ここ数週間で急に花が咲き始め
ライラックの匂いが
チャリ通勤で下り坂を駆け抜けるたび
マスクを隔てて鼻に届きます。


市場やスーパーの店頭では
ガーデニンググッズや鉢植えが並び
本当に清々しい時期のモントリオールです。
でも日陰に入ると凍えそうなくらい寒かったりするんですが、
カナダ人はこうして太陽が出て気温がちょっとでも上がると
すぐにタンクトップ、短パン
ビーチでもそんな露出しねーよ、
というツッコミたいレベルの格好で出歩くので
毎年のことながら
サメ肌野郎どもの感覚との違いを内心笑うのであります。

そんな我慢ができず大胆な性格の連中ですから、
未だに夜間の門限があり
行く先々でマスクしろ、消毒で手を洗え、
なんて言われるのは基本、嫌がっていますが、
ワクチン接種もすでにかなり第一投与は終了している人も多く、
予約はすでに18歳以上の大人はできるようになっていて
「普通の生活」へ戻れそうな希望が高まっています。
夫も先週末、朝っぱらから近くの薬局で接種してきました。
ちなみに私はまだです。
接種できるところは結構多くあって
ネットでチョチョイのちょいで予約を入れただけです。
数日熱が出たりと
副作用がひどい人もいるようですが、
夫は意外に大丈夫で
針を刺したところが少し痛かった、というくらいだったようです。
第2投与は8月末だと伝えられたそうですが
この勢いで行くと早まる可能性も。
今週発表されたケベック州政府の緩和対策予定が
なかなか希望あるものでした。
以下は在モントリオール領事館が翻訳した
ケベック政府の今後の予定です。
5月18日(火)、ルゴー州首相が規制緩和プランを発表しました。ポイントは以下のとおりです。
なお、1回目ワクチンの人口比75%接種目標の達成時期を当初の6/24から6/15に前倒しする旨、8月末までに75%以上の人々(12歳以上)が2回目接種を完了すれば、マスク規制の解除や大学、セジェップで通常の対面授業を再開していく旨も発表しました。
【5月28日】
・州内全土で夜間外出禁止令を解除。
・レストランの屋外テラス営業を許可。(ただし危険度「赤」、「オレンジ」地域では同じテーブルで大人2人+未成年の子供、又は1世帯まで)
・私邸の屋外会合を許可。ただし異世帯で8人、又は2世帯まで。
・州内他地域への移動を許可。(これまでは禁止又は自粛要請)
・大規模会場や野外スタジアムで1区画250人、全体で2500まで収容許可。
【5月31日まで】
・州内ほとんどの地域で危険度が「オレンジ」に移行。
これによって、中等教育の3〜5年生も対面授業に移行可能。
【6月11日】
・屋外バーの再開を許可。(ただし「赤」、「オレンジ」地域では同じテーブルで大人2人+未成年の子供、又は1世帯まで)
・屋外で25人までの監督付スポーツ及びレジャー活動を許可。
【6月14日】
・ほとんどの地域で危険度が「黄色」に移行。
これによって、屋外団体スポーツの再開可。同一2世帯で相互訪問を許可。
【6月18日】
州内ほとんどの地域で危険度が「みどり」に移行。
これによって、私邸で10人/3世帯までの会合を許可。室内団体スポーツを許可。
【6月25日】
・2回のワクチン接種を完了した者の間で、室内でもマスクなし、距離なし交流を許可。
・2500人までの屋外フェスティバルや野外行事を許可。
夏になるにつれてモントリオールっ子が
はしゃぐ気持ちに上乗せ



少し希望が見えたと言いたい。
日本はまだ予約の段階でもスムーズにいっていないと聞いています。
高齢者から順に、
なのにどの高齢者がネット予約が難しいと。
私自身ワクチンを100%信じているわけでもないですが、
少しでも先に進んで、
前のような普通の生活に近づきたいものです。





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