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メープルランドの日常

~愉快でユーモラスなバイリンガル都市生活ブログ~

【177】6歳の娘が信じている物



9月からプリスクールに通い始めてからというもの、

娘のボキャブラリーが爆発的に増え、

喋り方も周りの影響なのか

大人びた言い回しや表情や表現が飛び出してくるので

成長過程に驚く毎日です。


一歳半から5歳までの間、

少人数の託児所にずっと預けていたので

やはり学校という社会生活への切り替えは

大きなステップだったのではないかと思われます。


とは言っても!

まだまだ幼い6歳児。

彼女の感覚で、彼女の小さい世界観の中で、

「信じているもの」があり、

純粋ながらに面白く、可愛いんです。

今回はこれをリストアップしてみました。



まずはこの時期になると話題に上がってくる、

「サンタクロースの存在」


11月頃になるとソワソワして

サンタクロースへ欲しい物の絵を描いた手紙を書きます。

私が「郵便で出しておくね~」

と言って預かると決まって翌日、

「ちゃんと出してきてくれた?」

と確認を入れてきます。

イブの夜、ちゃんと寝ていないとサンタは来ない、

煙突がない家は魔法で壁から入ってくる、

と思っています。

親としてはこれはできるだけ長く信じさせてあげたいかなあとも思ってるのですが、

今年は学校で他の子から色々耳にしてくるのではないかと

少々ドキドキです。





次に、「歯の妖精の存在」です。

英語ではtooth fairy というのですが、

乳歯が抜けたら、枕の下に置いて寝ると

歯の妖精がコインに変えてくれる、

というものです。

先月、初めて下の歯がしかも二本、同日に抜けたので

早速枕の下においてコインをゲットして

「妖精が来てくれた!」と目を輝かして喜んでいました。

乳歯をまとめて保管できる乳歯ケースを日本から取り寄せ済だった母としては

妖精って微妙なんですが(笑)

まあこれもサンタクロース同様、西洋の文化の一部で

知ることになるまで信じさせてあげようではないかと(笑)



次に、「ママは約束を守る」

これは自分で言うのもなんですが、

私の努力の賜物です(笑)

娘に何かをしてほしいとき、要求するとき、

ときに強制でもやらでなければならないとき、

これを信じさせてあると

いくらか楽(なときもあるかな)です。

ママも約束を守ってるから

自分も守ろう、と思ってくれるのが狙いです。


宿題だったり、

苦手な歯磨きだったり、

部屋の片付けだったり。

日常のお約束ごととして

それをできるだけ自分の意志でさせるには、

親もかったるい日常の約束を

ちゃんと守っているところを見せるべきだと思っているので

壊れたおもちゃの修復や

また買ってくるよと約束したお気に入りのお菓子の購入や

夕食に好物の○○を作るとか、

小さなことなんですが

娘と約束してママはやる、って言ったのなら

必ずやるというところを見せておきます。

すると彼女がした私との約束は

(今のところ)頑張って守ってくれます。


夫は口先だけの約束をするときもあるので

もうすでに信頼度が薄く、見破られているようです(笑)

私は娘との約束は

今のところ時間がかかっても必ず必ず守っています。


ただ、もちろん、できない約束はしないのが鉄則です(笑)

自分のリミットを知っているからこそ、

守れる約束しかしません(笑)

そこは約束の段階でそこそこコントロールしている母ですが(笑)

娘は信じているようです。





次に、「弟に背が抜かれることはない」です。

娘と息子は5歳差ですから、

あと十何年は本当にそうなのかもしれませんね(笑)

ただ、自分のほうが歳上だからいつまでもぐんぐん背が伸びると思っていまして(笑)

それを自慢気に思っている様子。

この競争心、何なんだ(笑)

0歳児に向かって

とことん背を張り合ってるのが見ていて面白いです。




次に、「いつかパパとママは死んでしまう」

まあ嘘じゃあないですが(笑)

まだ殺さないでください(笑)

まだまだ死ねないですよ、と思っているんですが。

そもそもこれは

そんな現実的な話ではなくて、

娘がそう思っている理由がファンタジーです。

なんでも

「自分はプリンセスだから」が前提でして(笑)


童話のお姫様は大概両親がいない、または片親が病気等でなくなっていて、

継母に育てられていたりします。

そこから夢のような魔法の話が始まるっていうパターンを汲んでの、

両親の死は不可欠な要素、らしいです(笑)

でも娘にとっての身近な死が、

買っていたカタツムリが死んだ程度のものしかないので

死の意味はまだあやふやっぽいです。

逆を言えば

親が生きている限り本物のプリンセスにはなりえないと思っているのです。

酷だなあ!(笑)



次の流れで、「自分はいつかプリンスと結婚する」

これも叶うかもしれませんが(笑)

ただそんなに簡単に行かないのが人生ってことを、

それだけが選択肢でないことを、

学ばせなきゃな、と焦るのですわ(笑)

ってかプリンスって誰だよ!と突っ込みたいけど(笑)

「ママのプリンスはパパ」って言ってくるので…

プリンスのイメージとかけ離れすぎた夫の後ろ姿に、

ため息が出るような、笑いが出るような。

娘の感覚を素直に受け取れない

年月によりくすんでしまった心の私です(笑)




次に、「貯金箱にコインを貯めて家を買う」

数年前に友人夫婦に頂いた貯金箱に

道で拾ったコインや、

歯の妖精からもらったコインや、

パパのポケットの細かいお釣りやらを

機会があるたびに集めているようです。

貯めて何を買うのか聞いたら、

「お城のような家」だそうです。

またプリンセスからの流れです。

頑張ってね〜(笑)


というわけで、

娘はまだまだ幼いファンタジーの世界にいるようです。

プリンセスより北斗の拳とかが好きだったジーノには(笑)

ちょっと共感し難いところなんですが、

これもあと何年も続かないのかなと思うと

ちょっとさみしい気もします。




  
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テーマ: 子育て・育児 | ジャンル: ライフ