fc2ブログ

メープルランドの日常

~愉快でユーモラスなバイリンガル都市生活ブログ~

【158】妊婦がキャンプ


今年2回目のキャンプに行ってきました。


以前の記事(→こちら)で紹介したユルト(モンゴル風ゲルテント)のキャンプより

さらにハードコアなレベルからは遠いものです(笑)



タイトルの通り、

実はジーノ現在7ヶ月の妊婦でして…

テントで寝るには体への負担が大きすぎることもあり

今回もキャンプと名乗りつつほぼ「別荘」の宿泊にしました。


頻尿妊婦なので、トイレももちろんあり

キッチンもベッドも全て揃っているところです。

暖炉の薪もあり使いたい放題で

ガスのBBQなども全部込み。

camp-2-03
外にもファイヤープレイスあります
camp-2-14
薪の備えも充実



でもただの別荘ではやっぱり面白くない、ということで

今回はズーボックス(Zoobox)と呼ばれる

エコロジー最前線のキャンプ方式
を体験。

camp-2-01


コンセプトがかなり興味深い場所。


自然との一体感は素晴らしいもので、

別荘の40%は窓という開放感たっぷりの間取り。

camp-2-11



https://admin.blog.fc2.com/control.php?mode=editor&process=load&eno=159#
国立公園の森1000エーカー(約405万平方メートル、東京ドーム86個分だそう)

とにかく自然に優しい環境の整った

ボックス型の別荘が点在。

camp-2-10
ハンモックで本を読んだり昼寝したり…
camp-2-05
ロッククライミングでも遊べる

壁にはなんとロッククライミングが設置してあり、

隠れ家のような遊具のような仕組みで

上のロフトベッドに行け、

それだけでも子供にとっては楽しみの一つ!




メインのベッドはキングサイズで、

天井から下ろし使います。
ちなみに室内には計大人6人寝られるベッドスペースがあります。

camp-2-04
ダイニングエリアの上にベッドがつるしてあり、夜はこれを下ろして使う仕組み


なぜかポップコーンメーカーがあったところがカナダらしい茶目っ気?



それにズーボックスの何が特別かというと、

日中、屋根にある太陽電池パネルで集めたエネルギーで

家電が全て稼働している


ところです

camp-2-02
各ズーボックスの屋根の上にソーラーパネル



充電エネルギーが足りなくなったら

屋内にある自転車のペダルを漕いで自己発電!

悪天候の冬は一応発電機で定期的に充電増やしてくれるみたいですが。

camp-2-06
バスタブの横にあるぺダル

camp-2-07
残りのエネルギーがどれくらいあるかは室内の子のバロメーターランプで表示されています。


なので当然ながら森に電線が一切ない。


お店や外灯もないので夜は真っ暗です。


薪の暖炉もあり、もちろん極寒の冬場でも利用可能。

自己発電ヒーターの備えももちろんあります。



駐車場以降は

別荘までの敷地内は森の中を徒歩移動です。

その道は砂利はなんとなく敷いてはあるものの

森は野放し状態。


私達の予約したところは駐車場から2キロあったのですが、

森の空気を吸いながらでは

それほど遠くは感じませんでした。



大きな荷物は電気自動車が運んでくれる徹底ぶり。



利用者やワーカーの森の中の移動は徒歩かマウンテンバイクか、冬はソリのみ。


施設にチェックインしたら

あとはチェックアウトまで自由なので

大自然の中ほぼ人に会うことはなかったし、

泳げる湖はプライベートビーチ状態でした!

camp-2-20



早くも紅葉が始まった山を目の前に

ビーバーのいる沼は

カヌーやカヤックし放題!

これはほんとにザ·カナダという感じで素晴らしかった!

camp-2-17
camp-2-16
camp-2-15
camp-2-18
camp-2-19



冬場は当然ながら湖が凍って

天然スケートリンクになります。


一泊$200弱(1万7000円ほど…シーズンによるのかな?)とお高めではあるのですが、

6人で泊まって割れるなら…

もしくは

カヌーやり放題なだけで元は取れるなあという計算です。



色んな種類のカエルやトンボ、キツツキ、リス、蛇は出るは出るは。

沼にはヒルもウジャウジャいました!

