暖かくなってきた、と思ったらホワイトデーにまた大雪

今週末はまたまたマイナス15度以下になる予報の、春はまだまだなモントリオールです。
さて、遅くなりましたが、
ガードリー探しの第3話、最終話です。
(前回と前々回の記事はこちら→第1話、第2話)
仕事復帰まであと2週間あまりに迫った日の夕方、
夫の帰宅を待って10月に一度覗きに行ったことのあるガードリーを再見学。
アラブ系の少々怪しげ…な割に優しそうな男性がやってるところ。
前回(10月頃でした)の印象は悪くなかったけど、
公園でナンパする(される)形で速攻見学だったため、
質問事項など準備なくの訪問であり、
私自身はじめてガードリーという未知の世界へ踏み入れるということで先入観もあったし…
ちょっと免疫ができた今、
違った印象になるのかも

なにより…
この間のガードリーおばさんの電話での
「あそこはだめ!行っちゃだめ!いいガードリーではないから!」
という強い口調での忠告も気になるところ…
でもこの差し詰まったタイムリミットの中、
誰の忠告を聞き入れどこまで自分の感に頼るかは、
私達夫婦次第…
ただ、やっぱり大事な我が子を一日中預けることになるのだから、ここでの判断の間違いは考えもの…
このジレンマでプレッシャーを感じます。
泣いても笑っても見学が決まっているところはここと、
おばさんの「友達」で「オススメ」っていう徒歩15分の2箇所。
この2つがダメならまた白紙になっちゃう( ̄^ ̄)ゞ
まず一軒目…
入ってすぐに
悪魔を見た気がしたのは気のせいか?(笑)
なんでガードリーのおばさんが「あそこはだめー!」って言ったのか早くも察しがついたのだ
!!!
だって…
うちらの家族が、ガードリー探しをやり直さなきゃいけなくなったのはなにもかもコイツのせい!っていう超本人、
元アシスタントの女が…目の前に立っていたのだ。
奴は騒動から一週間もしてないのにもうこんな近場で働いていたって事実!!!
さてはあてがあって辞めたな、コイツー!

お前のせいだーーーーーーー!って心では思ってるのに、
顔では
「あらーこんにちは!元気〜?ここにいるのね〜ぇ」
なんて社交辞令満載で驚きを隠す自分が嫌いだった…
あっちも心ではどう思ってるかわからないけど、
「わあ、あえて嬉しいわ…!まだガードリー探してるの?わたしがやめたからかしら?」
ってトボケたのか?はわからないけど
ここはないな、と
私はすでに思っていたのだ。
元アシスタントの女の話だと、
「前のところ、何人も保護者から電話があって、辞めちゃうの寂しいわーって言われてたのよ〜」
って大嘘とも取れる言いよう。
そうだよ、なんで辞めたんだよ!(怒)
おばさん側の話しか聞いてなかった私達にとっては
この言い訳はかなり怪しい…!
それに
「他になにか聞いてる?」
なんて詮索するような質問を私らにぶつけてくるし…
気を利かせてか、
はたまた天然かわからないけど夫が
「前のとこは空きがなくなったってことしか聞いてないよ」
と、絶対嘘っぽく聞こえる嘘をあえて口に出したのもなんだかドキドキー!
その後その女がガードリーのおじさんにアラブ語で早口でなんか言ったのも気になるが…
知りようもない…(笑)
いやあうちら夫婦は一切悪いことしてるわけでもないんだけどねえ(笑)
突然の遭遇に、ドキドキ、ハラハラ、モヤモヤ、が止まらないわい!
とりあえず…用意してきた質問等をしてきたけど、
ここはだめだな、と思ってたからなんとなく上の空。

大通りを渡るのもよちよち危なっかしいガードリーの子供たち
二軒目、
ここはおばさんのおすすめとあってかまあ大丈夫そう…
ただねぇ…
ここのガードリーには偶然か否か…
その元アシスタントの女の子供が預けられているっていう(笑)
おばさん、これを知らないとは思えないし、
まあ子供同士には関係ないイザコザなんだろうけど…
世間は狭い…と思うべきか…?何かの策略か?(笑)
いったい誰が敵なのか味方なのか、
はたまた家族…なのか(笑)
大人同士のイザコザ…
いや、そもそもイザコザだったのかさえもうよくわからない(笑)
口数が極端に少ない夫が言った一言が妙にしっくりくる…
「ガードリーという名のマフィアだな(笑)」
どっちに転んでも裏で操ってる黒幕が同じ人物的な…
ヤクザーな組織に足を踏み入れたのかもしれない私達…
今後どうなっていくんだろ…

とりあえずここに決めて娘を通わせ始めている。
はじめの2〜3日はかなり泣いてたみたいだけど、
予想を裏切り、案外受け入れが早く
私が仕事復帰する週には
楽しそうに帰ってくるし、ガードリーのおばさんも
その日あったことをちゃんと教えてくれるので今のところ、良さげ。
何はともあれ、
土壇場の不運はなんとか乗り切ってやれやれであーる。



スポンサーサイト