくてもいったいどんな寸法で作ってるんだよっていう…言いにくい微妙さ。仮に頭が入ったとしても、暑がりの娘(これもジーノの血)はチクチクするって着ないだろうな…更に、サンタさんからって言って開けたプレゼントだったので「サンタがサイズを間違えた」って言い訳を娘にしなくちゃで…どこを取っても微妙でありまくるセーターたちだったのです。

年中半袖の夫
モントリオールの屋内は完全なるセントラルヒーティング。室内温度は好みにより19〜24 ℃度くらいに設定してあるので冬でも快適。そのためうちの夫は年中半袖短パンで過ごす。見ている方は寒々しいし、季節感もへったくりもないので姿を見ること自体がかなり微妙なこの頃。でもってたまに「寒い」って言ってくるのも微妙。部屋着が年中同じじゃなくていいじゃんか!室内温度じゃなく体感温度で判断しろ!と言いたい。
近所の人の顔
新居に越して来て早7ヶ月…同じマンションの住人の顔をまだ全然覚えられない。7軒入っているのだが、半分はフランス系、あとはケベコワ、その他だが…コロナの影響で在宅ワークの人もたくさんいるみたいですが、廊下で会うのはごく稀。ソーシャルディスタンスのこともあって、すれ違いも避け、挨拶程度しかしていないので人相認識が微妙。道で会っても気づかず失礼にも通り過ぎているかもしれない恐れ。冬になって帽子かぶってるのでビジュアルでの判断は更に困難。お互いそうならまだいいのだが…私だけアジア顔で、絶対覚えられてるのが一番微妙!
2000年代以前の映画のオープニング
去年はステイホームを強いられていた時期が長かったので、家で昔の映画を見返すこともしばしば。ジーノは小中学生くらいでみていた本物の映画スターがいた頃の映画が好きです。(最近の映画はリメイクやCGの見せつけばかりでオリジナリティーにかける!)ですが2000年以前の映画を見返すと、昔の映画はとにかくオープニングが長い(笑)エンディングより長いんじゃ?というくらい、始まるまでひっぱるひっぱる!当時、基本映画館に行って見る映画だったからか、ストーリーに人々を引き込みエモーションを高めるもの、あるいは開演時間に間に合わなかった人が始まりを逃さないよう待つため?と思われるが、今の時代なんのお膳立てもなしにストーリーが始まり、再生巻き戻しもできるので、それに慣れてしまうとこのオープニングはかなり微妙!長すぎて逆に内容への興味を失う長さ。
ペットのカタツムリと…ナメクジ
娘が初めてのペットを買っていますがこれがかなり微妙!秋ころに帰り道でみつけたカタツムリ。これはいいのですが…いっしょに見つけてきた、ナメクジも!私的にはナメクジはペットとしてどうよ?と…田舎で育ったので虫とか格別苦手ではないですが、ナメクジはカタツムリのホームレス…(笑)いや、別物じゃありませんか?夫は「おんなじだ」と言いはるし、娘はどちらもかわいがっているのですが、家の中にナメクジ飼っているのがめっちゃ微妙!



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