ブルージェイという北米生息の青い鳥(日本名アオカケスというらしい)

もバンバン飛んでおりました。


きのこが生え放題の森での散歩は

実に清々しいものです。



田舎育ちの私は

小さい頃遊びながら裏山で学んだ知識がいろいろ蘇り

懐かしい匂いだったり

感覚だったりを思い返します。


所違えど、

夫もそれは同じらしく

娘に伝えるべき昔の話をします。



暗くなると危ない、

火は熱い、

電気は作るものだ、

朝は冷える、

太陽は温かい、

月は明るい、

水は貴重だ、

棒の先は危ない、

動物は死ぬ…


人類の基本的な知識が

都会育ちの現代っ子である娘には

まだ理解できてない部分があるようです。


幼いから、なのか

普段は物質的な世界にいるからなのか、

その両方か。




先日、贈り物でトランシーバー頂いたものだから

日の出の写真を撮りに山の頂上まで行ってしまったパパと

「いつ帰ってくる?」

の通信をやり取りしていました。

電話ではなくトランシーバーです。

これも娘の非日常を楽しくさせたアイテムとなっていました。


私も妊婦だけど一日何キロ歩いてるんだ?よという

運動量が多かった3泊4日。


camp-2-12
森に囲まれて起きる朝はすがすがしい!

普段は5時前に目覚まし時計で起きている生活なので、

それがないだけでもストレスフリー!


妊婦はもちろんアルコールフリー(笑)


お茶を飲んでゆっくりしたかったのに

ティーバッグを持ってくるのを忘れてしまって

おまけに痛手のカフェインフリー(笑)でした。

camp-2-13

オレンジとレモンを持ってきていたので皮をお湯に入れてティザン?風なんちゃってティーでやり過ごした…




最終日は浴槽にお湯をため、

薬草の素を入れて温泉気分!

ここ何年もの海外シャワー生活なので

お風呂に入るのがこんなに気持ちがいいなんて忘れていました!


娘ははじめ「ママー何やってるの!?」と不思議そうに見てるだけでしたが

「たぶん(笑)入ってみたい!」

と言って(笑)服を脱ぎだし参加。

浴槽で水を貯めて遊ぶことはあっても

娘がお湯に浸かるのは

5年近くの人生、おそらく初です。


日本人の血がうずくのか、

「キモチイイ、イイニオイ!」

と片言日本語で言っていました。


パパもおいでよーと言うのですが

「俺はいいよ...」

と言うところ、

やっぱりコイツ、ガイジンやなあ(笑)と思う妻なのでした。


半身浴程度でしたがほんとに温まった感じ!




んなわけで

今回も自然の中で最高の時間を過ごしました!



帰り際に、森でマタニティーフォトを撮って、

帰り道で、恒例のりんご狩りをして家路へ。

camp-2-21



モントリオールから1時間半でいける

イースタンタウンシップスというガイドブックにも載っている観光地エリアにあるズーボックス、

超おすすめです!

https://levertendre.com/



  
 トークモアは人気上昇中の日本人講師メインオンライン英会話サイト!ワンレッスン300円~始められます!
 生徒さんのニーズに合わせた大好評ジーノレッスンはポイント 1コマ★750円★でレッスン中!詳しい講師プロフィールはこちら【注*只今育児奮闘中でレッスンお休みしてます】
スポンサーサイト



【157】図書館とのイザとコザとラック



ジーノ、本を読むのは好きな方ではありません。

基本、他人が書いた文字を見ていると眠くなるし(笑)

絶対書くほうが好きです。

まあ子育てしている近年は本を読みたくても

読む時間なんてまずないんですが(笑)



でも図書館カードは持っています。


モントリオールで大きい州立図書館(BANQ)はわりと

通勤途中の行きやすい場所にあるし

前住んでいたアパートの近くには

市立図書館の分館もあったので

2枚、図書館カードを持っています。


専ら借りるのは

旅行ガイドか旅行マップか旅行についての文化知識本です(笑)



