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メープルランドの日常

~愉快でユーモラスなバイリンガル都市生活ブログ~

【45】バカンス記録(リトアニア&ラトビア編)


今週は朝8度とかの日があって・・・

またまた寒さが戻ったりして体調管理がなかなか大変なモントリオールです。


この街の風物詩で、

この時期になるポプラっていう木(メスの木のみ)からでる綿毛が大量に町中飛んで、

自転車こいでいると口や鼻の穴に入るので

うざったい今日この頃。

poplar

わかりにくいですが、綿毛がいっぱい雪のように舞っているのがわかるでしょうか??



さて、前回記事の続きでバカンスの報告です。


物価の高いデンマークを出て、

WOW AIRより格安のLCC、RYANAIRにて

バルト国に入りました。


いや、やっぱりRYANAIRの航空料金は桁違いで激安ですね。

コペンハーゲンからバルト3国の一番南リトアニア共和国のカウナスという街まで、

なんと片道10ユーロ(1500円)ほどでした!!



公民館に毛が生えたくらいの規模で運営しているカウナスの空港にて

事前予約しておいたレンタカー屋さん。

リトアニア人のお兄ちゃん2人がカウンターでひっそりと待っていました。

夏のバイトなのかな?とっても若い二人。

あまり観光客が来ないためか、手続きが終わるとカウンターを閉めて家へ帰るみたいでした。


それにしても、

リトアニアは2015年からユーロ導入国になったばかりらしく、

ほかのEU国に比べると物価が超安い!!!!

コペンハーゲンから来たのでなおさらそれを感じます。

GPS、車両保険付きのレンタカー、

1週間借りて1万円8000円弱!


ホテルもけっこう街中のアクセスのいいホテルでも

30ユーロもあれば朝食付きのダブルベッドまたはツインルームでちゃんとしたホテルに泊まれます

45ユーロくらい出せばスパ付きオプションもあったり・・・

すごいなあ、この物価の安さ~



食事なんて

旅行者の多い地域のレストランで食べたって

デザート、アルコールついて、たらふく食べ、

チップ含めても二人で20ユーロくらいだもの。

フランスで同じことしたらたぶん80ユーロくらいいくね!



ただねぇ・・・・


食事に関して言わせてもらえば・・・・


全てのメニューは

ジャガイモ&ポーク

です。

その他しいて言うなら

ビーツ(赤い野菜)のスープでしょうか。


いや、

おいしいんですけどね、

毎日は

正直

飽きる!

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どの写真見ても・・・・・イモ、いも、芋、です


メニューの選び方によってはジャガイモとポークが形を変えて出てくるのですが、

やっぱりお味はなんとなく同じ。

サワークリームが添えてあるかない勘違い?程度(笑)

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いや本当においしいんですけどね・・・

毎回メニュー見てもワクワクしなくなってくるんですよ(笑)



珍しくメニューに、

「ソーセージ」

って書いてあったから頼んでみたら

「ジャガイモのソーセージ」

だった!ってくらい。

またイモじゃん、イモ!

え~~( ̄^ ̄)ゞ






それもそのはず・・・・

東ヨーロッパはまだまだ貧しい国なんかがあって、

主食がジャガイモ


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念のため、青空市場で売っていたジャガイモの値段をチェック!
でっかいバケツにこんなにいっぱい入って30~50円程度!!!消費量多いわけだ~ぁ!



仕事場の同僚であるモルダブ人4人も

ランチにいつもジャガイモのナンチャラを食べているのもそのせい。

毎日飽きないのかなあ~と正直思うのですが、

彼らにとっては

普通のことみたいで・・・


なのでリトアニアではグルメは期待しないこと

本当に安くておいしいんですが・・・


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リトアニア料理店の内装は素朴でかわいい★
一応「地○の歩き方」ガイドブックに載ってたお店なんだけど、観光客はジーノのみ・・・
地元のお客さんが一品だけ食べ生きている感じでした。
一皿2~3ユーロ(300円~450円)とかで食べられる。ビールは250mlで180円程度でした・・・!





それでも見どころはたくさんありました!

