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メープルランドの日常

~愉快でユーモラスなバイリンガル都市生活ブログ~

【63】ジーノ的空港内の無駄な施設



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先日、

日本からの客人をお出迎えにトロントの空港まで行ったときのこと。【滞在記は前回の記事より

ずいぶん早めについてしまったため、

空港内でぶらぶら。



こんなによく旅をするジーノでも

実は飛行機は大の苦手で、

乱気流とかあると毎回「死ぬ~~~~~!」。゚(゚´Д`゚)゚。という覚悟で乗っていますが、

空港自体は大好き。



これから旅に出る人、

お出迎えに待ち構えている人、

遠距離恋愛の恋人たちの再会、

フライトまでのんびりカフェで新聞読む人、

いったい何をそんなに買い込んだんだい?って感じの大荷物の人、

颯爽とフロアを滑るスマートなビジネスマン&ビジネスウーマン・・・



それぞれが

それぞれの目的で

そこにいる感じ。



時々

大スターか有名人の到着で

辺りが騒然になったり・・・・



いろんなリアリティードラマを見るべく

ドラマが繰り広げられていて、

その人間観察が面白いからです。



トロントの空港はそこまで大きくないし

その週は「トロント国際映画祭」「ホッケーのワールドカップ」

もあったので

誰かセレブが現れるんじゃないかと期待していた割には

あまり混んでいなかったので

本当に今回はぶらぶら。



現地に住んでいると

「お土産屋さん」さえも

カナダとは名ばかりのくだらね~ぇグッズをこんな値段でよう売ってやがるぜぃ!

なんて思えてきたりもします(笑)


そんな中、

暇を持て余してしまったので、

ブログネタでも探そうか~なんて



そこで、

ひとりごとではありますが・・・

ジーノ的に空港内でかなり無駄だと思われる施設を2つほど紹介。



皆さんはどう思いますか??



まず、

フィットネスジム


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誰が利用するねん!?

ってツッコミを入れたくなる施設。



まあフライトアテンダント、パイロットが次のフライト勤務までに利用するとか、

乗り継ぎ便まで時間がありすぎるから

それまで少しでも筋トレ、筋肉づくりを・・・とか

そういうことだと思うけど~ぉ。


本当に要るんですか?需要があるんですか?

って聞きたい。



なんだかかなり無駄な気がしてならない


まあスパとかマッサージ施設ならわかるんだけどね、少し。

長いフライトのあとでのリラクゼーション的な。

でもジムはどうかな?必要かな?

とか思ったりして。




もう一つは


花屋

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まあお出迎えにお花を持って・・・

って人、

確かに居ます。



特に

インド系の家族総出で到着またはお出迎えする方々・・・


必ずってほど

バラの花束買ってますね。

文化ですかね、たぶん。



空港で花を見ると

もう十数年前になるかな、

スリランカ(←確かにインド系)に旅行した時のことを必ず思い出します。


中学生の時から英語で文通していた同い年のスリランカ人の女の子、

マルカちゃんに初めて会いに行った旅。


当時Wifiとかなかったから、

出発前に伝えてあったフライトナンバーと、

到着時刻だけで

果たして空港でお互いを見つけられるのか不安だった。

1時間してもマルカらしき人は現れないから、

かろうじて開いていたコンビニみたいな薄暗い店で、

得体のしれない変なお菓子を買って小銭を作り、

公衆電話から電話したっけ。



市外局番なのんか何なのかわからん番号をなんとか打ってね・・・(笑)


通じたのは奇跡(笑)


おっちょこちょいのマルカは

私の到着時間、

22時を

午後10時

じゃなくて、

午前12時(つまり深夜0時)

と間違えてたみたいで。(「2」しか合ってないじゃん!!笑)

電話で初めて気づいて、

まだ家にいたみたいでそこから1時間かけて車で来てくれましたが、

待ってたあたしは結局3時間近く待ってることに。

もう深夜で人もいないスリランカの空港で、

完全に不審者は私ですがな(笑)


でマルカが一人で来るのかと思ったら、

親戚の人とか近所の人とか大行列で

ビッグバンで10人くらいで現れた!



そして大きなバラの花束を渡されてお出迎え!

今思えば、

確かに彼女にとっては私が想像するよりもはるかに

日本人がスリランカに来るなんて大おおごとだったに違いない。


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スリランカの世界遺産、シギリヤ・ロックにてマルカと。(2004年)


その時のバラの花、

嬉しかったけど正直

いらね~~~ぇ!

って思ったのは私だけ?(笑)



旅行中どうしろっていうんだい?

ってかんじで。

持って帰るわけにもいかないし。

なかなか枯れないので

私が滞在した10日間のあともマルカの部屋に飾ってあったわい。

私が手にしたのは空港でのほんの何十秒かだけ・・・


そのバラの花を思い出すのです。



無駄だ、

嬉しいけど、

無駄だ。


やさぐれ物の独り言ですが。(笑)


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マルカと彼女のママ。とっても仲がいい親子

それ以来マルカとは会っていませんが、

今は寿司職人の旦那さんとオーストラリアに移住して幸せに暮らしています。

いつか遊びに来てね~って言われてるので

その時はきっとまたバラの花束を持ってくるに違いない(笑)


でも何かしたくなっちゃうんだよね、

誰かが遠くの国からわざわざやって来てくれるって

やっぱりうれしいから。





  
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