メープルランドの日常

~愉快でユーモラスなバイリンガル都市生活ブログ~

【46】只今、ラマダン中です


今週は一気に気温が上がって意外と湿気が多く、

朝でもチャリ通少々汗ばむモントリオールです。

今週末は文字通り「暑く」日中は30度近かった~~


しかも日照時間が長い季節に入っているので、

実は夏場、夜9時半ごろまで太陽が出ているのですね、この街




今日は職場の同僚のお話。


以前のブログ記事でもお伝えしてますが、

(カナダ全体に言えることですが)うちの会社には世界各国出身の同僚が集まっていまして、

その中でもいろんな意味で”濃い”のが

モロッコ人の連中です。


ちょっと感情的になると、アラブ語飛び出すけど(笑)

モロッコの第2言語はフランス語ですから、

みんな流暢にフランス語話す生粋バイリンガルの連中です。
彼らを連中呼ばわりするのは、モロッコ人っていうだけでめっちゃ仲間意識が強いから!



彼らはみんないろんな意味で頑固ですが(笑)

ほんとに明るくて、いい人たちでみんな大好き!



そんな彼らがここ2週間、元気じゃないんですね~~ぇ
(T_T)



それもそのはず、


今月初めから

彼らは

「ラマダン」

に入ったからです。



ラマダンとは、

イスラム教徒の断食のこと。


イスラム暦による9番目の月のことっをラマダンっていうので、

私たちに馴染みのある太陽暦とはずれ、毎年違う時期に約1カ月、

日の出から日没まで食べ物と飲み物を一切口にしない

という「食」を「断つ」ってもの。


人によっては「つば」さえ飲まないそうです



もちろん、

病気中の人、妊娠中の人、子供(月経前の女子、初射精経験前の男子)、老人

旅行中で飛行機の中など現時間がわからない状態の人、

などはやらないみたいなんですが。



歴史の教科書に載ってたりして、

耳にしたことはあるけれど、

実際やってる人を見たのは

2007年、エジプトに一人旅したとき


ramadan02
エジプトの旅での早朝モスクで座ってみるジーノ(2007年)



ちょうどラマダンの時期で、

レストランはおろか、店も開いてないし、

クソ暑いのにノースリーブとか肌を露出していると

旅行者でもおっさんたちに真剣に怒られたり・・・

でもこのラマダンのおかげでこれまでで一番素晴らしかった旅行だったのも事実。



なぜなら、

ガイドブックに載ってる地を観光するっていうより

ローカル文化を実体験でき、現地人との交流度がハンパなく高かったから



日没(この年エジプトでは夕方6半時ころでした)になるとみんな本当に本当にうれしそうに、

盛りだくさん料理して、

外で食事!

旅行中の私でも呼び止めて一緒に食べよう!!って地元の方が誘ってくれたんです


ramadan01
エジプトへ旅行でラマダン中の夕食に道端で招かれたとき(2007年)



そんでもって夜のほうがみんな活動的。

普通の時期に旅行行くよりラマダンならではのホスピタリティー精神がハンパなかった!!

もう毎日お祭りみたいな気分でした。




ところが

同じラマダンでも、所変われば・・・・いろんな不便が出てくるんですね~


ここモントリオールにもたくさんのイスラム教徒いますが、

自分の国より日没時間遅かったり、

日の出が早かったりしてね、


今年のラマダンは夏場なので、


うちの同僚たちは実際

毎朝3時半ころ起きてご飯を食べ

夜の8時半まで水さえ飲まない
のだから、

気温が上がってきた今週は本当につらいはず!!



そんなわけですが、

彼らはこの「試練」にめげずに立ち向かっています。
(まあたまにラマダンだから~っていって早退するときもあるけど(笑))



イスラム教徒でもいろいろいて、

毎日メッカに向かって5回のお祈りしない人もいれば、

携帯のアラームかけて仕事中でもお祈りの時間を取る人もいるし、

お酒飲む人もいれば

タバコ吸う人もいるし、

ってことで、

このラマダンの時期にはタバコもお酒もSEXも禁止。



断食することで、

空腹を経験して飢えた人への共感を育む事が目的らしいんだけど、

それ以外にも

体と頭を空っぽにして

精神を清めると健康にいいんだって



働き者でジーノも大好きな同僚のアナス君も

数か月前からラマダンを「楽しみ」にさえしていたのです。

バカンスはラマダンが終わってから取ろう、

ラマダンがあるから今月はあまり予定を立ててないだ、とか

彼らの生活がラマダン中心で動いていることがうかがえる。



私が興味があるんだと言ってラマダンの話をするととっても熱心に教えてくれるし、

「君もやってみるべきだよ!」

って勧めたりもする。


イスラム教でなくても参加はできるらしいんだけどね。

実際同僚のアブラダックさんっておじさんはフランス人女性の妻がいるんだけど、

ラマダンは妻もやるんだそうだ。

でもやっぱり午後になるとエネルギーなく顔に血の気のなくなってくる彼らを見ると

1ヵ月もやる気にはならないんだけどね、私は(笑)


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こちらはモロッコに一人旅したときの市場の様子。今でも匂いを覚えていて写真を見るだけでまた行きたくなる土地です。



とにかく、

あと1週間半くらいで終わるっていえば終わるので、

早くモロッコのミントティーがたらふく飲めるといいね!


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ジーノ家のモロッコティーセット★砂糖いっぱい入れて飲むのがコツ。体力回復にはもってこいです。


それまでもうちょっと!

がんばれモロッコ人たち!!!

っと毎日思うのでした。


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モントリオールにあるとあるアラブグッズのお店。たまに出入りして雰囲気だけでも味わいに行きます。やぱりアラビアンランプのセクションは魅惑の世界!




  
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