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街はかなり質素です。

走っていた市バスがあまりに昭和の匂いがして笑えた!

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まだこんなの使ってるの???って車体です。



パリとかローマとか

いわゆるヨーロッパとしてイメージするものとは違い、

しっとりと古い



でもだからこそ落ち着いていて美しかった。


それは北上してラトビア共和国に入っても同じでした。

特に世界遺産の街、首都のリガはかなり素敵

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背の高い建物があまりないので高い塔から街を見渡すと

本当に絵を見ているようです。

首都なのに規模が小さく徒歩でぶらりと回れます。



そして、

都市間はな~んにもない。

何時間走っても

タンポポ畑か菜の花がず~っと続いています。

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観光客もかなり少ないんで

ゆっくり街歩きが楽しめるのはいいところ。



そのかわり、

英語があまり通じません!!!!!


観光案内所や観光スポット付近のレストランはまあなんとか通じますが、

小さいホテルはまるきり通じなくて・・・・(笑)

正直びっくり。

HELLOくらい言ってみようよ、というくらいのレベルでした\(//∇//)\


でも親切は親切だし、ちゃんと仕事はするんで(ここ大事

なんとか伝えようとがんばってくれるんですが、

とあるホテル滞在では

あまりに通じないので英語を話す友達にオーナーが電話して訳してもらってた・・・

ただその電話の向こうの人も

あまりしゃべれるとは言えない英語レベル

でもとっても一生懸命で感動しました。(生徒の皆さんも、単語力文法力うんぬんよりやっぱり伝えよう!って気持ちが大切ですよ!!)



観光客というとロシア人の数が多いので、ロシア語で話しかけられたりするのは面白かった。

いや、どう見てもアジア人な顔だちのジーノですが、

ロシアには中国系ロシア人もいるので、

彼らだと思われたんだと思うんだけど(笑)



まあとにかく、

黒人さんはほぼ見当たらないし、

アジア人もほぼ見なかったなあ。

だから逆にリトアニア人、ラトビア人に珍しがわれて

街中の至る所で凝視された1週間でした(笑)

カナダではほぼない事なので、新鮮で面白かった!



あとね、もう一つ!

東ヨーロッパ全体に言えることだけど、

人々に笑顔がない


これ本当です!!


いわゆる東欧美人っていっぱいいるんですが、

個人的に

笑顔がないと

美しいと思えなかった~のが本音・・・・


面白いくらいにみんな微笑みません!!



愛想笑いがないってこんなにコミュニケーションに支障が出るのを思い知らされた・・・



日本人は愛想笑いというか、

意味もなく笑ったりするんで外国人に誤解されやすいんで、

それもどうかと思いますが・・・


東ヨーロッパ人は

こっちが自然な笑顔で会話しようとしても、

結構無駄です(笑)

顔の筋肉が慣れてないみたいですね。

とっても真面目っていう印象。




途中、あまりにも古い(2003年からアップデートされていなかった)GPSのせいで遠回りさせられたりもしましたが・・・・

長年行きたかった十字架の丘や、

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湖に浮かぶお城、トラカイ城に行ってみたり、

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ローカル青空市場でお花屋さんを見たり、フルーツを買い込んでみたり、

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世界遺産のロシア国境200メートルの位置にあるクルシュー砂丘で思わぬ大きな虹に遭遇したり、

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1週間と短いながらもとてもゆったりした観光となりました(#^.^#)大満足!




やっぱり現地に行って歩いてみるといろいろなことを考えます。

同じ時代に生きているのに

日本の生活とはまるで違った世界がそこにあり、

街角でみる木の葉の舞をみているのが

世界中で自分たった一人であるってことに気づくと

なんかだ得した気分。

せかせか日本で生活していたころがなんだか夢の中の様。

日本にいるときは逆にヨーロッパの街角が夢の国の話だったのに・・・不思議です。



こちらはバルト海に沈むとっておきの夕日

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リトアニアの細長い半島にあるニダという街の広いビーチには

5人くらいしかいなくて、

本当に宝物のような時間でした。

無言でこれを眺めてこの日一日を終えたのです。

こんな贅沢なかなかないよな~と実感した旅でした!!!



  
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