同僚のある男の子が、
朝の挨拶するたびに実はジーノに
ウィンク

していた、という事実に最近気づきました・・・(笑)
いや~
カナダ人のウィンクに深い意味はないんだけど・・・(笑)
この一年、
ただ顔が引きつる癖があるってだけかと思てたんだよね~

ごめん、ごめん気づかなくって・・・
こんな風に
毎日新たな発見があったりする鈍感なジーノです。
さて、今週末は
ここモントリオールで




毎年開催される北米でも最大級の大きなパレードです。
まあまあきわどい格好した人たちもいますが、


なんだか毎年さわやかなイベントです。
最近お隣

同性婚を全州で認めると連邦最高裁が認め、話題になったのは記憶に新しいところ。
でも

実に2003年とかから合法化されている権利であって、
アメリカがいまさら騒いでいるのを横目に苦笑していたくらいのカナダ人


何をいまさら・・・ってなかんじで(笑)
そんなわけで、
カナダのゲイ・レズビアン・バイセクシュアル・トランスジェンダー事情と言ったら
事情ってなもんでもないんです。
彼らはマイノリティーだなんてみじんも思っていませんから(笑)
モントリオールは特に
芸術肌の人たちも多く住んでいるためか、
たくさんいます。
見た目や話し方でわかる人もわからない人も。
なので
出会った人が
ゲイだった、
と分かっても
驚く人なんてほとんどいませんし、
カナダ人にとっては普通のことです。
話の中で男の子が「僕のボーイフレンドがね~・・・」って言っても
え、なんだって?って二度聞きする人は皆無ですね。(笑)
なので、
世間話中に
「Do you have a girlfriend?」 とか 「Do you have a boyfriend?」
って限定で聞くのは逆に失礼だったりするので、
「Do you have someone special in your life?」
(誰か特別な恋人はいるの?)
とか
「Are you dating someone?」
(誰かと付き合ってるの?)
ってどっちにもとれる言い方のほうをよく使いますし、無難です。
ジーノが移民するときに
【カナダに移民するにあたって署名する重要な書類】の中の大切な部分にも
「あらゆる人種、セクシュアリティー、マイノリティーとも平和に共に生きていく」
ことに
同意しないと移民できないという一文があったのを覚えています。
なので基本的にカナダに住む人は
ゲイであろうがなかろうが
ひとりの人間であるということと何ら変わりがない
と思っているのです。
なのでゲイパレードも毎年かなりの盛り上がり様。

小さな子供もどんどん参加してますし、
みんな堂々と参加していますし。
色眼鏡で見る人はいないですね・・・
今年6月に起こったアメリカ・フロリダ州のゲイナイトクラブの襲撃事件なんて
カナダ人には
え~
先進国なのにまだそんなことが起こるの





ってな反応でした。

モントリオールには
ゲイ・ビラージュと呼ばれる地域があり、
その周辺にはたくさんの同性愛者たちが暮らしていたり、
それ系のお店やナイトクラブがひしめき合っています。
年配のゲイカップルも手をつないで仲睦まじく歩いてる姿は
微笑ましいものです。
道の真ん中で熱いキスをしているおっさんとおっさんが居たりも
日常茶飯事。
夏には歩行者天国になるので
日中も夜もビラージュはパーティーの雰囲気。


もちろんいろんな事情でここに集まってくる人もいるし、
自分のセクシュアリティーに悩みつつ足を運ぶ人もいるし、
でも誰もが思考的にとってもオープンなので、
ビラージュは歩いてるだけで、人生の自由を感じます

この周辺の地下鉄の駅や銀行なんかも
LGBTのシンボルであるレインボーで飾ってあったりと
普通に受け入れている感、権利をサポートしている感がハンパないのです。
なのでモントリオールは特にゲイ・レズビアンの人たちにはとっても暮らしやすい街。
自分が自分でいられる場所らしいです。
以前モントリオールに来たばかりの頃
ジーノが
日本の知ってるかわからないけど静岡ってところ出身だよ~
とパーティーで会ったばかりのゲイの男の子に言うと、
「え、え、静岡ってあの2007年のミスユニバースの出身の街でしょ!!!!」



って目をキラキラさせて「静岡」に飛びついていた子がいました。
富士山のことは知らないのにミスユニバースで静岡を記憶しているなんて・・・・(笑)
かなり驚きでしたが、
彼は女の子以上に
ファッション誌を研究して美容について詳しいので、
女である私は
そのミスユニバースの子の名前もうろ覚えだったし・・・
なんだか申し訳ない気持ちにさえなったのを覚えています(笑)


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