夏のはじめにとある理由で

珍しくCDを5枚借りたんです。


借りたはいいのですが、

結局子育てと仕事の合間にゆったり聞いてる時間などなく、

返却期限が迫ってきました。


でもネットで自分のアカウントにアクセスし、

期限ボタン一つで延長できるからいいや!と思っていたら

「現在システムの不具合によってサイトが機能していません」

とウェブサイトに書かれていて大慌て。
肝心なときに便利さが最大の不便さに変わるカナダあるある(笑)


とりあえず一度ずつだけ早送りで聞いて(笑)

翌日仕事帰りにでも寄ってこよう、

と思ったら翌日はまさかの休館日


ということで、期限の日にぎりぎり返してくる羽目に。


しかもその日閉館時間2時間前に気づいたため、

夕飯前の忙しい時間に、夫に車で行かせる始末。
ブーブー言いながらも行ってくれた夫よ、ごめん、そしてありがとう。


返却は図書館前の返却マシーンにスライド挿入させるのみであるはずですが、

焦った。



すると数日後図書館から電話で

「返却された一枚のCDのジャケットの中身が入っていませんでした。2週間以内に中身の返却をお願いします。」



というではないか。

え?

急いで第三者にパシらせた罰か?


と自分を攻めつつも

絶対CDは入っていたはず、と確信がある



なぜなら

借りてきてから一度しか聞いていないし、

家のずっと同じ場所にあったのだから、

CDプレーヤーの中に入っていなけりゃ

どこに置くというのか?!!


「5枚借りたうちの他のジャケットに入っていたりしませんでしたか?」

と聞いては見たものの、

「CDは全ての中身を調べているのであったら気づきますので。」

と自信たっぷりに言われる。



家中を探したり

返しに行ってくれた夫のリュックの中も探しましたが、

ない。

どこにもない。

パシらせた夫さえ

「中見確認してなくてごめん」

と気にしている。

ギリギリでパシらせた私がどうみたって悪いんだから。


仕方ないからペナルティーなり紛失料金なり払いますよ、と

腹をくくって州立図書館に出向く。



大したCDでもなかったのに(笑)

紛失料金とシステム手数料で合計$20弱。


なにかの罰だな、と思いつつ

まあ終わったことは仕方ない出費と諦める。




数週間後。

もうこの出来事忘れた頃。

また図書館から電話。

「いいニュースです。CD見つかりました。返金しますので来館お願いします。」






は?

なになにこの踊らされてる感じは(笑)




結局、返却のチェック係のミスらしい。

電話口の人はもちろんミスした本人ではないので

謝罪なんてことはしないしね、

腹立たしいカナダあるある(笑)



返金は嬉しい、というか当然ですが、

出向くのが面倒だ。


なんだかイライラするなあ、

完全にあっちの落ち度なのに!

手数料はこっちがいただきたいくらいですよ。






一方、市立図書館の方は

去年マンションに引っ越してからかなり頻繁に借りてます。


と言っても娘の本ですが(笑)


というのはマンション目の前に

子供専用の図書館があるので、サンダル引っ掛けてちょろっと

娘と歩いて30秒で行けるのです。


受付のお姉さんとも顔見知りになりました。


夏のキッズなんちゃらコンクール(説明受けたがちゃらんぽらんの理解度(笑))とかに応募したり、

娘もいろんな本に興味を持って手に取るもんすべて借りたがります。



数日前、

市立図書館から電話。

何だ今度は?と、ドキドキしながら出ると…

「夏のキッズ(なんちゃら)コンクールのくじで娘さん当選しました!賞品を取りに来てください」


とな。
関係ないけど連絡来たのがジーノの誕生日(笑)


教育ゲームと新品の本2冊ををいただきました。


不運もあればいいこともあるものですねえ。

世の中うまくできています。






  
 トークモアは人気上昇中の日本人講師メインオンライン英会話サイト!ワンレッスン300円~始められます!
 生徒さんのニーズに合わせた大好評ジーノレッスンはポイント 1コマ★750円★でレッスン中!詳しい講師プロフィールはこちら【注*只今育児奮闘中でレッスンお休みしてます】
テーマ: 懸賞・プレゼント | ジャンル: ライフ